【出やすい問題は?】中3五ツ木模試の勉強方法を解説【過去問題集も紹介】

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中学生
五ツ木の模試を受験したい受験生

五ツ木の模試はいつ受験すればいいの?過去問題集は売っているの?五ツ木の模試に向けた勉強方法を教えてください。

このような疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 【出やすい問題は?】中3五ツ木模試の勉強方法を解説【過去問題集も紹介】
  • 【中3五ツ木の模試】いつ受ける?何回受ける?

記事の信頼性

この記事を書いている筆者は、塾講師・家庭教師での高校受験の指導歴17年ほど。現在はプロ家庭教師として、五ツ木の模試をはじめとする高校受験対策を指導しています。

この記事では、そんな筆者の経験を踏まえて、五ツ木の模試の勉強方法について解説します。また、五ツ木の模試の勉強に使用するおすすめ問題集もご紹介します。

※なお、五ツ木の模試について、詳しくは公式サイトをご覧ください。

【出やすい問題は?】中3五ツ木模試の勉強方法を解説【過去問題集も紹介】

ここでは、中3五ツ木の模試の勉強方法について解説します。

※筆者が受験生に実際に指導している方法をそのまま公開します。

中3五ツ木の模試の勉強方法【3ステップで解説】

  • ステップ①:五ツ木の模試の出題範囲を確認する
  • ステップ②:出題範囲の単元を復習する
  • ステップ③:過去問で実践力を鍛える

上記の3ステップです。
それぞれのステップごとに詳しく見ていきましょう。

ステップ①:五ツ木の模試の出題範囲を確認する

まずは、五ツ木の模試の出題範囲を公式サイトで確認します。
»「中3五ツ木の模擬テスト会」出題範囲はこちら

五ツ木の模試は、受験回ごとに出題範囲が決まっています。そこで、自身が受験する回の出題範囲を把握することから始めます。

出題範囲を確認することで、出やすい問題が分かります。

ステップ②:出題範囲の単元を復習する

ステップ①で出題範囲が分かったら、受験する回の出題範囲を教科別・単元別に復習していきます。

その際、中1からの5教科の総復習ができる高校受験用の問題集を使用します。

ただし、ステップ②ではあくまで各単元の総復習が目的です。難しい入学試験の過去問を解く必要はありません。

おすすめの高校受験用の問題集は?

  • おすすめ①:旺文社「中学総合的研究問題集」
  • おすすめ②:受験研究社「中学自由自在問題集」
  • 旺文社:中学総合的研究問題集
  • 受験研究社:中学自由自在問題集

上記の2冊でして、おすすめ理由と勉強法については、「【中3・塾なし受験】高校受験のおすすめ問題集2選【使い方も解説】」の記事で解説しています。まだ、高校受験用の問題集を購入していない方は参考にどうぞ。

なお、ステップ②の内容は中3夏休みの受験勉強におすすめです。詳しくは、中3夏休みの受験勉強についてまとめた「【中3夏休み】塾に行かない受験生のおすすめ勉強法【問題集も紹介】」の記事をどうぞ。

ステップ③:過去問で実践力を鍛える

初めて五ツ木の模試を受験する際には、ステップ②までの準備で十分です。
※受験回の出題範囲を教科別・単元別に復習すればOKです。

2回目以降の受験では、成績を伸ばしていくために更なる対策が必要です。

個人的には、過去問題集を使って入学試験レベルの問題を解くことをおすすめします。

おすすめ過去問題集

  • おすすめ①:五ツ木書房「五ツ木の模擬テスト 大阪府公立高校入試問題集」
  • おすすめ②:英俊社「近畿の高校入試」

購入するのは片方だけで良いかと思います。
目的に合わせて選べばOKです。

五ツ木書房:五ツ木の模擬テスト 大阪府公立高校入試問題集

五ツ木の模試の過去問題集です。
※大阪府の公立高校の入学試験の過去問とセットになったタイプです。

五ツ木の模試が高校受験のクライマックスだという受験生は、こちらを選ぶべきです。

私立高校の推薦入試などで、五ツ木の模試で基準となる偏差値をクリアしなければいけない受験生におすすめ。反対に、あくまで学力推移を知るために五ツ木の模試を受験するなら、必ずしも購入する必要はありません。

※購入方法
五ツ木書房の指定書店、または五ツ木書房のオンラインショップで購入できます。

英俊社:近畿の高校入試

近畿の高校の入学試験を抜粋して収録している過去問題集。
※五ツ木の模試の勉強だけでなく、9月以降の受験勉強でも使用できます。

五ツ木の模試は、公立高校の入学試験よりも難易度が高く、筆者の印象では私立高校の入学試験を意識した出題形式です。そこで、近畿の私立高校の入試問題を収録した「近畿の高校入試」で実践力を鍛えます。

個人的には、五ツ木の模試が高校受験のクライマックスでないなら、入学試験まで使用できる「近畿の高校入試」の方がおすすめです。

よくある質問:やり直しはした方がいいですか?

受験した回のやり直しは必ずしましょう。

不正解だった問題のやり直しをすることで、学力は伸びます。また、自身の弱点や反省点をあぶり出すことで、次回以降の成績アップに繋がります。

やり直しをしない受験生は、成績が伸びないのでご注意を!

なお、やり直しの方法は入学試験の過去問の勉強法と同じで構いません。気になる方は、入学試験の過去問の勉強法をまとめた「【中学受験・高校受験】過去問・赤本はいつから?【使い方も解説】」の記事をどうぞ。

【中3五ツ木の模試】いつ受ける?何回受ける?

ここからは、五ツ木の模試をいつ受けるのか、そして何回受験するのか、について解説します。

結論は、9月以降に3回〜4回受験することをおすすめします。

»「中3五ツ木の模擬テスト会」年間実施日程はこちら

【第1回~第3回】受験者数が少ない

五ツ木の模試は、毎年5月からスタートし、6月、7月と、7月までに計3回実施されます。
しかし、中3になったばかりの第1回~第3回までの受験者数は、まだまだ少ないのが実態です。

もちろん受験しても構いませんが、受験者数が少ないため、他の受験生との学力を比較した信ぴょう性の高いデータを得ることができません。

だから、受験生が増える9月の第4回から受験しても、決して遅くはありません。

※ただし、難関校を受験する場合や、夏休み前に自身の学力を確認しておきたいなら、7月を受験しておいても良いかと思います。

夏休みの成果を確認できる

ほとんどの受験生が、本格的な受験勉強を始めるのは中3の夏休みからです。
※約40日間の夏休みの過ごし方が、その後の学力推移に影響するとまで言われています。

そのため、9月の第4回を受験することで、夏休みの受験勉強の成果を測ることができます。

また、自身の弱点を把握し、夏休み以降の受験勉強の参考にすることもできます。

なお、塾なしでの中3夏休みの受験勉強の方法については、「【中3夏休み】塾に行かない受験生のおすすめ勉強法【問題集も紹介】」の記事で解説しています。

【9月・第4回】多くの学習塾が参加する

夏休みの受験勉強の成果を測りたいのは、どの受験生も同じです。そして、多くの学習塾の先生たちもまた、生徒たちの夏休みの受験勉強の成果を確認したいと考えています。

そのため、9月の第4回は多くの学習塾が参加します。
※参加するとは、塾単位で団体で申し込みを行い、学習塾に通うの生徒たちに受験させるという意味です。

その結果、9月の第4回は必然的に受験生が多くなる傾向にあり、受験後にもらえる学力に関する資料の信ぴょう性が高まります。

【受験者数が最多】11月の第6回は必ず受験したい

必ず受験したいのは、受験者数が最多となる11月の第6回です。

その理由は、2つあります。

  • (1) 信ぴょう性が高いデータを得られる
  • (2) 第6回の結果を参考に、私立高校の志望校を決定するため

一般的に、12月初旬に2月に受験する私立の志望校を決定します。

そして、多くの受験生が11月の第6回の結果を踏まえて私立の志望校を決定します。そのため、必然的に11月の第6回の受験者数が最多となります。

この信ぴょう性が高いデータを得られる第6回を受験し、その結果を踏まえて私立の志望校を決定します。

9月以降に3〜4回受験しよう

ほとんどの受験生が、9月の第4回から受験し始めます。
そして、上記でもお話ししたように、11月の第6回が受験者数が最多となります。

そこで、個人的には9月以降に3〜4回受験することをおすすめします。

9月以降に3〜4回受験することで、自身の学力の推移や他の受験生の志望校の変化・動向を把握できます。

おすすめの受験回は?

  • 9月・第4回:夏休みの成果を確認できる
  • 10月・第5回:第4回より受験者数は少し減る
  • 11月・第6回:受験者数が最多のため、正確なデータを得られる
  • 12月・第7回:受験者数は減るが、私立の志望校で受験できる

上記の通り。

個人的には、9月の第4回と11月の第6回は必ず受験したいですね。

10月と12月は必要な方を選べば良いかと。ただし、12月の第7回は私立の志望校で受験できるので、私立が専願の受験生は12月の第7回の方がおすすめです。

※1月の第8回は受験生が一気に減ることと、結果が届くのが2月の私立の入学試験の直前のため、私立が専願の受験生にはおすすめできません。

»「中3五ツ木の模擬テスト会」年間実施日程はこちら

まとめ

というわけで、今回は以上です。

中3五ツ木模試の勉強方法について解説しました。また、五ツ木の模試の勉強に使用するおすすめ問題集も紹介しました。

五ツ木の模試の勉強は、中3夏休みと2学期以降の受験勉強に含まれます。そこで、受験勉強の計画に上手に混ぜていくことがポイントです。

この記事が、多少なりともその参考になれば幸いです。

最後に、夏休み以降の受験勉強に役立つ記事をまとめておきます。

【高校受験用】おすすめ市販問題集

この記事でもご紹介した、筆者おすすめの高校受験用の問題集をまとめた記事です。

【中3夏休み】塾なしでの受験勉強の方法

過去問題集・赤本の勉強法

【中3冬休み】塾なしでの受験勉強の方法

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