【公務員試験対策】数的処理のおすすめ問題集と勉強法とは?

大学生

公務員試験や教員採用試験などで必要となる「数的処理」。あまり耳慣れない言葉ですが、学校で習う「数学」とは少し異なる内容であるため、初めて勉強する方の中には苦手な人も少なくありません。

  • どうして「数的処理」は難しいの?
  • 高校の「数学」とは何が違うの?
  • 周りに質問できる人がいないので、独学で理解できるか不安…
パンダ先生
パンダ先生

このような疑問・悩みにお答えします。

そこで、この記事では

【公務員試験対策】数的処理のおすすめ問題集と勉強法

について解説します。

この記事の内容
  • 初めて勉強する人にとって、「数的処理」が難しい理由とは?
  • 「数的処理」が「数学」ではないことを理解する必要がある理由とは?
  • おすすめ勉強法とおすすめ問題集は?
パンダ先生
パンダ先生

家庭教師として、10年以上にわたって大学生や社会人に「数的処理」を指導している、私パンダが解説します。

数的処理とは?

数学が苦手な訳ではないのですが、どうも理解できません…

数学以外の知識も必要なの?

初めて数的処理を勉強する人の中には、こんな疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?

ここでは、そんな疑問にお答えすべく、数的処理の試験内容について簡単にまとめています。

なお、今すぐ「数的処理のおすすめ勉強法」を知りたい方は、「数的処理 ▶おすすめ勉強法とは?」にジャンプしてください。

また、今すぐ「数的処理のおすすめ問題集」を知りたい方は、「数的処理 ▶おすすめ問題集は?」にジャンプしてください。

数的処理の内容

「数的処理」は、判断推理数的推理資料解釈の3つの分野で構成されます。

一見、数学のように感じますが、数的処理はあくまで「数学」ではありません。
※数学の問題も含みますが、ごく一部です。

そして、この3つの分野がどのような問題で構成されているのかを簡単にまとめると、次のようになります。

  • 判断推理…命題、論理、順序、嘘つき問題をはじめとするクイズに近い問題。
  • 数的推理…中学受験で出題される算数の問題と、中学・高校の数学の問題。
  • 資料解釈…グラフや図表の統計資料を読み解き、正誤を判断する問題。

こうしてまとめてみると、私たちが学校で学ぶ数学の内容に近いのは「数的推理」のみであり、「判断推理」や「資料解釈」では、数学の知識もさることながら、それぞれの解法が必要となります。

数的処理を勉強するにあたり、数的処理が数学の知識だけでは解けないことを理解しましょう!

数的処理が難しい理由とは?

初めて勉強する人にとって、数的処理はなぜ難しいのでしょうか?

数的処理は、算数や数学だけでなく、クイズに近い問題や資料を分析する問題が含まれています。そのため、「数的処理」という名前から、「数学」だと決めつけて解こうとすると、簡単には解くことができません。

ここでは、初めて勉強する人にとって数的処理が難しい理由を判断推理、数的推理、資料解釈の3つの分野ごとにご紹介します。

  • 判断推理が難しい理由:論理的思考と特殊な解法が必要。
  • 数的推理が難しい理由:中学受験用の算数・特殊算が必要。
  • 資料解釈が難しい理由:資料分析力と数学的でない解法が必要。

それぞれの難しい内容を具体的に解説します。

判断推理が難しい理由 ▶論理的思考と特殊な解法が必要

判断推理でもっとも厄介な問題は、「嘘つき問題」や「位置関係」などの論理的思考が必要な問題です。

判断推理の問題は、一見すると数学の問題のように感じます。しかし、問題集の解説を見てみると、その解き方は数学の解き方を用いていません。

そのため、初めて勉強する人にとっては、解説で紹介されている特殊な解法を理解することから始める必要があります。数学の教科書では見たことのない対応表や、複雑な図形を書き、論理的に答えを導き出す必要があります。

数的推理が難しい理由 ▶中学受験用の算数・特殊算が必要

数的推理では、ほとんどの人が小学校で学習していない算数の特殊算が必要です。

数的推理の問題は、中学受験で出題される算数の問題と中学・高校の数学の問題で構成されています。そのうち、中学受験で出題される算数の問題を解くためには、「特殊算」という特殊な解法を理解する必要があります。

この「特殊算」とは、中学受験の算数の入試問題を解くための解法をいいます。教科書には載っていないため、一般的な公立の小学校の授業では習いません。そのため、中学受験のために学習塾に通う小学生か、私立の小学校に通う小学生しかその解法を学ぶことはありません。

パンダ先生
パンダ先生

特殊算をご存じでない方向けに解説します。

特殊算とは…

  • つるかめ算
  • 旅人算
  • 流水算
  • 和差算 など…

算数の問題を解く際に、xやyなどの変数を使って方程式を立てて解くのではなく、図や表などを使い、特殊な計算によって答えを導く解法です。

問題集の解説を見て、「なぜこんな解き方をするの?」と思ったことはありませんか?それが、算数の特殊算を使った解き方です。

特殊算の問題のほとんどの問題が、中学校で学習するxとyを使った「方程式」で解くことができます。しかし、数的処理の問題集の多くが、「方程式」ではなく「特殊算」を使って解説しています。

その理由は、方程式よりも特殊算を使った方が簡単に解くことができるためです。また、方程式でも解けないことはないですが、かえって時間がかかる場合や、特殊算でしか解けない問題も中には含まれます。

そこで、数的推理の特殊算の問題では、方程式ではなく特殊算を使う解き方を覚えることをおすすめします。

資料解釈が難しい理由 ▶資料分析力と数学的でない解法が必要

「資料解釈」の問題では、数学的ではない計算方法を用いることがあります。

「資料解釈」では、グラフや図表などの統計資料を読み解き、文章の正誤を判断する問題が含まれます。

このような問題を解く際には、複雑な計算が必要なことが多く、時間を短縮するために近似値と呼ばれるおおよその数を用いた計算を行います。ところが、その近似値の計算をさらに時間短縮するために、数学では本来掛け算を用いる計算でも、あえて足し算を用いるなど、数学的でない解法を用いることがあります。

その理由は、正誤を判断する問題では、大小を比較したり、ある数値を超えているか否か、などを判断するため、時間をかけて正確に計算するよりも、おおよその計算を素早くする力が求められるためです。もちろん、数学的な解法で正確に計算することもできますが、何倍もの時間が必要です。

資料を分析し、どのような近似値を用いておおよその計算ができるかがポイントです。

各分野の難しい理由から分かることは、数的処理を「数学の解法」だけで解くことは不可能です。

もちろん、「数学の解法」である方程式で解ける問題もありますが、それはごく一部であって、基本的にはそれぞれの分野で特殊な解法が必要なのです。

数的処理を勉強するにあたっての注意することは、下記の2点です。

  • 数的処理は「数学」ではない。
  • 特殊な解法を1から学ぶ必要がある。
パンダ先生
パンダ先生

この2点に注意して、新しい科目だと思って取り組むことが重要です。

数的処理 ▶おすすめの勉強法とは?

数的処理を勉強する多くの方が、就職試験のために勉強します。

時間のある大学生なら、問題集を購入してじっくり勉強するといいでしょう。しかし、就職試験までに時間がない方や忙しい社会人の方の場合、どのように勉強すれば理解が深まるのでしょうか?

ここでは、数的処理の勉強に苦戦している方や、短期間で理解したい方向けに、家庭教師として10年以上にわたって数的処理を指導している私が、おすすめ勉強法をご紹介します。

おすすめ勉強法① ▶過去問で傾向を知る

公務員試験や教員採用試験を例にとってみても、各都道府県によって試験内容が異なります。そして、直近数年分の過去問を解いてみると、見事に出題傾向があることに気付きます。

そこで、まずはあなたが受験する都道府県の公務員試験や教員採用試験の過去問を数年分解いてみることをおすすめします。その中から、頻繁に出題されている問題をチェックし、その問題の解き方を覚えます。

そうすることで、効率的な試験勉強を行うことができるのです。

ちなみに…

公務員試験や教員採用試験過去問は、インターネット上で入手できる場合もあります。書店で購入する前に、一度チェックすることをおすすめします。

ただし、インターネット上の過去問は、試験問題と正答用紙のみの公開がほとんどで、解説はついていません。

(例)2020年 大阪府公立学校教員採用1次試験の過去問なら、下記からダウンロードが可能です。
2020年度大阪府公立学校教員採用選考テスト 第1次選考筆答テスト問題

おすすめ勉強法② ▶問題集を使って類題を解く

次に、試験問題の過去問で頻繁に出題されている問題について、その類題を問題集を使って復習します。

こうすることで、本番に必要な学力を定着させることができるのです。実際に、この方法で公務員試験対策や教員採用試験対策をする社会人の方も多いと思います。

中には過去問しか解かないという受験生もいますが、過去問だけでは少し問題数が少ないように感じます。

過去問と問題集を限られた時間の中で、バランスよく取り組むことが大切です。

まずは過去問に取り組み、苦手問題だけ問題集で復習してみようかな。

おすすめ勉強法➂ ▶家庭教師やオンライン学習を利用する

過去問や問題集の解説が分からない場合、どうすればよいのでしょう?

就職試験までの時間が迫っている場合や、分からない問題を周りに質問できない場合、なかなか勉強がはかどらず、効率的な試験勉強ができません。

ここでは、そんな時に就職試験対策として数的処理を学べる、おすすめの方法をご紹介します。

数的処理を学ぶ方法① ▶オンライン学習で学ぶ

オンライン学習が主流になりつつある昨今、時間のない社会人を中心に、好きな時間に短時間で受講できるオンライン学習は利用しやすいサービスです。時間がない方や移動時間などに場所を選ばず学習したい方におすすめです。

オンライン学習のメリットとして、比較的費用が安価であることや、インターネット環境さえあれば、どこでも受講することが可能なことが挙げられます。その一方で、分からない問題を質問することができないことがデメリットとして挙げられます。

オンライン学習は、比較的費用を押さえて「数的処理」の基礎を学びたい、という初学者におすすめです。

おすすめオンライン学習 ▶LEC東京リーガルマインド

通信教育スクールであるLEC東京リーガルマインドが提供する、「数的処理」のオンライン学習サービスなら、不要な講義を受講する必要がなく、比較的安価で数的処理を学ぶことができます。

通信教育スクールによっては、高額なパック式のオンライン学習サービスが多い中、「LEC東京リーガルマインド」の「スマホで公務員 S式入門講座」なら、「数的処理」と「社会科学」のオンライン学習が税込9980円で受講できます。
※販売終了日 2021年12月31日

オンライン学習 ▶数的処理・社会科学

公務員試験の最重要科目である数的処理・社会科学の2科目を学習いただけます。この2科目は、民間就職試験でも利用されているSPIやSCOAでも出題される科目のため、民間か公務員か受験を迷っていた方にも気軽に始めて頂ける内容となっています!

出典:「LEC東京リーガルマインド」公式サイト

» 「数的処理」オンライン学習の無料資料請求はこちら

パンダ先生
パンダ先生

初めて数的処理を学ぶ方で、独学では難しそう…と感じている方におすすめです。

補足:「スマホで公務員 S式入門講座」について調べる

パンダ先生
パンダ先生

「スマホで公務員 S式入門講座」に興味がある方は、下の画像を参考に調べてみてください。

「LEC東京リーガルマインド」の公式サイトへアクセスし、「資格から探す」で、「公務員試験」の中から「公務員共通」をクリックします。

検索結果に表示される、「スマホで公務員 S式入門講座」が数的処理を学べるオンライン講座です。

数的処理を学ぶ方法② ▶家庭教師のサポートを受ける

数的処理を学ぶ方法として、「大人の家庭教師トライ」などの資格取得や公務員試験対策の指導を行っている家庭教師センターから、家庭教師を派遣してもらう方法があります。

家庭教師なら、仕事で忙しくてもあなたの都合のいい時間に自宅か近所の喫茶店、または個別教室で指導を受けることが可能で、何より回数や指導時間も自由に選ぶことができます。

オンライン学習と異なり、家庭教師に直接質問できるため、就職試験までの数カ月間で苦手な問題を質問したい際におすすめな方法です。また、家庭教師なら、数的処理の内容はもちろん、就職試験の過去問の指導も受けることができるため、費用は比較的高めですが、就職試験の直前期に短期間だけ利用すること場合にはおすすめです。

通信教育とは異なり、家庭教師に直接質問できることや、学習したい分野だけを指導してもらえることがメリットです。

なお、大人の家庭教師トライにについては、「大学生や社会人の資格試験対策に!大人の家庭教師トライとは?」の記事をどうぞ。

数的処理 ▶おすすめの問題集は?

これまでの公務員試験対策の指導の中で、最も使用してきた問題集をご紹介します。

ここでは、これまで家庭教師として数的処理を指導する際に最も使用してきたおすすめの問題集をご紹介します。

おすすめ問題集① ▶畑中敦子シリーズ

初めて数的処理を勉強する場合、最もおすすめなのが「畑中敦子シリーズ」です。

数的処理が苦手な受験生に向けた内容で、初学者から経験者まで幅広い層の試験対策に使用可能です。独学で学ぶ場合には、この3冊があれば一通りの内容理解と苦手問題の解決に役立つはずです。

おすすめ問題集② ▶イッキに攻略!判断推理・数的推理

公務員試験や教員採用試験の過去問をメイン教材として使用し、補助教材として数的処理の問題集を1冊そろえたい、という方には、こちらの公務員試験予備校EYEの「イッキに攻略!判断推理・数的推理」がおすすめです。

コンパクトで持ち運びしやすいにも関わらず、問題内容の充実さと分かりやすい解説が特徴です。

まとめ

今回の記事では、「【公務員試験対策】数的処理のおすすめ問題集と勉強法」について、お話ししました。

この記事のおさらいです。

  • 数的処理の勉強のポイント:数的処理を解くために、数学だけでなく特殊な解法を理解する。
  • 数的処理のおすすめ勉強法:【就職試験の過去問】→【問題集】の順番で解く。
  • 数的処理のおすすめ勉強法:独学で難しい場合は、オンライン学習や家庭教師を利用する。

    数的処理は、学校で学ぶ数学とは明らかに異なる科目です。そのため、数学に加えて、今回ご紹介した特殊な解法を新たに理解する必要があります。

    しかし、問題集の解説を利用することや、場合によってはオンライン学習や家庭教師などのサービスを利用することで、十分に理解を深めることが可能です。是非、この記事でご紹介した問題集や勉強法を参考に、理解を深めてほしいと思います。

    最後に、数的処理の勉強に役立つ、おすすめ情報をまとめておきます。

    数的処理の勉強に!おすすめ問題集

    この記事でもご紹介した、初学者におすすめな問題集です。

    資格試験対策に!おすすめオンライン学習

    LEC東京リーガルマインド|オンライン講座
    ※公務員試験対策をはじめ数多くの資格に対応。オンライン講座だけでなく、問題集などの書籍も充実。
    資格スクエア|オンライン資格講座
    ※公務員をはじめ社会人の利用者が多いオンライン講座は、忙しい社会人でも隙間時間に学習できる。

    おすすめ家庭教師センター

    数的処理を短時間でマスターするには、家庭教師の利用が最もおすすめです。この記事でもご紹介した、大人の家庭教師については、「大学生や社会人の資格試験対策に!大人の家庭教師トライとは?」の記事をどうぞ。

    おすすめ公務員試験スクール

    伊藤塾|法律資格・公務員試験のスクール
    ※2020年、公務員試験・国家総合職[教養区分]の本科生合格率が88.9%の、公務員試験対策に強い予備校。

    大学生や既卒者、フリーター向け!おすすめ就活サイト

    就職Shop|対面型の就職・転職活動支援サービス
    ※リクルートキャリアが運営する、既卒・フリーター向けの就職相談(求人紹介)サービス。
    第二新卒エージェントneo|既卒・フリーターでも就職できる!
    ※2018年、「就職転職相談しやすさ」、「面接対策満足度」、「就職転職満足度」の3部門NO.1の実績。
    就職ならジェイック|ビジネスマナーや面接対策などプロの講師から無料の就職支援講座あり!
    ※就職成功率81.1%以上、就職支援実績23,000名以上、入社後定着率91.5%がメディアでも話題。

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました