数的処理の独学は難しい?勉強法・おすすめ問題集・通信講座までプロが徹底解説

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大学生
数的処理を独学で勉強したい人

数的処理を勉強したいけれど、独学でもできるのかな…。
難しそうだけど、高校の数学とは何が違うんだろう?
独学での勉強法とおすすめの問題集を教えてください。

このような疑問にお答えします。

この記事の内容

この記事を書いている筆者は、家庭教師として公務員試験対策を20年間担当し、これまでに100人以上の高校生・大学生・社会人に数的処理を指導してきました。

この記事では、そんな筆者の経験を踏まえて、数的処理を独学でマスターするための勉強法を解説します。また、実際の指導で使っている「独学におすすめの問題集」も紹介します。

数的処理が苦手な人へ

短期間でマスターしたいなら、問題集よりも通信講座の方が効率的です。

特に「独学だと理解が進まない」「忙しくて勉強時間が取れない」という人は、通信講座の方が圧倒的にラクです。

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【初心者向け】数的処理が難しい理由


数的処理を初めて勉強する人の多くが、次のような疑問を抱えています。

中学生
数的処理の初学者
  • 数学は苦手じゃないのに、数的処理だけ理解できない…
  • 高校数学と何が違うの?
  • 独学でも本当にできるの?

こうした不安を解消するために、まずは数的処理の全体像を整理しておきます。

※とりあえず、おすすめの問題集を知りたい方は「【数的処理】独学での勉強法【おすすめ問題集も紹介】」までジャンプしてください。

数的処理の試験内容

数的処理は、次の3つの分野で構成されています。

  • 判断推理(命題、論理、順序、嘘つき問題など)
  • 数的推理(中学受験の算数+中学・高校数学)
  • 資料解釈(グラフ・表を読み取り、正誤を判断する問題)

一見すると数学の試験のように見えますが、実際には数学だけでは解けない問題が多いのが特徴です。

分野別の問題構成

  • 判断推理:論理的思考や特殊な解法が必要
  • 数的推理:中学受験で扱う「特殊算」を使う
  • 資料解釈:近似値や“数学的でない解法”で素早く判断する

このように、数的処理は学校で習わない解法が多く、初学者がつまずきやすい理由はここにあります。

数的処理が難しいと言われる理由

数的処理には、算数・数学だけでなく、クイズに近い問題や資料分析の問題も含まれています。
そのため、数学の延長線上で解こうとすると、うまくいかないケースが多いのです。

実際、筆者の指導経験でも、「数学の解き方で挑んで失敗する受験生」を何度も見てきました。

では、なぜここまで多くの受験生が苦戦するのでしょうか。

【分野別】数的処理が難しい理由

  • 判断推理:論理的思考+特殊な解法が必要
  • 数的推理:中学受験の特殊算(つるかめ算・旅人算など)を使う
  • 資料解釈:近似値や“数学的でない解法”で素早く判断する必要がある

一言でまとめると、「学校で習わない解き方が必要だから」。
これが、数的処理が難しいと言われる最大の理由です。

ここからは、それぞれの分野について詳しく解説していきます。

判断推理:「論理的思考」と「特殊な解法」が必要だから

判断推理では、「嘘つき問題」や「位置関係の問題」など、クイズに近いタイプの問題が出題されます。

一見すると数学の問題のように見えますが、実際には 数学の解き方では太刀打ちできません。

三段論法や対応表、複雑な図形を使って論理的に答えを導くなど、学校では習わない解法が必要になります。

初めて数的処理を勉強する人は、まずこの“論理的に考える力”“特殊な解法”を理解するところからスタートする必要があります。

数的推理:「中学受験の特殊算」が必要だから

数的推理の問題には、中学受験で扱う算数の問題が多く含まれています。
そして、これらを解くためには特殊算と呼ばれる独特の解法が欠かせません。

特殊算は学校の教科書には載っていないため、中学受験を経験していない人にとっては馴染みがありません。

数的推理でよく出る特殊算の例

  • つるかめ算
  • 旅人算
  • 流水算
  • 和差算

これらの解法は、方程式を使わず、図や表を使って答えを導くのが特徴です。

問題集の解説を読んで「なぜこんな解き方をするの?」と感じたことがあるなら、それは特殊算の解法である可能性が高いです。

資料解釈:「資料分析力」と「数学的でない解法」が必要だから

資料解釈では、グラフや表を読み取り、選択肢の中から正しい答えを選びます。
このとき必要なのは、数学の計算力よりも資料を素早く分析する力です。

時間短縮のために「近似値(およその数)」を使ったり、あえて足し算で計算するなど、数学とは異なる解法を使うことが多いです。

重要なのは、正確な計算よりも、素早く判断できるかどうか。

資料解釈は、まさに数的処理ならではの“数学的でない解法”が求められる分野です。

【数的処理】独学での勉強法【おすすめ問題集も紹介】

数的処理を勉強する多くの方が、公務員試験や教員採用試験などの就職試験を目指しています。

ここでは、筆者が20年間の指導経験の中で実際に使ってきた「最短で身につく独学法」を紹介します。
あわせて、独学に最適な問題集も厳選して紹介します。

独学での勉強法【3ステップ】

  • ステップ①:過去問で傾向を知る
  • ステップ②:問題集で類題を解く
  • ステップ③:過去問をマスターする

まずは全体像をつかんでから、各ステップを詳しく見ていきましょう。

ステップ①:過去問で傾向を知る

公務員試験や教員採用試験は、都道府県によって出題傾向が異なります。
しかし、直近数年分の過去問を解くと、必ず“よく出る問題”が見えてきます。

まずは受験する自治体の過去問を数年分解き、

  • どの分野が多いか
  • どんな問題が繰り返し出ているか

を把握しましょう。

過去問:ネット上で入手できることも

公務員試験や教員採用試験の過去問は、自治体の公式サイトで公開されていることがあります。
書店で購入する前に、一度ネットで確認してみましょう。
※ただし、ネット公開の過去問は「問題+模範解答のみ」で、解説がないことが多いです。

おすすめ過去問題集:実務教育出版「合格の500/合格の350」

全国の過去問から頻出問題だけを集めた問題集で、出題傾向をつかむには最適な1冊です。

ステップ②:問題集で類題を解く

ステップ①で傾向をつかんだら、次は問題集で類題を解いていきます。
本番で出る可能性が高い問題から順に、効率よく解き方を身につける段階です。

ここでは、

  • 各単元のポイントがまとまっている
  • 解説が丁寧

参考書タイプの問題集を使うのがおすすめです。

公務員試験や教員採用試験は、約7割正解できれば合格圏内と言われています。すべてを完璧にする必要はありません。ステップ①→②の順に効率よく進めることが、合格への最短ルートです。

参考書タイプのおすすめ問題集2選

  • おすすめ問題集①:(株)東京リーガルマインド「畑中敦子シリーズ」
  • おすすめ問題集②:公務員試験予備校EYE「イッキに攻略!判断推理・数的推理」

おすすめ問題集①:(株)東京リーガルマインド「畑中敦子シリーズ」

初めて数的処理を勉強する人に最もおすすめなのが、通称「ワニ本」。
数的処理の王道問題集で、筆者も20年間使い続けている愛用シリーズです。

独学で勉強するなら、この3冊で基礎〜応用まで一通りカバーできます。

おすすめ問題集②:公務員試験予備校EYE「イッキに攻略!判断推理・数的推理」

「過去問をメインにしつつ、補助教材として1冊だけ使いたい」そんな人に最適なのがこの1冊。

コンパクトなのに内容が充実しており、解説も分かりやすいのが特徴です。

ワニ本を3冊解く時間がない人は、この1冊にポイントがまとまっているので効率的です。

ステップ③:過去問をマスターする

ステップ②で類題を鍛えたら、再び過去問に戻ります。
ここでは“解けるまで繰り返す”ことが重要です。

ステップ①では傾向をつかむ程度でしたが、ステップ③では過去問を徹底的にマスターします。苦手な問題を中心に2回、3回と繰り返し、最終的には9割正解を目指します。

筆者の経験では、このステップ③のやり込み具合が合否を大きく左右します。妥協せず、過去問を完璧に仕上げましょう。

独学に少し不安がある人へ

「過去問を繰り返すのが大事なのは分かるけれど、一人だと続くか心配…」という人も多いです。

そんな場合は、通信講座を併用すると学習ペースが安定し、理解も早くなります。無料で始められる講座もあるので、独学と比較しながら検討してみてください。

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通信講座って必要?独学との違いをプロが本音で解説

数的処理を独学で勉強していると、「通信講座を受講した方がいいの?」という疑問を持つ人が少なくありません。

結論から言うと、通信講座は「独学のモチベーションが続かない人」にとっては有効な選択肢です。

もちろん、通信講座を受講しなくても数的処理はマスターできますし(筆者自身も独学でした)、通信講座を受講したからといって必ずマスターできるわけでもありません。

では、通信講座のメリットは何かというと、「学習のペースを保ちやすいこと」が大きなポイントです。

具体的には、次のようなメリットがあります。

  • 勉強の進め方が明確
  • 解説が丁寧で理解しやすい
  • 質問サポートがある講座も多い
  • 勉強の習慣化がしやすい

こうした点から、「独学だと続かない」「一人だと不安」という人には向いています。

一方で、「自分で計画を立てて進められる」「独学でやり切る気持ちがある」という人には、通信講座は必須ではありません。

講座ごとに特徴が異なるため、自分の学習スタイルに合うものを選ぶことが大切です。

数的処理におすすめの通信講座は、下記の記事で詳しくまとめています。無料で始められる講座も多いので、比較しながら検討してみてください。

まとめ

数的処理の独学での勉強法について解説しました。
また、筆者が実際の指導で使っている「独学におすすめの問題集」も紹介しました。

最後に、この記事の内容をおさらいしておきます。

独学での勉強法【3ステップ】

  • ステップ①:過去問で傾向を知る
  • ステップ②:問題集で類題を解く
  • ステップ③:過去問をマスターする

続いて、この記事で紹介した問題集をまとめておきます。

過去問題集:実務教育出版「合格の500/合格の350」



初心者向け:東京リーガルマインド「畑中敦子シリーズ」



時間がない人向け:EYE「イッキに攻略!判断推理・数的推理」

この記事の勉強法と問題集が、あなたの学習の助けになれば嬉しいです。

独学に不安がある人へ

「一人だと続かない」「解説だけでは理解が難しい」という人は、通信講座を併用すると理解が早くなります。無料で始められる講座も多いので、独学と比較しながら検討してみてください。

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