中3夏期講習だけ違う塾を検討すべき理由【おすすめ受講方法も解説】

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中学生の母親
夏期講習を受講するか迷っている受験生の母親

学習塾の夏期講習を受講するか迷っています…。費用が高すぎる気がするけれど、本当に受講すべきなのかしら?夏期講習だけ他の塾を選ぶのはあり?おすすめの夏期講習の受講方法を教えてください。

このような疑問にお答えします。

この記事の内容

記事の信頼性

この記事を書いている筆者は、塾講師・家庭教師での高校受験の指導歴18年ほど。実際に、学習塾で夏期講習の講師をしてきました。

この記事では、中3夏期講習だけ違う塾を検討すべき理由について、現場の講師目線で解説します。また、中3夏期講習のおすすめの受講方法についても解説します。

中3夏期講習だけ違う塾を検討すべき理由

「夏を制す者は受験を制す」と言われるように、受験生にとって中3の夏休みは非常に重要です。

当然、多くの受験生が受講する夏期講習の内容も重要です。通っている学習塾の夏期講習に簡単に決めてしまうのではなく、他の学習塾の夏期講習も検討するべきです。

中3夏期講習だけ違う塾を検討すべき理由

  • 理由①:費用が高すぎることがあるから
  • 理由②:受講スタイル・教科を選べないから
  • 理由③:夏期講習によって内容が異なるから

主な理由は上記の3点です。

それぞれの理由について、詳しく解説します。

理由①:費用が高すぎることがあるから

学習塾の中には、夏期講習の費用が高額すぎることがあります。夏期講習の費用を知って驚かれた方も多いはず。

夏期講習の費用が高い理由はいろいろあるのですが、ひと言で言うと、夏期講習の費用が学習塾の社員の夏のボーナスになるからです。そのため、講習内容に比べて割高に設定されています。

とはいえ、費用が高過ぎる学習塾が多いですね。

そこで、他の学習塾の夏期講習も検討し、納得できる内容と費用の夏期講習を受講するべきだと思います。もちろん、夏期講習だけ違う学習塾で受講しても何ら問題はありません。

理由②:受講スタイル・教科を選べないから

一般的に、通っている学習塾の夏期講習では、受講スタイルを選べません。

集団塾なら集団授業、個別指導塾なら個別指導という感じです。

また、全教科を受講してほしいという学習塾側の意向から、受講する教科を選べないことがほとんどです。

数学だけとか英語だけというような、教科を選択して受講することができないということです。

その結果、不要な教科を含む夏期講習に高額な費用を支払うことになります。

こうした受講スタイルや教科を選べない夏期講習は、受験生や保護者目線の夏期講習とは到底言えません。

理由③:夏期講習によって内容が異なるから

夏期講習の内容は、学習塾によって大きく異なります。

そのため、目的に合った夏期講習を受講しなければ成果を得ることはできません。

夏期講習の内容【2つのタイプがある】

  • タイプ①:中3の1学期までの総復習
  • タイプ②:入試問題で実践力を鍛える

公立の中学生が多く通う「地元の学習塾」に多いのが、タイプ①の総復習を行う夏期講習です。

中3の1学期までの総復習をしたい受験生におすすめ。ただし、春期講習と夏期講習のセットで総復習を行う学習塾もあるので注意が必要です。

一方、様々な地域の中学生が通う「大手の進学塾」に多いのが、タイプ②の入試問題に特化した夏期講習です。

入試レベルの問題を扱うので、難関校受験を目指す受験生におすすめ。反対に、弱点克服や中1からの総復習をしたい受験生にはおすすめできません。

上記のタイプの他、費用や時間、難易度など、夏期講習の内容は学習塾によって大きく異なるのです。夏期講習の内容が受講する目的に合っているのか、事前にしっかりと確認しましょう。

【中3夏期講習】おすすめの受講方法

中3の夏期講習は、中1や中2の夏期講習と比べても費用が高額な傾向にあります。

そのため、必要に応じて目的に合った夏期講習を受講することが重要です。

夏期講習を申し込む前にチェック!

  • 費用に見合うだけの効果を期待できるか?
  • 目的に合致した内容か?
  • 必要な教科だけ受験できないか?
  • 自分で中1からの総復習はできないか?

必要があれば受講し、不要なら受講しない。このスタンスで良いと思います。

苦手教科だけ「個別指導塾の夏期講習」を受講する

個人的におすすめなのが、自分1人で中1からの総復習をして、苦手教科だけ「個別指導塾の夏期講習」を受講する方法です。

集団塾では珍しいですが、個別指導塾なら教科を選んで夏期講習を受講できることがほとんどです。(もちろん、夏期講習だけ受講することも可能です)

集団塾よりも費用が安いだけでなく、個別に質問もできるので、苦手教科の克服にもピッタリです。

実際、普段は集団塾に通っているにも関わらず、夏期講習だけは個別指導塾を利用する受験生も少なくありません。夏期講習を上手に利用することがポイントです。

なお、夏期講習におすすめな個別指導塾は、「【中学生】プロ講師の筆者がおすすめする高校受験の個別指導塾5選」の記事にまとめています。

【中1からの総復習】夏休みに自分でする方法

夏期講習を受講しない教科については、自分で中1からの総復習を行います。とはいえ、中1からの総復習はそんなに難しいことではありません。

市販の「受験用の問題集」を購入し、中1から中3の1学期までの単元を解くだけです。問題集の解説や教科書を活用し、内容を理解すれば良いのです。

反対に、理解が難しい教科のみ、個別指導塾の夏期講習を受講するのがおすすめです。

なお、自分で中1からの総復習をする方法については、「【中3夏休み】塾に行かない受験生のおすすめ勉強法【問題集も紹介】」の記事で解説しています。

【無料】Z会の「夏のキャンペーン資料」を活用しよう

夏休みの受験勉強には、下記のZ会のキャンペーン資料が役立ちます。

  • 夏の必勝勉強法:夏休みの勉強法の解説書
  • 公立高校入試の傾向と対策:近年の出題傾向をまとめた資料
  • 厳選夏ドリル:夏までの理解度をチェックできる問題集

夏期講習を受講しない受験生の夏休みの過ごし方や、入試に関する情報を入手することができます。

特に、「公立高校入試の傾向と対策」は5教科それぞれの近年の出題傾向が分かるので、夏休みの受験勉強に活用できるかと思います。また、厳選夏ドリルは夏休みの受験勉強の成果を確認するのにピッタリな教材です。

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まとめ

というわけで、今回は以上です。

中3夏期講習だけ違う塾を検討すべき理由について解説しました。また、中3夏期講習のおすすめの受講方法についても解説しました。

中3の夏休みは、高校入試の半年前に約40日もある大切な期間です。この期間をどのように過ごすかが、受験の合否に影響することは言うまでもありません。

夏期講習を受講する必要があるのか?どのような夏期講習を受講すべきか?そして、どのように夏休みを過ごすことがベストなのか?しっかりと考えてみてほしいと思います。

最後に、この記事で紹介した関連記事をまとめつつ、記事を終えたいと思います。

夏期講習におすすめな個別指導塾

自分で中1からの総復習をする方法

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