【小・中学生】理科の先生おすすめの夏休み自由研究を完全解説

よくある質問

夏休みの宿題の中でも、最も頭を悩ますのが「自由研究」ではないでしょうか?研究のテーマを決めることから時間がかかりますね。

  • テーマがなかなか決まらない…
  • どんなテーマがおすすめ?
  • 自由研究のまとめ方は?
パンダ先生
パンダ先生

このような悩み・疑問にお答えします。

そこで、この記事では、現役の理科の塾講師がおすすめする

【小・中学生向け】理科の先生がおすすめする、夏休み自由研究
の内容について、詳しく解説します。
この記事の内容
  • 小・中学生の「夏休み自由研究」とは?
  • 自由研究のテーマの選び方とおすすめの研究内容とは?
  • 上手な自由研究レポートの書き方とは?

この記事を読めば、夏休みの「自由研究」は解決します!

初めに、少し私の自己紹介をさせてください。

  • パンダといいます。
  • 家庭教師と塾講師をしています。
  • 10年以上にわたって、小・中学生を指導しています。
  • 中学・高校の理科の教員免許を持っています。

普段から、夏休みの自由研究に関する生徒や保護者からの質問に答えています。

夏休みの自由研究とは?

夏休みの自由研究をご存じですか?

ここでは、夏休みの自由研究について簡単に説明します。既にご存じの方は、この章はとばし、次の「【テーマの選び方】ポイントは「なぜだろう?」」にジャンプしてください。

小・中学校で出される夏休みの宿題

主に、公立の小学校と中学校で出される理科の夏休みの宿題が、「自由研究」です。

小・中学校では、夏休み中に各教科の宿題が出されます。算数や国語、社会などが「夏休みのドリル」などのテキストが宿題に出されるのに対し、ほとんどの学校で理科の宿題として「自由研究」が出されます。

その名の通り、子どもたち自身が自由にテーマを決めて研究することが、宿題の内容です。この「自由研究」に苦労する小・中学生が多いようです。

「自由研究」の研究テーマが決まらない

小・中学生にとって、研究テーマを決めることが困難なようです。

毎年、夏休みに入ると、学習塾や家庭教師の生徒や保護者から、自由研究に関する質問を耳にします。その内容は、「自由研究のテーマが決まりません」、「どんな研究テーマがいいですか?」というものです。

確かに、現代の小・中学校の宿題というのは、決められたページを決められた日までに取り組む受動的なスタイルです。自分で宿題の内容を考えて取り組む能動的なスタイルに慣れていない小・中学生にとって、この「自由研究」は、慣れない作業です。

特に、「自由研究」では、何か難しい実験をしなければいけないような気がして、どんなテーマが相応しいのか迷う小・中学生が多いようです。

どんなテーマを選べばよいのでしょうか?

【テーマの選び方】ポイントは「なぜだろう?」

「自由研究」に苦労する理由は、肝心な研究テーマがなかなか決まらないからです。

ここでは、研究テーマの選び方とそのポイントについて解説します。

興味がある分野からテーマを探す

自由研究がおっくうになる小・中学生の理由は、自由研究そのものに興味がないからではないでしょうか?そこで、自由研究のテーマを選ぶ際には、なるべく興味のある内容を選ぶようにしましょう。

理科という教科は、主に化学、物理、生物、地学の4つの分野から構成されます。これだけの分野があるということは、わざわざ難しい実験をしたり、興味のないテーマについて調べる必要はなく、少しでも興味のある分野からテーマを選べばよいのです。

興味のあることについて調べる

まずは日頃の生活の中で興味や関心があることを考えてみましょう。その内容をヒントに、関連のある現象や物について調べればよいのです。

難しい科学の本を引っ張ってきて、その中から研究テーマを探す必要などありません。

●理科とはまったく関係のないもので構いません。
興味があるもの、思いついたものをいくつか書き出してみましょう。

(例) 野球、サッカー、ゲーム、読書、食事、お菓子、睡眠、ペット、自転車…

●どんなものでも構いません
とにかく書き出せるだけ書き出します。

「なぜだろう?」と思うことを探す

自由研究のテーマ選びのポイントは、「なぜだろう?」を選ぶことです。

科学の本に載っているようなありきたりな実験をするのではなく、自分自身が「なぜだろう?」と疑問に感じることについて、調べたり実験することが自由研究の本来の目的です。

そこで、さきほど書き出した中から「なぜだろう?」と思う現象や事物がないか探してみましょう。そうすることで、自分自身が興味・関心のある内容について疑問に感じることを研究テーマに選べるのです。

小・中学生が思う「なぜだろう?」とは

小・中学生は、日常の中のどんなことになぜだろうと考えるのでしょうか?そして、その「なぜだろう?」から、どんな研究テーマが選べるのでしょうか?

ここでは、実際に私がこれまでに経験した、小・中学生の「なぜだろう?」と、その疑問から選んだ自由研究のテーマのをいくつかご紹介します。

  • 疑問:なぜ夏になるとセミが鳴く? →研究テーマ「セミの生態について」 
  • 疑問:なぜカビ取りでカビが落ちる? →研究テーマ「カビ取りの成分について」
  • 疑問:なぜ流れ星が流れる? →研究テーマ「流れ星の正体について」
  • 疑問:ホットケーキはなぜ膨らむ? →研究テーマ「ホットケーキミックスの成分について」

少し意外なテーマもあるかもしれませんが、テーマを選ぶ際に子ども自身が疑問に感じることを選ぶことをおすすめします。

夏休みにしかできないテーマを選ぶ

いくつかテーマの候補があるようであれば、

夏休みにしかできないような研究テーマを選びましょう。

夏休みの理科の宿題に「自由研究」が出される理由の1つは、夏休みにしかできないようなテーマを選んでほしい、という学校の先生の願いが込められているからです。

週末にできる実験や、インターネットで調べればすぐに分かる内容ではなく、時間をかけることで実感できたり、確認できるようなテーマを選ぶことがおすすめです。

夏休みだからこそできる内容をテーマに選びましょう。

実験や観察が必要なテーマを選ぶ

「自由研究」では、実験や観察を行うことが大切です。

「自由研究」といえば、実験や観察を行うことがほとんどです。疑問に感じたことを調べることも研究ではありますが、自由研究では実験や観察を行うことをおすすめします。

小・中学生の夏休みの「自由研究」で求められる研究とは…

  • 実験を行うことで検証する。
  • 観察で確認する。

疑問に対する答えは、本やインターネットで調べれば分かります。「自由研究」では、調べたことを実験や観察を行うことで、自分の目で確認します。

実験や観察が行えないような内容をテーマにすると、調べたことを検証できません。

自由研究では何をする?

自由研究では、どんなことを研究すればよいのでしょうか?

自由研究のテーマが決まれば、実際にその内容を研究します。とはいえ、自由研究では何をすればいいのでしょうか?

そこで、ここでは理科の先生である私パンダがおすすめする自由研究のテーマと、その研究の内容を詳しくご紹介します。

    理科の先生がおすすめするテーマとは?

    理科の先生がおすすめする自由研究のテーマをご紹介します。

    ここでは、学習塾で理科を教える私パンダがおすすめする、自由研究のテーマをご紹介します。

    なかなか1つに絞るのは難しいですが、

    個人的におすすめなのは、「月の満ち欠け」です。
    このテーマも、ある小学生の「日によってお月さんの形が違うのはなぜ?」という疑問から生まれたテーマです。確かに、私たちが普段から目にする月の形は様々ですし、見える時間帯も異なります。

    そこで、月の満ち欠けについて調べてみたり実際に観察することで、今まで疑問だったことを理解するきっかけになるため、研究テーマとしておすすめです。

    このように、身近な自然現象に関する疑問をテーマに選ぶと、研究する意義も大きいですし、観察することができるので自由研究のテーマにピッタリです。

    他にも、星座や雲の動きなども観察することができるので、自由研究のテーマ選びの際の参考にしてみてください。

    自由研究ですることは3つ

    自由研究では、何をすればよいのでしょうか?

    そこで、「月の満ち欠け」を例に、自由研究の内容について詳しく解説します。

    自由研究の内容

    自由研究ですることは、大きく3つの内容があります。

    1. 本やインターネットなどで調べる
    2. 実験、または観察で確認する
    3. 調べたことと確認したことについて、考察する

    調べる

    まずは、「月の満ち欠け」について疑問思っていることをインターネットや本で調べます。

    • 月の満ち欠けが起こる原理は?
    • 月の満ち欠けの周期は?
    • 月の出、月の入りの時刻は?

    疑問に思っている内容の答えだけでなく、調べる中で重要な内容があれば、そのことについてもまとめるといいですね。
    ※調べる時に使用した本やインターネットのページURLは、参考文献としてメモしておきましょう

    確認する

    次に、調べたことを実際に実験や観察で確認します。「月の満ち欠け」の場合なら、観察することで調べたことがその通りなのかを確認することができます。

    • 1晩の月の動きを観察し、月の形と動く速さを確認する。
    • 1カ月にわたって月を観察することで、月の満ち欠けの周期を確認する。
    • 1カ月間、毎晩同じ時刻に、同じ方角を観察することで月の位置を確認する。

    実験や観察する内容については、調べた内容をヒントに考えてみましょう。

    実験は失敗しても構いません
    失敗した場合は、その理由や正しい実験結果の予想を考察で行います。

    考察する

    小学生にとっては、「考察」という言葉は難しいですね。そこで、小学生で「考察」が難しい場合は省略しても構いません。

    考察とは、実験や観察の結果から考えることを意味します。

    • 調べた内容(理論上)と実験・観察した内容が一致しているかの検証。
    • 一致していない場合は、その理由を予想。
    • 実験や観察ができなかった場合は、結果の予想。

    ここで、実験や観察ができなかった場合について、少し補足します。「月の満ち欠け」の観察では、天候によって観察できない日がありますね。そんな場合、前後の日の観察記録から、観察できなかった日の記録を予想します。

    実験でも同様に、何らかの理由で実験が失敗した場合に、その原因や理由と併せて本来の正しい実験結果を予想します。

    その他、自分自身が実験や観察の結果から考えたことをまとめます。

    上手な自由研究レポートの書き方とは?

    自由研究のレポートの書き方について、ポイントを解説します。

    ここでは、自由研究のレポートの書き方を解説します。「何を書いたらいいか分からない」、「どんな構成でまとめたらいいのか困っている」そんな小・中学生は参考にしてみてください。

    学校の先生から項目の指定がある場合は、それに従って自由研究のレポートを作成しましょう。

    レポートの書き方

    レポートは、次の項目にまとめると分かりやすいですよ。

    自由研究の内容をレポートにまとめる際は、次にあげる項目に分けて内容を書くと見やすく、分かりやすいレポートになります。

    ここでは、自由研究で「月の満ち欠け」について研究した場合を例に、項目ごとに具体的な書き方をご紹介します。

    自由研究レポートの項目

    1. テーマ
    2. 目的
    3. 実験器具・準備物
    4. 実験・観察方法
    5. 実験・観察結果
    6. 考察
    7. 感想・まとめ
    8. 参考文献

    各項目の詳しい書き方は、下に説明しています。「月の満ち欠け」を例に紹介していますので、具体的な書き方の参考にしてください。

    テーマ

    自由研究のテーマを書きます。

    今回の例で説明すると、「月の満ち欠けと動き」です。

    目的

    なぜ、その研究を行うのか、何を調べたいのか、何を知りたいのか、など動機や目的を書きます。

    月の形が日によって違うので、月の満ち欠けに興味を持った。また、時間によって見える場所が異なるため、月の動きと満ち欠けの関係について研究する。

      実験器具・準備物

      実験や観察を行うために必要な準備物を書きます。レポートを読んだ人が、同じ実験や観察を行うのに必要なものをすべて書きましょう。

      方位磁針、カメラ(スマートフォン)、時計、記録用のノート、筆記用具

      実験・観察方法

      実験や観察の方法を番号を付けて説明します。

      1. 月の満ち欠けを調べる
        1-1 月が観察できる夜に、月の形をカメラで撮影する。
        1-2 その後、1カ月にわたって毎晩同じ時刻に月の形をカメラで撮影する。
      2. 月の動きを調べる
        2-1 1晩の間に月がどのように動いているかを調べる。
        2-2 1時間ごとに月の位置をカメラで撮影する。

      実験・観察結果

      実験の結果や観察の記録をまとめます。その際、スケッチしたものや写真で撮影したものがあれば、レポートに貼ります。

      特に、時間の経過とともに変化がある実験結果の場合は、文章で書くよりも図や写真の方が分かりやすい場合があるため、結果のまとめ方も考えて実験や観察を行うと良いでしょう。

      • 月の満ち欠けの写真を並べて、1日おきの月の形の変化をまとめる。
      • また、同じ時刻の月の位置の変化を1日おきにまとめる。
      • さらに、1時間おきの月の位置もまとめる。

      考察

      実験・観察結果が、理論上のものと一致するかを検証します。そこで、教科書や参考書、図鑑、インターネット等を使って、実験や観察の結果が正しいか調べます。結果が理論と一致する場合はその旨を一致しない場合はその原因を考えます。

      • 月の満ち欠けは約〇〇日の周期で起こることが確認できた。
      • 東の空から月の出し、南中したのち、西の空に月の入りすることが確認できた。
      • 月の出の時間と月の入り時間は毎日〇時間ずつずれていた。
      • 8月×日は曇りのため、月は観察できなかったが、前日と翌日の記録から図のように予想した。

      感想・まとめ

      小学生の自由研究なら感想で構いません。中学生以上は、下の例を参考に研究についてまとめましょう。

      ・今回の自由研究では、「月の満ち欠けと動き」について約1カ月間にわたって観察を行った。月の満ち欠けについては、実際に観察することで学校の授業や教科書で読んだ内容を深く理解することができた。

      ・月の動きについては、月の出の時間が日々変わることを知らなかったため、夜になっても月が観察できず、苦労することが多々あった。

      ・また、昼間の時間帯に月の出する日があり、インターネットや新聞に月の情報が掲載されていることの意義を知ることができた。

      ・1カ月にわたって観察を行ったからこそ気付けたことも多く、自然界の法則に改めて興味を持った。

      感想やまとめでは、研究の成果だけでなく、自分自身の率直な感想を書きましょう。

      参考文献

      最後に、考察の際に使用した書籍やインターネットのページURLを書きます。小学生の自由研究では、省略されることがほとんどです。

      まとめ

      今回の記事では、「【小・中学生向け】理科の先生がおすすめする、夏休み自由研究」について解説しました。

      この記事のおさらいです。
      • 自由研究のテーマは興味・関心のあることから選ぶ。
      • 実験や観察ができるテーマを選ぶ。
      • 自由研究では、「調べる」、「確認する」、「考察する」の3つを行う。
      • レポートは項目に分けて書く。

      少し長くなりましたが、自由研究のテーマ選びとレポートの書き方について、理解が深まれば幸いです。ちなみに、「月の満ち欠け」は観察のための日数を要しますが、様々な発見があっておすすめです。

      興味がある小・中学生は、是非挑戦してみてください。

      最後に、子育てに役立つ、おすすめ情報をまとめておきます。

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