【国立中学受験】調査書の中身と合否への影響【依頼の方法も解説】

小学生
受験生の母親
受験生の母親

国立中学受験の出願時に必要な調査書って何?調査書の中身や合否への影響が気になります。担任の先生への依頼の仕方も教えてください。

このような疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 【国立中学受験】出願時に必要な調査書とは?
  • 調査書の中身と合否への影響
  • 調査書作成:担任の先生へ依頼する方法

この記事を書いている筆者は、家庭教師・塾講師としての国立中学・受験指導歴16年ほど。現在も、家庭教師として国立中学受験を指導しています。

これまでの指導経験で得た知識をもとに、読者の皆さんに正しい情報をどのページよりも詳しく解説します。

【国立中学受験】出願時に必要な調査書とは?

調査書とは、国立中学を受験する際、出願時に提出する「成績に関する書類」のことです。

国立中学の生徒募集要項を確認すると、出願書類の中に願書とは別に「調査書」と書かれています。そして、注意書きには「小学校で作成してもらってください」や「小学校で記入してもらってください」と書かれています。

例えば、大阪教育大学附属池田中学校のホームページで公開されている「令和2年度・生徒募集要項」によると、調査書について次のように記されています。
「在学する小学校の校長先生と担任の先生に作成を依頼し、本校校長あてに親展(厳封)で提出してください。」

つまり、お子様が通っている小学校に調査書を作成してもらい、出願時に願書と共に提出する必要があるということです。

調査書の中身と合否への影響

気になる調査書の中身と合否への影響について見ていきましょう。

調査書の中身

  • 学校での成績
  • 出欠日数
  • 活動記録

上記の通り。
ただし、調査書は厳封されているので、正確な情報は分かりません。とは言え、通知表を参考に作成するので、通知表の内容とそこまで変わりはないと思います。

合否への影響

結論からお話しすると、調査書の成績が合否にどれくらい影響するのか、正確な情報は公表されていません。
※入学試験における、調査書の正確な配点は一切公表されていません。

合否に大きく影響する印象あり

あくまで個人的な印象ですが、「調査書の成績が合否に大きく影響している」と感じています。

もちろん、学校によって多少の差はあるかもしれませんが、調査書の成績を加味しているというよりも、むしろ調査書の成績が大部分を占めているようにさえ感じます。

その理由は、これまでの指導経験の中で、小学校の通知表の成績がよい受験生ほど国立中学受験での合格者が多いからです。しかも、受験勉強の期間が1年以内であっても合格することさえ珍しくありません。

反対に、小3の頃から受験勉強を続けてきた受験生であっても、小学校の通知表の成績が平均的だと不合格になる傾向がありました。

このような経験から、どうも当日の筆記試験とは別に、調査書の成績が合否に大きく影響しているように感じています。

調査書作成:担任の先生へ依頼する方法

調査書を準備するための手順は下記の通り。

  • 手順①:調査書の用紙を入手する
  • 手順②:調査書の作成を依頼する
  • 手順③:完成した調査書を受け取る

手順①:調査書の用紙を入手する

まずはじめに、調査書の用紙を入手します。

受験する中学校のホームページを確認すれば、募集要項に「出願書類を配布している期間」が載っているはずです。その期間に、所定の場所で出願書類を入手します。

この出願書類の中に、願書と一緒に調査書の用紙が含まれています。ちなみに、「所定の場所」とは、ほとんどの場合がその中学校です。インターネット上では入手できませんのでご注意ください。

手順②:調査書の作成を依頼する

次に、在学している小学校の担任の先生に、調査書の作成を依頼します。

調査書は、小学校の先生に作成してもらう必要があります。そこで、小学校の担任の先生に、調査書の作成を依頼します。

予め受験することが分かっているなら、それまでの面談の際に伝えておいても構いません。出願時になって調査書が必要だと分かった場合は、それからでも遅くはないので、担任の先生へ依頼しましょう。

「電話で依頼」で構いません

担任の先生への「調査書の作成依頼」は、電話で構いません。

「この度、子どもが○○中学校を受験することになりました。出願時に、調査書の提出が必要です。つきましては、子どもに調査書の用紙を持たせますので、作成していただけますでしょうか?お手数をお掛けしますが、よろしくお願いします」

上記で十分です。
担任の先生も、これまでに何度か調査書を作成した経験があるはずですので、状況はすぐに理解されると思います。

心配な方は、いつまでに調査書が必要か、調査書は厳封であること等を伝えておきましょう。

手紙を添えても構いませんが、そこまでする必要はありません。

調査書作成の所要時間

調査書の作成には、数日かかります。

と言いますのも、担任の先生は、6年生の1学期と2学期の成績をもとに、調査書を作成します。成績だけでなく、出席日数や学校での様子なども記入しなくてはいけません。さらに、校長先生が確認する時間も必要です。

ですので、調査書の作成を依頼する場合は、時間に余裕を持って依頼するようにしましょう。目安として、出願書類を入手したらすぐに依頼されることをおすすめします。

ちなみに…
以前、筆者が指導していた生徒の保護者が、小学校の担任の先生に依頼したところ、2日後には調査書を受け取ることができました。
この時は、入学試験の直前だったこともあり、担任の先生に急ぎでお願いしたのですが、やはり時間に余裕を持って依頼するのが礼儀かと思います。

手順③:完成した調査書を受け取る

調査書の作成が完了したら、担任の先生から受け取ります。

保護者に直接学校まで取りに来るように指示される場合もあれば、担任の先生が子どもに手渡す場合もあります。この時点で、調査書は封をされており、中身を見ることはできません。

ちなみに、担任の先生へのお礼は特に必要ありません。
どうしても…という方は、お礼の電話でよいかと思います。

補足:調査書の成績をアップさせる方法

上記でもご説明した通り、調査書は学校の通知表を参考に作成されます。
そのため、調査書の成績をアップさせるには、通知表の成績をアップさせる他に方法はありません。

そこで、受験勉強だけでなく、学校での学習にも力を入れることをおすすめします。
授業や宿題への取り組み、カラーテストに向けたテスト勉強など、通知表の成績アップのためにできることはたくさんあります。

また、朝日小学生新聞を活用する方法もおすすめです。
新聞から様々な知識をインプットすることで、授業や宿題、作文などでのアウトプットに変化が生じます。この変化が、担任の先生から成長だと見なされれば、通知表の成績アップに繋がることが期待できます。

なお、朝日小学生新聞が調査書の成績アップに繋がる理由については、「【断言】中学受験におすすめな小学生新聞は1つだけ【プロが解説】」の記事で解説しています。

というわけで今回は以上です。
この記事の内容が、多少なりとも参考になれば幸いです。

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