【新型コロナウイルス】休校中の中学生が今すべき家庭学習とは?

中学生

新型コロナウイルスの影響で、2020年の新年度は休校になっている中学校も多いですね。始業式のみ登校し、その後は家庭学習の日々を送っている中学生も多いのではないでしょうか?

これまでに経験したことのない事態に、子どもたちはもちろん、保護者も家庭学習に対して、何を目標にどんなことを学習すればよいのか、悩んでいる方も多いと思います。

そこで、今回の記事では

休校中の中学生が今すべき「家庭学習内容」

について解説します。

学校からの指示が少なくて困っている場合などに参考にしてください

※なお、この記事で扱う中学生とは、公立中学校へ通う中学生を指します。

家庭学習ですべきの内容

いざ、「家庭学習をしてください」と学校の先生に言われても、夏休みと違って十分な課題や指示が出ていない学校も多いと思います。

そこで、そんな中学生を含めて、今家庭学習で何を勉強すべきかをまとめてみました!

  1. まずは学校から出された家庭学習用の課題
  2. 学習塾に通っている場合は、学習塾の課題
  3. とにかく前学年の復習
  4. それでも時間がある人は新学年の予習

ざっと上記の通りです。

それぞれ、具体的に説明します。

※ただし、この記事は2020年4月11日現在の状況です。5月7日に緊急事態宣言が解かれ、学校が再開され、1学期中間テストがあることを想定して書いています。状況によっては1学期中間テストは未実施の可能性もあると思います。

家庭学習① ▶学校から出された家庭学習用の課題

学校で家庭学習用に課題が出されているなら、当然ですがまずはこれから始めます。

内容は、私の予想では前学年の復習の内容でしょう。というのは、新しい学年が始まっても、授業を行っていないわけですから新学年の内容を課題で出すわけにはいきません。ですから、学校の先生は全学年の内容から課題を渡しているはずです。

例えば、

  • 学校のワークをもう一度ノートに解かせる。
  • 教科書の章末問題をノートに解かせる。

などでしょう…

ただし、注意してほしいことは、

この課題の内容が、中間テストの試験範囲に含まれる可能性が極めて高いということです。

仮にゴールデンウィーク明けに学校が再開されたとして、中間テストまでの授業の回数はほとんどありません。

そうなると、中間テストを遅らせるか、または中間テストの試験範囲に前学年の内容を含めるしか方法はありません。

というわけで、学校から家庭学習用に課題が出されている場合、それを中間テストの試験勉強だという意識で取り組む必要があります。

ただ課題に取り組むだけでなく、丸付けやり直し、暗記など、中間テストを想定してやり込むことをおすすめします。

※追記
2020年4月10日に、「文科省が臨時休校中の家庭学習を評価対象にできる見解を示す」との記事が出ていました。

家庭学習② ▶学習塾に通っている場合は、学習塾の課題

次に、学習塾に通っている場合です。

学習塾から家庭学習用に課題が出ているなら、それは塾の先生が1学期中間テストを想定して準備してくれている可能性が高いです。ですので、ありがたい課題だと思って取り組みましょう。

特に、学校と違って学習塾の場合、学校が再開された後に学ぶ内容を予習として盛り込まれている場合があります。解き方についての資料が配布されている場合もありますので、中間テストに向けた対策としては有効ではないでしょうか。

また、動画解説などを配信している学習塾の場合は、是非活用することをおすすめします。

学習塾の課題は、新学年の予習も含まれている可能性があるんだ。

学習塾の課題も学校が休校の今は大切です。有効活用してくださいね。

家庭学習③ ▶とにかく前学年の復習

学習塾に通っていない場合は、どうすればいいの?

学習塾に通っていない場合、新学年の内容が心配ですね。

結論からお話しすると、

無理に新学年の予習をしようとせず、既に学んだ前学年の内容を復習しましょう。

まだ学校で習っていない内容を自力で学ぶ必要はありません。

学校の先生も、緊急事態宣言が出され学校が休校している状況で、そんなことを子どもたちに求めているはずがありません。ですから、過度に新学年の学習内容や中間テストを心配して無理に予習する必要はありません。

教育熱心な保護者の中には、家庭教師をつけてこの機会に他の子よりも先々勉強させる方もいると思います。

しかし、勉強というのは予習したからといって中間テストで高得点が取れるほど、単純なものではありません。適時に適量の勉強をすることが大切です。

また、学校の定期テストは、基本的には学校の授業で学んだ範囲からしか出題されません。予習をしたところで、テスト範囲に含まれない可能性もあるわけですから焦って先々まで予習することが賢明とは、個人的には思えません。

だから、

周りに家庭教師などをつけて予習をさせている同級生がいても、あまり心配しないでください。

それよりも、学校で出された課題や、前学年の復習をしっかりさせてください。

学校のワークや問題集で構いません。もし、これといった問題集が無い場合は、市販の問題集でも安くていいものがありますので、そちらを購入されてもいいと思います。

問題集を購入される場合は、教科書の出版社のものを選びましょう。

家庭学習④ ▶それでも時間がある人は、新学年の予習を

「前学年の復習を!」

と呼びかけてきましたが、中には「復習はもう十分だ、新学年の予習がしたい!」という人もいるでしょう。そんな、余裕がある中学生は是非新学年の予習をしてみましょう。教科書を読んでみたり、新しい問題集を買って進めてみるのもいいでしょう。

ここでは、長年中学生を指導してきた私だから分かる、新学期の予想学習範囲をご紹介します。

新学年の予想 ▶数学

3学期の途中で休校になった影響で、前学年の教科書の内容が終わっていない学校がほとんどでしょう。

ですので、予習をするならまずは前学年の3学期の内容の続きからです。それが終わったら、新学年の教科書の頭から予習をしていくとよいでしょう。

新学年の予想 ▶英語

英語は、新学年の教科書の頭から学習するのが通例です。ですので、基本的には教科書の頭から予習しましょう。

教科書にもよりますが、教科書の最初の単元は前学年の最後の単元の復習である場合が多いので、予習しやすいと思います。例えば、三省堂のニュークラウンという教科書の場合、2年生の最初の単元は、1年生の最後の単元と同じ「一般動詞の過去形」を学びます。

新学年の予想 ▶理科

学校や担当の先生によって、扱う単元の順番がバラバラです。

1年生の場合は、大体教科書の頭(植物の単元)からスタートしますが、2年生や3年生は予測不可です(苦笑)

また、今の状況を踏まえると、例年と違った順番で授業を行う可能性も高いことから、やはりそこまでピンポイントに範囲を絞って予習をするのは難しいと思います。ですので、教科書を全体的に眺めることをおすすめします。

新学年の予想 ▶社会

現在の多くの中学校で取り入れられている学習順序が、1年生と2年生で地理と歴史を学び、3年生で公民を学ぶ、というものです。

3学期の期末テストの後に、社会の授業で何を学習したか、ノートを見てみましょう。その続きを予習すればいい訳です。

地理を学んでいる学校や歴史を学んでいる学校など、学校や学年でバラバラです。もし分からなければ、クラスの友達に聞いてみてもいいかもしれませんね。社会は基本的に暗記教科ですから、範囲さえ分かれば、教科書があれば自分で学びやすい教科だと思います。

新学年の予想 ▶国語

ほとんどの先生が、1学期のスタートは教科書の最初の単元からですが、今年に限っては分かりません。

ですので、中間テストの範囲を予想することは困難です。年間を通して見れば、必ず扱う単元というのはありますが、それが1学期中間テストの範囲になるかどうかは分かりません。

あえて予習をするなら漢字のワーク、漢字のドリルの冒頭でしょうか?

毎回の定期テストで漢字ドリルからも範囲が指定され、20問ほど出題される学校なら、漢字ドリルを予習するのもいいかもしれません。

いずれにしても、国語は予習しづらい教科ですし、個人的にはまったく予習しなくてもいいと思います。

新中3は、今こそ1、2年生の復習を!

新中3にとっては、1年後の高校受験に対する不安もあると思います。

学習の恐れが高校受験へ及ぼす影響を心配されている保護者も多いことでしょう。これまで頼りにしていた学習塾が休校になると、不安はいっそう高まります。

私個人的な意見としては、3年生の学習内容は夏期講習や冬期講習のカリキュラムにしわ寄せがくると予想しています。これは仕方のないことです。

逆算すれば、今年の3年生の夏期講習では1、2年生の復習をするカリキュラムが削られる恐れがあります。

ということは、

新中3は、今こそ1、2年生の復習をしておくべきなのです

といっても、受験用の問題集がないという中学生も多いでしょう。そんな中学生は1、2年生の教科書を引っ張り出して読み直すだけでも構いません。

頭に入れておくべきことは、

今年の中3は学習塾で1、2年生の復習する授業が例年より減るということです。

受験用の市販の問題集を購入される場合は、別の記事で紹介していますので、そちらを参考にしてみてください

まとめ

ということで、新型コロナウイルスに伴う家庭学習期間の今、中学生の皆さんがすべき学習内容についてお話ししました。

まとめると、

  • 予習よりも復習を!
  • 新中3は1、2年生の復習を!

というのが、個人的な意見です。

学校や先生によって対応も違いますから、あくまで一塾講師の意見として参考にしてください。

ただし、全国的な休校措置の中で、教育現場では例年とは違う対応が間違いなく取られるはずです。そんな時、今できることをしておくことが大切です。

特に、受験生である新中3にとっては、情報を集めることに注力してください。今後、来年度の受験に関する重要な情報が国や自治体から発信される可能性もあります。

私も一教育者という立場から、塾生だけでなく読者の皆さんに有意義な情報を発信していけたらと思います。

最後に、子どもたちには健康第一に、この時期を有意義に過ごしてもらえたらと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました