
家庭教師や学習塾なしで高校受験はできるのかな…塾なし受験におすすめな高校受験の問題集はどれなんだろう?おすすめの問題集と使い方を教えてください。
このような疑問にお答えします。
この記事の内容
- 【高校受験】家庭教師や学習塾なしでも可能な理由
- 高校受験のおすすめ問題集2選
- 【塾なし受験】高校受験の問題集の使い方
記事の信頼性
この記事を書いている筆者は、塾講師・家庭教師での高校受験の指導歴16年ほど。
高校受験の問題集を知り尽くしています。
この記事では、そんな筆者が実際の指導時に使用している高校受験の問題集をご紹介します。また、塾なし受験での高校受験の問題集の使い方についても解説します。
【高校受験】家庭教師や学習塾なしでも可能な理由
ほとんどの中学生が、高校受験のために家庭教師や学習塾を利用します。
しかし、家庭教師や学習塾は本当に必要なのでしょうか?
結論からお話しすると、決してそんなことはありません。
反対に、学習塾に通っていても、ただ教室に居るだけで授業を聞いていない中学生もいる訳です。
家庭教師や学習塾はあくまで勉強の補助的な役割があるだけで、大切なのは「本人のやる気」なのです。
「市販の問題集」で受験勉強はできる!
学習塾に通っていなくても、高校受験の問題集さえあれば受験勉強は可能です。
家庭教師や学習塾を利用していない場合、「学習塾の問題集」は購入できませんが、「市販の問題集」で構いません。
ちなみに、学習塾の問題集を購入できなくても心配する必要はありません。なぜなら、市販の問題集の中にも学習塾の問題集と同程度の優良な問題集があるからです。
高校受験のおすすめ問題集2選
ここでは、16年にわたって高校受験を指導してきた筆者が、自信を持っておすすめできる高校受験の問題集を2冊ご紹介します。
- 旺文社:中学総合的研究問題集
- 受験研究社:中学自由自在問題集
上記の2冊はどちらも市販の問題集です。
書店やインターネットで、どなたでも購入できます。
旺文社:中学総合的研究問題集
中学総合的研究問題集は、英検対策の問題集をはじめ、数多くの問題集を出版している旺文社の高校受験の問題集です。
おすすめポイント!
- 私立高校と公立高校、どちらの受験対策にも使用できる
- 各単元の冒頭の「まとめページ」で要点を復習できる
- 標準問題で基礎・基本を復習できる
- 発展問題で、入学試験の過去問にも挑戦できる
上記の「おすすめポイント!」をまとめると、各単元の要点を押さえやすい構成で、基本問題から発展問題まで、幅広い内容に対応している問題集です。
受験研究社:中学自由自在問題集
中学自由自在問題集は、中学受験や高校受験で最も有名な参考書である「自由自在」に対応した問題集です。
参考書の自由自在が受験生から高く評価されていることは有名ですが、そんな受験研究社から高校受験のために販売されているのが、この中学自由自在問題集です。
おすすめポイント!
- 私立高校と公立高校、どちらの受験対策にも使用できる
- 各単元の冒頭の「まとめノート」にある穴埋め問題で、要点を復習できる
- まとめノート、実力問題、発展問題で、レベル別に学習できる
- 各章末の「理解度診断テスト」と巻末の「高校入試予想問題」で、学力の定着を確認できる
上記の「おすすめポイント!」をまとめると、難易度の低い問題から高い問題まで、レベル別に解くことができる問題集です。
また、夏休みだけでなく、それ以降の受験勉強でも継続して使用することができます。
よくある質問:参考書は買うべきですか?
結論として、参考書は必要に応じて購入すれば構いません。
全ての教科の参考書をそろえる必要はないかと思います。
ただし、参考書は問題集に対応したものを購入することをおすすめします。
その理由は、問題集に対応した参考書を併用することで、より理解しやすくなるためです。
上記の2冊の問題集にも、それぞれに対応した参考書が出版されています。気になる方は、下記リンクをどうぞ。
旺文社:中学総合的研究
※下記のリンクは参考書
です。問題集ではありませんのでご注意ください。
受験研究社:中学自由自在
※下記のリンクは参考書
です。問題集ではありませんのでご注意ください。
【高校受験の問題集】選び方のポイントは?
上記で高校受験のおすすめ問題集を2冊ご紹介しましたが、高校受験の問題集は何を基準に選べばよいのでしょうか?
個人的におすすめしているポイントは、「実物を確認して、使いやすそうな問題集を選ぶこと」です。
同じ出版社の問題集に統一する必要はない
問題集を購入する際、5教科の問題集を同じ出版社のものに統一する必要はありません。
もちろん、同じ出版社で統一しても構いませんが、様々な問題集の中から、教科ごとに使いやすそうな問題集を選んでも何ら問題はありません。
ちなみに、筆者が指導を担当している生徒が使用している問題集は、下記の通りです。
- 数学・国語・理科…旺文社「中学総合的研究問題集」
- 英語・社会…受験研究社「中学自由自在問題集」
収録されている問題の内容と使いやすさを参考に選んでいます。
迷った際は、上記を参考に選んでみてください。
【塾なし受験】高校受験の問題集の使い方
ここでは、塾なし受験における、高校受験の問題集の使い方について解説します。
筆者がおすすめしている問題集の使い方は、「問題集に直接答えを書き込む方法」です。
注意点:ノートに解く必要はありません
学習塾などでは、高校受験の問題集をノートに解くように指導するがあります。
その理由は、不正解だった問題を再度解く際に、問題集に書き込みがあると使用できないためです。
しかし、入学試験までの期間に同じ問題集をもう一度解くとは限りません。それよりも、一目で問題と答えを確認できる状態にして、見直しに利用する方が効率的です。
高校受験の問題集の利用目的は、あくまで中1からの総復習であり、問題を繰り返し解くためではありません。問題を繰り返し解くのは、入学試験の過去問を使った受験勉強で行えば構いません。
【高校受験の問題集】中3の夏休みから使用します
高校受験の問題集は、中3の夏休みの受験勉強から使用します。
一般的な学習塾の夏期講習では、中1から中3の1学期までの総復習を行います。
そこで、塾なし受験でも同様に、高校受験の問題集を使って中1から中3の1学期までの総復習を行います。
また、中3の2学期の復習と3学期の予習は冬休みに行う必要があります。
その際にも、引き続き高校受験の問題集を使用します。
なお、塾なし受験での夏休みと冬休みの勉強法については、別の記事で詳しく解説しています。気になる方は、下記の記事をご参照ください。
»【中3夏休み】塾に行かない受験生のおすすめ勉強法【問題集も紹介】
【中3夏休み】塾に行かない受験生のおすすめ勉強法【問題集も紹介】
「中3の夏休みはどんな受験勉強をすれば良いのだろう…。自分1人でできるおすすめの勉強法や問題集を教えてください。」←このような疑問にお答えします。この記事では、夏期講習を受講しない受験生向けに、夏休みのおすすめ勉強法について解説しています。
»【中3受験生におすすめ】合格するための冬休みの過ごし方とは?
【中3受験生におすすめ】合格するための冬休みの過ごし方とは?
「高校受験前の中学3年生の冬休みの過ごし方を知りたい。」←このような疑問にお答えします。この記事では、中3の冬休みの過ごし方について、志望校の過去問を解くタイミングをはじめとする、合格するための3つのポイントを紹介しています。
まとめ
というわけで、今回は以上です。
高校受験の問題集は、様々なものが販売されています。
その中でも、今回ご紹介した2冊は、16年にわたって高校受験を指導している筆者が自信を持っておすすめできる問題集です。
是非、一度書店で手に取ってみてください。
この記事でご紹介したおすすめ問題集2選
- 旺文社:中学総合的研究問題集
- 受験研究社:中学自由自在問題集
最後に、受験勉強に役立つ、おすすめ情報をまとめておきます。
社会・理科の時事問題対策に!時事問題に強くなる本
冬休み以降の受験勉強で使用する、おすすめの時事問題の問題集です。
なお、「時事問題に強くなる本」を使った受験勉強の方法については、「【中学・高校受験対策】社会・理科のおすすめ時事問題集とは?」の記事をどうぞ。
【中学・高校受験】社会・理科のおすすめ時事問題集とは?
「中学受験や高校受験の時事問題の勉強におすすめな問題集は?」←このような疑問にお答えします。この記事では、中学受験・高校受験の指導歴15年の筆者が、おすすめの時事問題集とその勉強法について解説しています。
入学試験の過去問題集
冬休み以降の受験勉強で使用する、おすすめの入学試験の過去問題集です。
なお、入学試験の過去問題集の解き方については、「【中学受験・高校受験】過去問・赤本はいつから?【使い方も解説】」の記事をどうぞ。
【中学受験・高校受験】過去問・赤本はいつから?【使い方も解説】
「受験の過去問・赤本はいつから解くのかなぁ…。何周解けばいいの?点数が取れない時はどうすればいいの?赤本の使い方を教えてください。」←このような疑問にお答えします。この記事では、指導歴16年の筆者が過去問・赤本を解き始めるタイミングと赤本の使い方について解説しています。また、おすすめの過去問題集も紹介しています。
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