【国立中学受験】出願時提出の調査書と合否への影響について

小学生

国立中学の受験では、私立中学とは異なり、出願時に「調査書」を提出する必要があります。
※学校によっては、「報告書」と呼ぶ学校もあります。

受験生の母親
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  • 「調査書」って何?
  • 「調査書」はどうやって準備するの?
  • 「調査書」の内容は、合否に影響があるの?

このような疑問にお答えします。

この記事の内容
  • 【国立中学受験】出願時に必要な「調査書」とは?
  • 「調査書」の準備方法とは?
  • 「調査書」の内容は、受験の合否にどれくらい影響するか?
家庭教師
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塾講師と家庭教師として、15年にわたって国立中学の受験対策を指導している、筆者が解説します。

国立中学受験で必要な「調査書」とは?

受験生の母親
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「調査書」って何?

「調査書」とは、国立中学を受験する際、出願時に提出する「成績に関する書類」のことです。

国立中学の生徒募集要項を確認すると、出願書類の中に願書とは別に「調査書」と書かれています。そして、注意書きには「小学校で作成してもらってください」や「小学校で記入してもらってください」と書かれています。

例えば、大阪教育大学附属池田中学校のホームページで公開されている、「令和2年度・生徒募集要項」によると、調査書について次のように書かれています。
在学する小学校の校長先生と担任の先生に作成を依頼し、本校校長あてに親展(厳封)で提出してください。

つまり、国立中学を受験する際は、お子さんが通われている小学校に「調査書」を作成してもらい、出願時に願書と共に提出する必要があるということです。

ちなみに、調査書には、成績を含めた下記の内容が記入されます。

  • 出席日数
  • 成績
  • 活動記録
家庭教師
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「願書と共に、小学校での成績を提出してください」ということですね。

【初めてでも簡単!】調査書を準備する方法とは?

受験生の母親
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「調査書」はどうやって準備するの?

ここでは、「調査書」の準備方法について詳しく解説します。

初めて準備される場合でも簡単です。下記の手順に沿って行ってください。

まずは、その手順を簡単にまとめました。

「調査書」準備の流れ
  • STEP①
    調査書を入手する
    • 所定の場所で調査書を入手する。
  • STEP②
    調査書の作成を小学校に依頼する
    • 小学校の担任の先生に、調査書の作成を依頼する。
  • STEP③
    完成した調査書を受け取る
    • 完成した調査書を担任の先生から受け取る。

以下、各STEPについて詳しく見ていきましょう。

STEP①:調査書を入手する

まず初めに、「調査書」を入手します。

受験する中学校のホームページを確認すれば、募集要項に「出願書類を配布している期間」が載っているはずです。その期間に、所定の場所で出願書類を入手します。

この出願書類の中に、願書と共に調査書が含まれています。ちなみに、「所定の場所」とは、ほとんどの場合がその中学校です。インターネット上では入手できませんのでご注意ください。

STEP②:小学校に調査書を作成してもらう

次に、在学している小学校の担任の先生に、調査書の作成を依頼します。

調査書は、小学校の先生に作成してもらう必要があります。そこで、小学校の担任の先生に、調査書の作成を依頼します。

予め受験することが分かっているなら、それまでの面談の際に伝えておいても構いません。出願時になって調査書が必要だと分かった場合は、それからでも遅くはないので、担任の先生へ依頼しましょう。

「電話で依頼」でよい

担任の先生への「調査書の作成依頼」は、電話で構いません。

「この度、子どもが○○中学校を受験することになりました。出願時に、調査書の提出が必要です。つきましては、子どもに調査書を持たせますので、作成していただけますでしょうか?お手数をお掛けしますが、よろしくお願いします」
これで十分です。
担任の先生も、これまでに何度か調査書を作成した経験があるはずですので、状況はすぐに理解されると思います。心配な場合は、いつまでに調査書が必要か、調査書は厳封であること等を伝えておいてもいいかもしれません。
家庭教師
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手紙を添えても構いませんが、そこまでする必要はありません。

調査書作成の所要時間

調査書の作成には、数日かかります。

というのも、担任の先生は、6年生の1学期と2学期の成績をもとに、調査書を作成します。成績だけでなく、出席日数や学校での様子なども記入しなくてはいけません。さらに、校長先生が確認する時間も必要です。

ですので、調査書の作成を依頼する場合は、時間に余裕を持って依頼するようにしましょう。目安として、出願書類を入手したらすぐに依頼されることをおすすめします。

ちなみに…

以前、筆者が指導を担当する生徒の保護者が、小学校の担任の先生に依頼したところ、2日後には調査書を受け取ることができました。

この時は、入学試験の直前だったこともあり、担任の先生に急ぎでお願いしたのですが、やはり時間に余裕を持って依頼するのが礼儀かと思います。

STEP③:完成した調査書を受け取る

調査書の作成が完了したら、担任の先生から受け取ります。保護者に直接学校まで取りに来るように指示される場合もあれば、担任の先生が子どもに手渡す場合もあります。

この時点で、調査書は封をされており、中身を見ることはできません。

家庭教師
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以上が、調査書の準備方法です。簡単ですね!

【調査書の内容】合否にどれくらい影響するのか?

受験生の母親
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「調査書」の内容は、合否に影響があるの?

調査書の内容には、学校での成績や出席日数、活動記録などが含まれますが、受験の合否にどれくらい影響があるのでしょうか?

結論からお話しすると、合否にどれくらい影響するのか、正確な情報は公表されていません。
※入学試験における、調査書の正確な配点は公表されていません。

参考:合否に大きく影響する印象あり

あくまで個人的な印象ですが、「調査書の成績は、合否に大きく影響している」というのが、筆者の印象です。

    もちろん、学校によって多少の差はあるかもしれませんが、調査書の成績を加味しているのではなく、むしろ調査書の成績が大部分を占めているようにさえ感じます。

    小学校での成績がいいと合格しやすい!?

    これまで、15年にわたって国立中学の受験対策を指導してきて感じることは、「小学校での成績がいい受験生ほど、国立中学受験での合格者が多い印象」です。

    このように感じる理由は、小学校の成績がいい受験生の中には、受験勉強の期間が短かかったり、ほとんど学習塾に通わなくても合格している受験生がいるためです。

    「調査書」の成績が重視されている?

    反対に、小3の頃から私立中学の受験を視野に受験勉強を続けてきた受験生でも、小学校での成績が平均的な場合、国立中学受験では不合格になる傾向がありました。

    あくまで筆者の個人的な経験による憶測に過ぎませんが、どうも当日の筆記試験とは別に、調査書の内容が合否に大きく影響しているように感じます。

    まとめ

    今回の記事では、「【国立中学受験】出願時に提出する調査書」について解説しました。

    この記事のおさらいです。

    • 国立中学の受験では、出願時に「調査書」を提出する必要がある。
    • 「調査書」は、小学校の担任の先生に作成してもらう。
    • 「調査書」の内容は、定かではないが、受験の合否に少なからず影響する。

    国立中学の受験を考えている方や、実際にこれから調査書を準備する必要がある方に参考になれば幸いです。

    参考:合格する「調査書」のために!

    国立中学の受験では、この記事でも触れたように「調査書」の内容が少なからず合否に影響します。

    そんな、合否に影響する「調査書」の対策として、筆者が受験生におすすめしているのが、「朝日小学生新聞」の購読です。

    「朝日小学生新聞」おすすめポイント!
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    • 毎日届くので、読む習慣がつく。
    • 時事ニュースを解説しているので、社会や理科に強くなる。
    • 漢字にふりがなが付いているので、漢字を覚えられる。

    朝日小学生新聞を購読することで、学校の授業・教科書への興味・関心に繋がり、「調査書」の成績アップが期待できます。

    また、基礎学力が重視される国立中学の受験対策にもなるため、「調査書」の対策だけでなく、受験勉強の教材としてもおすすめです。
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