【中3夏期講習は必要?】塾講師が解説する内容とテキストとは?

学習塾

受験生である中学3年生にとって、夏休みの過ごし方は非常に大切です。そのため、多くの中学生が朝から晩まで学習塾の夏期講習を受講します。

受験生の母親
受験生の母親
  • 「中3の夏期講習」の内容は?
  • 学習塾に通っていないけれど、「夏期講習」は受講すべき?
  • 「夏期講習」を受講せずに、自分で受験勉強をする方法は?

このような疑問にお答えします。

この記事の内容
  • 「夏期講習」は必ず受講しないといけないのか?
  • 「中3の夏期講習」の内容とは?
  • 「中3の夏期講習」おすすめの受講方法とは?
塾講師
塾講師

塾講師として、15年にわたって高校受験対策を指導している、筆者が詳しく解説します。

「中3の夏期講習」受講しなくてもよい

受験生の母親
受験生の母親

「中3の夏期講習」は、必ず受講しないといけないの?

結論からお話しすると、「中3の夏期講習」は受講しなくても構いません。

その理由は、学習塾で行われる夏期講習の内容が、これまでの復習だからです。つまり、自分で復習できる受験生はわざわざ夏期講習を受講する必要はありません。

反対に、自分で復習できない受験生にとっては、夏期講習を受験することで、効率よく復習することができます。

塾講師
塾講師

「夏期講習の内容」をしっかりと把握し、受講する必要の有無を判断しましょう。

「中3・夏期講習」の内容とは?

受験生の母親
受験生の母親

「中3の夏期講習」の内容は?

ここでは、「中3の夏期講習」の内容について詳しく解説します。

「中3の夏期講習の内容」2つのタイプがある

一般的な「中3の夏期講習」には、下記の2種類のタイプがあります。

  • タイプ①:中3の1学期までの総復習。
  • タイプ②:入試問題で実践力を鍛える。

公立中学生が多く通う「地元の学習塾」に多いのが、タイプ①の総復習を行う夏期講習です。

一方、様々な地域の中学生が通う「大手の進学塾」に多いのが、タイプ②の入試問題に特化した夏期講習です。

以下、それぞれのタイプについて詳しく解説します。

タイプ①:中3の1学期までの総復習

多くの学習塾で行われる夏期講習では、中3の1学期までの総復習を行います。

ほとんどの学習塾が、3年間の総復習ができる「夏期講習用テキスト」を使用します。

「春期講習」と「夏期講習」で総復習を行う塾も

学習塾の中には、中3の春期講習と夏期講習とで、中1から中3の1学期までの総復習をする場合もあります。これは、夏期講習だけで総復習を行うことは、時間的に余裕がないためです。

このような学習塾では、3年間の総復習ができる1冊の「受験用テキスト」を春期講習と夏期講習とで使用することがあります。

このような学習塾で、夏期講習にのみ参加する場合は、注意が必要です。

塾講師
塾講師

ほとんどの中学生におすすめなのが、このタイプ①の「総復習を行う夏期講習」です。

タイプ②:入試問題で実践力を鍛える

「大手の進学塾」で行われる夏期講習に多いのが、入学試験や応用問題で実践力を鍛える内容です。

タイプ①では、中1からの総復習が目的であるのに対し、このタイプ②では、応用力や入学試験に向けた実践力を鍛えることを目的としています。

そのため、大きなジャンルごとに入学試験レベルの問題を集め、講習では問題演習とその解説が中心に行われます。

使用するテキストは、各進学塾が独自に作成した「オリジナル夏期講習用のテキスト」がほとんどで、難易度も高めです。

塾講師
塾講師

「大手進学塾の夏期講習」は比較的難易度が高いため、弱点克服や中1からの復習をしたい中学生にはおすすめできません。

夏期講習の「教科」は?

受験生の母親
受験生の母親

受講する「教科」は選べるの?

夏期講習で受講できる教科は、学習塾によって選べる場合とそうでない場合があります。

例えば、数学と英語は受講が必修で、他の教科は選択受講の学習塾などもあります。ただ、学習塾側としては、できるだけ全教科を受講してほしいため、選択できない場合が多いと思っておきましょう。

「中3の夏期講習」必要に応じて受講する

「中3の夏期講習」は、必要に応じて受講することをおすすめします。

中3の夏期講習は、学習塾によっては費用が高額なこともあります。ですので、受講するか迷う保護者も多いと思います。

そこで、夏期講習の受講が本当に必要かどうか、申し込む前に下記の「チェックリスト」を確認してみましょう。

夏期講習を申し込む前に!チェックリスト
  • 講習費用に見合うだけの効果を期待できるか?
  • 夏休みの受験勉強の目的と一致したカリキュラムか?
  • 必要な教科だけ受験できないか?
  • 自分で中1からの総復習はできないか?

苦手教科だけ「夏期講習」を受講する

塾講師歴15年の筆者のおすすめは、「苦手な教科だけ夏期講習を受講する」という方法です。

学習塾によっては、教科を選んで夏期講習を受講をできる場合があります。そのような学習塾の夏期講習で、苦手な教科だけを受講します。

5教科すべてを受講するとなると、時間も費用も必要です。基本的には自分自身で中からの復習をし、苦手教科だけを夏期講習で克服する方法がおすすめです。

夏期講習:「苦手克服」には不向き

苦手教科・苦手単元の克服には、「学習塾の夏期講習」はおすすめできません。

その理由は、個別指導塾や家庭教師とは異なり、分からない時に質問したり、自分のペースで学習することができないからです。

夏休みに苦手な教科や単元を克服したいなら、個別指導塾や家庭教師の「夏期講習」の方が効率よく復習することができるのでおすすめです。

家庭教師
家庭教師

個別指導塾や家庭教師の「夏期講習」も検討してみましょう!

なお、苦手な教科や単元の克服には「個別指導」や「家庭教師」がおすすめな理由については、別の記事で紹介しています。気になる方は、「「集団塾」ではダメ!中学生の苦手教科克服のおすすめ方法とは?」の記事をどうぞ。

【中3・夏休み】自分で総復習する方法は?

受験生
受験生

自分で総復習する方法は?

冒頭でもお話ししたように、必ずしも全ての中学3年生に夏期講習が必要な訳ではありません。

「中3の夏期講習」の内容を把握した上で、自分で総復習ができる場合は、夏期講習を受講する必要はありません。

夏期講習を受講せずに、自分で総復習する具体的な方法については、「【中3夏休み】自分でできるおすすめ高校受験勉強の方法とは?」の記事で詳しく解説しています。

参考:「市販の受験用問題集」で復習する

塾講師
塾講師

夏期講習を受講しない場合、「市販の受験用問題集」を使用します。

「市販の問題集」と聞くと、学習塾の問題集よりも劣っていると不安に感じる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。

市販の問題集の中には、学習塾の問題集を作っている出版社の物や、長年受験生から支持されている優秀な問題集が数多く存在します。

それらの問題集を使用すれば、夏期講習を受講せずに、自分で総復習をすることが可能です。

なお、自分で総復習する際に使用できる、おすすめの市販の受験用問題集については、「【中3受験生向け】プロおすすめの市販の高校受験用問題集2選」の記事をどうぞ。

補足:必要に応じて「家庭教師」を利用する

中3の夏休みをはじめ、自分の力で受験勉強をしていると、困難な状況に陥る場合があります。

そのような場合には、必要に応じて「家庭教師」を利用することをおすすめします。

1回30分、週1回から利用できる家庭教師は、自分の力で受験勉強をする中学生にとって、最も利用しやすいサービスであり、かつ最大の効果が期待できます。

なお、家庭教師歴15年の筆者が厳選した、「おすすめ家庭教師センター」は別の記事で紹介しています。気になる方は「【中学生向け】高校受験対策おすすめ家庭教師センター6選」の記事をどうぞ。

まとめ

今回の記事では、「中3・受験生に夏期講習は必要か?」というテーマで、「中3の夏期講習の内容」や「使用テキスト」について解説しました。

この記事のおさらいです。

  • 「中3の夏期講習」は、受講しなくてもよい。
  • 「中3の夏期講習」では、中1からの総復習を行う学習塾が多い。
  • 苦手教科の克服に、上手に夏期講習を利用することが重要。
  • 「市販の受験用問題集」を使って、自分で総復習をしてもよい。

中3の夏休みは、高校入試の半年前に約40日もある大切な期間です。この期間をどのように過ごすかが、受験の合否に影響することは言うまでもありません。

「学習塾の夏期講習を受講すれば安心」などと思わず、どのように夏休みを過ごすことがベストなのかをしっかりと考えてみてほしいと思います。

最後に、高校受験対策に役立つ、おすすめ情報をまとめておきます。

【中3夏休み】自分でできる受験勉強の方法

»【中3夏休み】自分でできるおすすめ高校受験勉強の方法とは?

「苦手教科の克服」おすすめ方法

»「集団塾」ではダメ!中学生の苦手教科克服のおすすめ方法とは?

コメント

タイトルとURLをコピーしました