中学受験に出る!社会の暗記すべきトップ5【おすすめ勉強法も解説】

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受験生
社会の暗記に興味がある受験生

中学受験の直前期には何を暗記すれば良いんだろう?社会の暗記が重要なのかな…。暗記が苦手な受験生でもできる、おすすめの勉強法を教えてください。

このような疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 【受験直前期】暗記すべき2つの内容とは?
  • 【中学受験でよく出る!】社会の暗記すべきトップ5は?
  • 暗記が苦手でも大丈夫!おすすめ勉強法2選

記事の信頼性

この記事を書いている筆者は、塾講師・家庭教師での中学受験の指導歴16年ほど。
中学受験で暗記すべき内容を知り尽くしています。

この記事では、そんな筆者が受験生に指導している、暗記すべき内容トップ5を公開します。
また、暗記が苦手な受験生でも簡単にできる勉強法についても解説します。

【受験直前期】暗記すべき2つの内容とは?

入学試験まで残り半年を切った小6の秋以降は、受験生にとって最後の追い込みが待っています。

この追い込みの時期に何を暗記するのかが、志望校の合否に大きく影響することは言うまでもありません。

暗記すべき2つの内容

  • 暗記すべき内容①:志望校の過去問
  • 暗記すべき内容②:社会の知識

上記の通り。
この2つが、受験直前期に必ず押さえておきたい暗記すべき内容です。

暗記すべき内容①:志望校の過去問

まず1つ目は、志望校の過去問です。

中学受験の入学試験は、学校ごとに大きな特徴があります。

そのため、志望校の過去問を解くことはもちろんですが、不正解だった問題を完璧に暗記することが重要です。

志望校の過去問を解き、間違い直しをノートにする。そして、その内容を徹底的に暗記することで、ライバルたちと大きな差をつけることができます。

特に、国語の漢字やことわざ、理科の用語などは、志望校の過去問での出題傾向を踏まえて、必要な分野に絞って効率よく暗記することが重要です。

なお、志望校の過去問の具体的な解き方と暗記の方法については、「【小6・中3受験生】プロおすすめ!入学試験の過去問「赤本」の勉強法」の記事で解説しています。

暗記すべき内容②:社会の知識

続いて2つ目は、社会の知識です。

中学受験の合否に大きく影響するのが、社会の知識量です。

そのため、直前期の受験勉強においては、算数などの計算問題と社会などの暗記問題の時間配分に注意が必要です。

算数のような計算が中心の教科は、問題数をこなすことによって徐々に学力が定着します。一方、社会のような暗記教科は、暗記量によっては短期間での飛躍的な学力アップが期待できます。

そこで、算数は志望校の過去問に絞り、社会の暗記に時間を割くことで、入学試験当日の筆記試験の点数を少しでも上げることを目指します。

「最後の追い込み」では、計算力よりも暗記量が重要です!

【中学受験でよく出る!】社会の暗記すべきトップ5は?

ここでは、社会の暗記すべき内容の中でも、真っ先に押さえるべき内容を5つにまとめました。

志望校に関わらず、すべての受験生がしっかりとマークしたい内容です。

  • (1) 都道府県と県庁所在地
  • (2) 日本の歴史・年表の概要
  • (3) 「日本の農産物」都道府県別の生産量トップ3
  • (4) 歴史上の人物「肖像画と名前」
  • (5) 昨年後半~今年前半の時事問題

それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。

(1) 都道府県と県庁所在地

1つ目は、都道府県名と県庁所在地名です。
※都道府県は位置、都道府県名と県庁所在地名は漢字で覚えます。

私立の小学校では、学校の定期テストで出題されるため、ほとんどの受験生が都道府県と県庁所在地を暗記した経験があります。一方、公立の小学校では、都道府県や県庁所在地を暗記する機会がほとんどありません。

いずれにしても、中学受験の社会では最重要単元である都道府県と県庁所在地は、入学試験までに完璧に暗記する必要がります。

地理の暗記におすすめ!サピックス「白地図トレーニング帳」

都道府県や県庁所在地など、地理の暗記におすすめなのが、サピックスの「白地図トレーニング帳」です。

おすすめの使い方は、模範解答を暗記用として使う方法です。
赤シートで解答を隠して使います。

入学試験まで時間、余裕がある受験生は、都道府県や県庁所在地に留まらず、山地・山脈、川、平野など、「白地図トレーニング帳」を完璧に暗記するのが理想的です。
※1日1ページのペースで、2カ月で暗記できます。

(2) 日本の歴史・年表の概要

2つ目は、日本の歴史・年表の概要です。

社会の入学試験で頻繁に出題されるのが、年表を用いた歴史の問題です。

特に、複数の時代にまたがるような、長期間にわたる年表を用いた問題が頻繁に出題されます。このような問題が出題される理由は、受験生に幅広い歴史の知識があるのかを測るねらいからだと考えられます。

そのため、日本の歴史の年表から、主要な年号とできごとについて暗記しておく必要があります。

その中でも、確実に押さえておくべき、日本の歴史における大きなできごとを下記にまとめておきます。

【最重要】「日本の歴史・年号」一覧

  • 645年 中大兄皇子と中臣鎌足が大化の改新を行う (むしご645ひき)
  • 710年 平城京に都が遷される (なんと710立派な平城京)
  • 794年 平安京に都が遷される (鳴くよ794うぐいす平安京)
  • 1192年 源頼朝鎌倉幕府を開く (いい国1192作ろう鎌倉幕府) ※1185年説あり
  • 1333年 鎌倉幕府が滅亡する (一味さんざん1333鎌倉滅亡)
  • 1573年 織田信長が室町幕府を倒す (ひと言涙1573で室町滅亡)
  • 1603年 徳川家康江戸幕府を開く (ヒーローおっさん1603江戸開く)
  • 1867年 徳川慶喜が大政奉還を行い、江戸幕府が滅亡する (一夜むな1867しく大政奉還)
  • 1945年 第2次世界大戦が終わる

上記の9つのできごとを覚えておけば、複数の歴史上のできごとを正しく並べ替える問題などに対応できます。

年号を暗記することは、中学受験における社会・歴史の勉強では非常に重要です。
その理由は、年号を暗記することで、正解できる問題が一気に増えるためです。

筆者自身も、受験生には必ず年号を暗記させています。

年号暗記におすすめ!文英堂「おもしろまんが年代暗記」

年号暗記におすすめなのが、文英堂の「おもしろまんが年代暗記」です。

数ある年号暗記用の参考書の中でも、現代の小学生にとって最も暗記しやすい「語呂合わせ」になっています。

秋以降の数カ月間で十分間に合うため、年号の暗記がまだだという受験生にはおすすめです。

(3) 「日本の農産物」都道府県別生産量トップ3

3つ目は、「日本の農産物」都道府県別の生産量トップ3です。

入学試験で必ず出題されるといっても過言ではないのが、農産物の生産量に関する問題です。

ある農産物の都道府県別生産量の割合を円グラフにし、「その農産物が何か」を答えさせる問題は、保護者の皆さんにとっても模擬テストなどで見慣れた問題ではないでしょうか?

社会の資料集や地図帳に、農産物の生産量に関する円グラフが載っています。
その中から、じゃがいもや玉ねぎといった野菜、りんごやみかん、ぶどう、梨などの果物については生産量トップ3の都道府県名を暗記しておく必要があります。

時間に余裕があれば、乳用牛や肉用牛、豚肉、鶏肉などの畜産業の都道府県別生産量トップ3も暗記しておきましょう。

(4) 歴史上の人物「肖像画と名前」

4つ目は、歴史上の人物の肖像画と名前です。

たとえ、歴史上の人物の名前を暗記していても、肖像画で出題されるとその人物が誰なのか分からないことがあります。すると、知っている知識を問われているにも関わらず、正解できないのです。

また、肖像画を用いた問題を扱う問題集が少ないことも、肖像画が入学試験で頻繁に出題される理由だと考えられます。

肖像画を暗記するには、問題集ではなく、社会の教科書や資料集を使用する必要があります。少なくとも、小学校の教科書に載っている肖像画については、人物名が分かるように暗記しておきましょう。

歴史上の人物の暗記におすすめ!参考書「自由自在」

歴史上の人物の肖像画を覚えるためにおすすめな参考書が、増進堂・受験研究社の「自由自在」です。

大手進学塾の公開テストや、難関私立中学校の過去問で出題される問題の中には、教科書には載っていない歴史上の人物の肖像画やその他の資料が出題されることがあります。

教科書では不十分な場合や、資料集が自宅にない場合には、参考書「自由自在」が断然おすすめです。

最も有名な参考書ですが、個人的には受験生におすすめな社会の参考書は「自由自在」の一択です。

なお、参考書「自由自在」のおすすめ理由については、「【中学受験の参考書】自由自在を選ぶべき理由をプロが解説【口コミ】」の記事で解説しています。

(5) 昨年後半~今年前半の時事問題

5つ目は、ここ1年間に起こった時事ニュースに関する問題です。
※このような問題を一般的に「時事問題」と呼びます。

ただし、入学試験の試験問題は、毎年夏頃には完成するといわれています。そのため、昨年の後半から今年の前半までの時事ニュースから出題されます。

ということは、社会の教科書や問題集だけでなく、ここ1年間の日本や世界の時事ニュースについて確認し、その内容を暗記しておく必要があります。

ちなみに、社会の模擬テストで出題された時事問題を暗記することで、ある程度は対策できます。

時事問題対策におすすめ!「時事問題に強くなる本」

時事問題の対策におすすめな問題集が、学研出版の「時事問題に強くなる本」です。

ここ1年間の日本と世界の時事ニュースをまとめているだけでなく、入学試験で出題が予想される時事問題が載っています。

近年の入学試験で頻繁に出題される時事問題において、ライバルに差をつけることができる問題集です。

なお、「時事問題に強くなる本」を用いた時事問題対策の方法については、「【中学・高校受験対策】社会・理科のおすすめ時事問題集とは?」の記事で解説しています。

暗記が苦手でも大丈夫!おすすめ勉強法2選

暗記の重要性を自ら理解し、積極的に暗記ができる中学生とは違い、小学生には暗記が苦手な受験生がたくさんいます。

ここでは、そんな暗記が苦手な受験生でも暗記しやすい、おすすめの勉強法について解説します。

  • おすすめ勉強法①:壁に貼って、毎日見る
  • おすすめ勉強法②:確認テストを毎日行う

それぞれの勉強法について、詳しく見ていきましょう。

おすすめ勉強法①:壁に貼って、毎日見る

1つ目の勉強法は、壁に貼って、毎日見る方法です。

既に実践している受験生もいるかもしれませんが、受験直前期に限っては、毎日のように目にすることが重要です。

そこで、勉強部屋やトイレの壁に日本地図や歴史年表を貼り、毎日見て暗記します。

毎日眺めると記憶に残る

日本地図や歴史の年表を丸暗記することは、そもそも不可能です。

しかし、毎日眺めることで、都道府県の位置や年号などをなんとなくでも頭に記憶させることができます。こうした記憶が、いざ入学試験の本番を迎えた際に、うっすらと覚えていることがあります。

受験直前期に目にした記憶が、入学試験当日に自らを助けてくれることがあります。

これを貼ろう!おすすめアイテム3選

壁に貼って毎日目にすべき、おすすめアイテムは下記の3点です。

  • おすすめアイテム①:世界地図と国旗

※世界の主要な国の位置と首都、国旗を暗記しよう!

  • おすすめアイテム②:日本地図

※47都道府県の場所と県庁所在地は完璧に!

  • おすすめアイテム③:日本の歴史年表

※年表では、細かな年号よりも歴史の流れを頭に叩き込む!

おすすめ勉強法②:確認テストを毎日行う

2つ目の勉強法は、確認テストを毎日行う方法です。

この記事でもご紹介したように、入学試験までに暗記しなければいけないことは決して少なくはありません。そのため、ただ何となく暗記に取り組んでいても簡単には定着しません。暗記できたと思っていても、実際には覚えていないことがあるので注意が必要です。

そこで、できれば毎日、最低でも2日に1回は「確認テスト」を行うことをおすすめします。

口頭で行う、簡単な「クイズ形式」のテストで構いません。

不正解の問題は、翌日に必ず出題する

確認テストの目的は、1問でも多くの知識を受験生本人に暗記させることです。

そのためには、不正解の問題は翌日再び出題し、正解させることが必要です。もちろん、翌日も不正解なら、次の日以降も同様に、同じ問題を正解するまで出題し続けます。

不正解の問題を何度も繰り返し出題することで、やがて子どもは暗記します。
こうした体験を通じて、子ども自身が「反復すれば、やがては暗記できる」ということを知ることができます。

そのためにも、「確認テストを毎日行うこと」が重要なのです。

【暗記が苦手なら】朝日小学生新聞を活用する

どうしても暗記が苦手だという受験生には、朝日小学生新聞を活用する方法もあります。

毎日続けて読むことで、時事ニュースはもちろん、中学受験に必要な知識や語彙力、漢字などの学力が自然と定着していきます。実際、有名難関私立中学の合格者の4割が朝日小学生新聞を購読していたというデータもあります。

ただし、入学試験までに半年以上の期間があることが条件です。長期的なスパンで継続することで、暗記と同様の効果が得られる方法です。

受験直前期の暗記量を少しでも減らしたい受験生にもおすすめです。

なお、中学受験での朝日小学生新聞の使い方については、「【断言】中学受験におすすめな小学生新聞は1つだけ【使い方も解説】」の記事で解説しています。

補足:1日の暗記時間の目安は?

ここまで、受験直前期の暗記量が合否に大きく影響するというお話をしました。

ちなみに、1日あたり、どれくらいの暗記量と暗記時間が望ましいのでしょうか?

その答えは、個人差や日々のスケジュール等がありますので、一概には言い切れません。
1日30分暗記に時間を使える日もあれば、まったく暗記ができない日もあるでしょう。

そこで、1つの目安として、下記を参考に「毎日の目標」を立ててみましょう。

  • 暗記時間:毎日、寝る前に5~30分間は暗記をする
  • 確認テスト:毎日、5~30分の確認テストを行う

大切なことは、暗記する時間と確認テストの時間を5分でも構わないので、毎日設けることです。
特に、暗記する時間は必ず毎日設けるようにしましょう。

まったく暗記をせず、知識を積み上げない日を作ってはいけません。
どんなに忙しくても、5分でも構わないので「暗記する作業」を継続することが大切です。

まとめ

というわけで、今回は以上です。

受験勉強の内容は、入学試験までの残り期間によって大きく異なります。
受験直前期には、算数などの計算問題ではなく社会などの暗記に時間を割くことが、志望校合格を手繰り寄せる勉強法です。

そのためにも、何を暗記すべきか、どれだけ暗記するか、どのように暗記するかなど、お子さまに必要な勉強法について適切なアドバイスを行うことが重要です。

この記事が、多少なりともその参考になれば幸いです。

最後に、受験勉強に役立つ、おすすめ情報をまとめておきます。

入学試験の過去問題集

冬休み以降の受験勉強で使用する、おすすめの志望校の過去問題集です。

なお、志望校の過去問題集の解き方については、「【小6・中3受験生】プロおすすめ!入学試験の過去問「赤本」の勉強法」の記事をご参照ください。

【中学受験】おすすめ参考書「自由自在」

この記事でもご紹介した、中学受験用のおすすめの参考書です。

なお、参考書「自由自在」について詳しく知りたい方は、「【中学受験の参考書】自由自在を選ぶべき理由をプロが解説【口コミ】」の記事をご参照ください。

社会の時事問題対策に!「時事問題に強くなる本」

この記事でもご紹介した、おすすめの時事問題対策用の問題集です。

なお、「時事問題に強くなる本」を使った受験勉強の方法については、「中学・高校受験対策】社会・理科のおすすめ時事問題集とは?」の記事をご参照ください。

歴史の学習におすすめ!学習まんが「日本の歴史」

中学受験の歴史の学習には、学習まんが「日本の歴史」がおすすめです。

なお、学習まんが「日本の歴史」を用いたおすすめ勉強法については、「【小・中学生の歴史】おすすめ勉強法は学習まんが「日本の歴史」」の記事をご参照ください。

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