【初心者向け】数的処理の独学での勉強法【おすすめ問題集も紹介】

大学生
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数的処理を独学で習得したい人

数的処理を問題集を使って独学で習得したいけれど、どこから手をつけたらいいんだろう…。頑張りたい気持ちはあるけれど、手順が分かりません。具体的な勉強法を教えてください。

このような疑問にお答えします。

この記事の内容

【初心者向け】数的処理の独学での勉強法【おすすめ問題集も紹介】

問題集を使った独学の勉強法

  • ①目標設定:公務員試験に合格する
  • ②環境準備:学習に必要な教材をそろえる
  • ③基礎理解:独学で合格するための勉強法とは?
  • ④学習手順:過去問→問題集→過去問
  • ⑤実戦練習:模試を受験する

記事の信頼性

この記事を書いている筆者は、家庭教師での数的処理の指導歴が16年ほど。
現在は、大学生や社会人に数的処理を中心に公務員試験対策を指導しています。

読者の皆さんへメッセージ

この記事は、「これから数的処理を独学で習得したいけれど、どこから手をつけていいか分からない…」という方に向けて書いています。

この記事を読むことで、「数的処理の独学で使用する問題集や具体的な勉強法、公務員試験で合格するためにすべきこと」までをイメージできるようになります。

16年にわたる数的処理の指導経験を踏まえて、読者の皆さんの不安を減らし、自信を与えられるような記事を執筆します。

それでは、さっそく見ていきましょう。

※0円の通信講座という近道
最近は通信講座も増えており、基礎学力の定着にはアガルートアカデミーの方が早いかもです。資料請求をすると数的処理講座のサンプルテキストと講義動画がもらえるので、これを使って数的処理の基礎を学ぶのもありですね。
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①目標設定:公務員試験に合格する

目標設定は、あくまで「公務員試験に合格すること」です。

ここで誤解してはいけないのが、目標はあくまで公務員試験に合格することであって、数的処理を完璧にマスターすることではありません。たまに勘違いしている受験生がいますが、数的処理の勉強だけに膨大な時間をかけてしまうと、独学での足かせとなるので要注意です。

数的処理で満点を目指す必要はない

公務員試験のうち、数的処理の問題は全体の約4割ほどです。
そのため、数的処理で満点近く取れなくても、公務員試験に合格することは十分に可能です。

英語や国語、社会、理科の問題も含まれるので、得意な問題で合格点に達すればいいのです。

合格点は公式サイトで確認できる

過去の合格最低点は、各試験の公式サイトで公開されています。
※合格最低点とは、最も低い点数で合格した合格者の点数のことです。

この合格最低点を調べて、まずは合格に必要な点数を把握しましょう。そして、自分がどの問題で点数を取るのか、数的処理で何点取る必要があるのかを確認しましょう。

この「合格に必要な点数」に達することを目標に、学習を進めていきます。
大切なことなので繰り返しますが、目標はあくまで公務員試験に合格することであって、数的処理を完璧にマスターすることではありません。

②環境準備:学習に必要な教材をそろえる

  • 公務員試験の過去問
  • 参考書タイプの問題集

上記の通り。
詳しく見ていきましょう。

公務員試験の過去問

同じ公務員試験でも、職種によって試験内容は異なります。もう少し具体的に言うと、各試験ごとに出題傾向があります。

そこで、ご自身が受験される公務員試験の過去問を必ず解くようにしてください。個人的には、最低でも3年分、できれば5年分くらいが理想的だと思います。

※過去問の入手方法
各試験の公式サイトで、過去問をダウンロードできる場合があります。また、試験によっては過去問題集が販売されていることもあります。入手が困難な時は、フリマアプリ「メルカリ」やヤフオク!で出品されていないかもチェックしてみてください。

参考書タイプの問題集

独学で習得するためには、単元ごとに詳しい解説のページがある参考書タイプのものでなければいけません。問題のみで構成されている問題集では内容を理解できません。

参考書と問題集を別々でそろえても構いませんが、参考書タイプの問題集で十分です。どれを選んでいいか分からない方は、下記の問題集を選べば間違いないです。

【断言する】独学におすすめな問題集は1冊だけ

東京リーガルマインド「畑中敦子シリーズ」(通称、ワニ本)
数的処理の問題集としても有名で、王道中の王道です。
筆者も16年間、一途に使い続けている愛読書です。

ご存知の方も多いと思いますが、数的処理は3つの分野で構成されています。そのため、数的処理を独学で習得するためには、実質3冊の問題集が必要です。
1冊にまとめているタイプの問題集もありますが、それでは解説の内容や問題数のボリュームが不十分です。

「3冊も買わないといけないの…」
と思うかもしれませんが、その代わりに参考書は買わなくいてよいので、個人的にはお買い得かと思います。

持ち運び用ならこれ!

公務員試験予備校EYE「イッキに攻略!判断推理・数的推理」

判断推理と数的推理をまとめた問題集。問題とその解説が見開きで見えるタイプで、試験までひたすら眺める勉強に最適です。

コンパクトサイズで持ち運びしやすく、電車の中での勉強にも使えます。外出先での隙間時間に勉強したい方におすすめです。

③基礎理解:独学で合格するための勉強法

  • 過去問を使って学習する
  • 問題集をすべて解く必要はない

上記の通り。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

過去問を使って学習する理由

通信講座や家庭教師など、指導者から数的処理を教わる場合、「ここが毎年出題されますよ」とか、「ここは出題されないから解かなくてOK」みたいな情報が得られます。

一方、独学の場合だとこうした情報は当然得られません。ネットなどで情報を集めたとしても、情報が古かったり信ぴょう性が低かったりします。

しかし、こうした情報はかなり合否に影響するので、独学で合格するためには自分で情報収集しなければいけません。と言っても別に難しいことではなく、過去問を繰り返し解いてどのような問題が出題されているのか調べるだけです。

問題集をすべて解く必要はない

直近3年分〜5年分の過去問を調べてみると、見事に出題傾向があることに気づきます。そして、試験によって数的処理のどの分野のどんな問題がよく出題されるかが分かります。

そこで、過去問で頻繁に出題されている問題だけに絞って、問題集を使って集中的に学習すればよいのです。誤解されないために書きますが、数的処理の学習を楽するためではありません。頻出問題に誰よりも強くなるためです。

問題集を頭から解く受験生がいますが、それでは非効率です。上記のように、過去問を使って頻出問題を調べ、効率的に学習しなければ、独学では合格できません。

よくある質問:通信講座ってどうなの?

最近は通信講座も増えていますが、結論として「独学でモチベーションが上がらない」なら、ありかと思います。

数的処理は学校で学習しない範囲を含むこともあり、理解に苦しむ方が多いのも事実です。その点、通信講座はプロ講師による講義を受講するので、モチベーションを維持しやすいというメリットはあります。

ただし、学習するのは自分自身であって、通信講座を受講すれば習得できるという保証はどこにもありません。あくまで、モチベーションを維持しながら短期間で学習したいという方は、独学と合わせて検討してみてはと思います。

なお、おすすめの通信講座は「【公務員試験・数的処理】プロが選ぶおすすめの通信講座3社」にまとめています。

④学習手順:過去問→問題集→過去問

学習手順は下記の通り。

  • (1) 過去問で出題傾向を分析する
  • (2) 問題集で解き方を習得する
  • (3) 過去問で実践力を鍛える

独学で習得する場合、必ず過去問をメイン教材とした学習が大前提です。問題集はあくまで補助教材として、過去問を理解するために使用します。

大切なので繰り返しますが、「(1)過去問→(2)問題集→(3)過去問」という流れです。
「とりあえず問題集を頭から解く」では合格にたどり着けません。途中で挫折します。

(1) 過去問で出題傾向を分析する

3年〜5年分の過去問を入手し、数的処理のどの分野のどんな問題が出題されているのかを分析します。

数的処理の3分野、それぞれに含まれる問題は下記の通り。これと手元にある問題集を参考に、分かる範囲で構わないので出題されている問題をすべて調べます。
分からない問題は一旦保留で構いません。学習を進めていくうちに分かります。

■ 判断推理
– 命題
– 論理
– 暗号
– 対応関係
– 順序
– 嘘つき問題
■ 数的推理
– 数の性質
– 約数・倍数
– 場合の数・確率
– 比と割合
– 濃度
– 速さ
– 最大・最小
– 二次関数
– 図形の長さ
– 角度
– 面積
– 体積
■ 資料解釈
– グラフ
– 図表
– 文章

(2) 問題集で解き方を習得する

(1)での過去問の分析が終わったら、問題集を使って頻出問題の解き方を習得します。
手順は下記の通り。

  • 過去問を解いてみる
  • 問題集で解き方を習得する
  • 問題集の類題を解いて理解を深める

あくまで過去問が解けるようになることが目的です。
そのために問題集の解説や類題を利用します。

簡単に理解できる内容と理解が難しい内容によって、学習時間を上手に配分します。この作業を通して、自身の得意・不得意を把握するとともに、苦手な問題には時間をかけて習得に努めます。

それでも習得できない場合の学習方法は、下記の記事で詳しく解説しています。
≫ 【公務員試験】数的処理が理解できない理由【学習方法も解説】

(3) 過去問で実践力を鍛える

問題集で解き方を習得できたら、過去問を使って実践力を鍛えます。

下記の目標に到達するまで、過去問を繰り返しときます。
目安としては、各年の過去問を3回繰り返し解けば十分です。

  • 試験の時間以内に解けているか
  • 合格に必要な点数に達しているか

試験時間を計って、時間内に解くスピードを鍛えます。また、①で目標設定した合格に必要な点数が取れるまで学力を底上げします。

上記の2点に達するためには、一部の問題をあえて解かないという判断も必要です。比較的時間が必要な資料解釈や自身の苦手問題などがそれです。

実際の過去問を使うことで実践力が鍛えられるだけでなく、本番に向けた精神的な安心にも繋がります。

⑤実戦練習:模試を受験する

ある程度の学習が完成に近づいてきたら、模試を受験しましょう。

模試を受験する理由

  • 現在の学力を確認する
  • 試験会場の雰囲気を経験しておく

上記の通り。

本番を前に、本番さながらの雰囲気を経験しておくことで落ち着いて試験当日に臨めるわけです。また、現在の学力を確認できるので、試験当日までに何をすべきか、今後の学習計画のヒントも得られます。

模試は、演奏会のリハーサルのようなものですね。
ですので、基本的には1回受験すれば十分です。

独学者におすすめな模試

資格の大原の「直前模擬試験」がおすすめ。
理由は下記の通り。

  • 試験会場が全国にある
  • 費用がリーズナブル

まずは、試験会場が全国にある校舎なのでアクセスしやすいかと。
公務員試験は会場で受験するので、資格の大原の直前模擬試験のような会場受験できる模試がベストです。どうしても会場が遠いなら、自宅受験の模試でも仕方ないかと…

あと、資格の大原の受講生でなくてもリーズナブルな費用で受験できます。
1回の受験料は5000円と良心的です。

※申込方法:公式サイトから申し込めます
公式サイトから、【商品を探す】の「公務員」から該当する職種を選択し、【学習スタイルを選択】の「模擬試験など」から会場受験を選択します。各種模試が一覧で表示されるので、その中から該当する「直前模擬試験」に申し込みます。
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番外編:情報収集が合格のカギです

公務員試験は、ある意味では情報戦でもあります。
ところが、独学だと専門学校や通信講座の受講者と比べて、どうしても情報戦で不利になってしまいます。

そこで、試験の公式サイトを頻繁に確認し、今年度の試験の改変点など、最新情報をこまめにチェックするようにしましょう。また、専門学校や通信講座の資料は無料でもらえるものもあるので、ぜひ入手しておきましょう。

公務員試験ガイドブックを入手すべし!

独学者が入手しておくべき資料としては、資格の大原の「公務員試験ガイドブック」がおすすめ。

公務員試験の最新情報と要点をまとめています。また、公務員試験の注意点や攻略法など、独学のヒントになる情報も満載。独学と並行して、公務員試験に関する最新情報のチェックをお忘れなく!

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資格の大原に資料請求すると無料でもらえます。無料なので、この機会にぜひお試しください。
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よくある質問:無料で募集します

ここからはよくある質問のまとめです。

質問

算数や数学が苦手ですが、問題集を使って独学で習得できますか?

回答

習得できます。

数的処理の内容は、算数や数学の問題は一部のみです。算数と数学だけではないので、安心してください。
また、公務員試験では満点を取る必要はありません。そのため、苦手な問題を克服するよりも得意な問題を強化し、合格点に達するための学習を心がけてみてください。

質問

独学の場合、1日何時間勉強すればいいですか?

回答

こちらもよくいただく質問です。

結論としましては、「時間ではなく量」です。
試験までの期間から逆算して、1日にどれだけの量(具体的にはページ数)をこなしていく必要があるかを確認してください。その上で、1日何時間か?ではなく、1日に何ページ勉強すればいいのか?を決めてみてください。

そして、学習状況に合わせて、その量を臨機応変に変えながら独学を進めてみてください。

質問

問題集を使った独学で理解できずに困っています。どうすればいいですか?

回答

最もおすすめな方法は、家庭教師に指導してもらう方法です。

理解できずに困っているなら、指導者に質問する方法が理解・習得までの最短距離だと断言します。

数的処理の勉強では、「解説を読んでも納得できない」とか「なぜ、そんな式になるの?」みたいなことがよく起こります。これを解決するためには、誰かに質問するしかなく、家庭教師に質問するのが最も現実的かと思います。

なお、大学生や社会人でも利用できる家庭教師派遣会社は、下記の記事にまとめています。
≫【資格試験・英会話】社会人・大人向けのおすすめ家庭教師3社

というわけで以上です。
質問はブログのお問い合わせフォーム、またはTwitterから受け付けていますので、お気軽にどうぞ。

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