【これ1冊!】入試の時事問題の対策におすすめな問題集【勉強法も解説】

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受験生
時事問題の対策をしたい受験生

入学試験の時事問題の対策はどうやってすれば良いんだろう…。おすすめの問題集と勉強法を教えてください。

このような疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 【中学受験・高校受験】時事問題の対策におすすめな問題集
  • 「時事問題に強くなる本」を使った、時事問題のおすすめ勉強法

記事の信頼性

この記事を書いている筆者は、塾講師・家庭教師での受験対策の指導歴17年ほど。現在は、プロ家庭教師として中学受験対策と高校受験対策を指導しています。

この記事では、そんな筆者の経験を踏まえて、入学試験の時事問題の対策におすすめな問題集を紹介します。また、時事問題のおすすめ勉強法についても解説します。

【中学受験・高校受験】時事問題の対策におすすめな問題集

中学受験や高校受験の(社会や理科の)入学試験では、その年の時事ニュースに関する問題が出題されることがあります。
※このような問題を「時事問題」と呼びます。

志望校の過去問を解いてみて、時事問題が出題されているなら、あなたも時事問題の対策をしなければいけません。

【時事問題】受験用の問題集では対策できない

そんな時事問題の対策は、受験勉強に使用する「受験用の問題集」ではできません。

その理由は、時事問題は入学試験からさかのぼって直近の約1年間の時事ニュースから出題されるからです。

例えば、2024年度の入学試験では、

  • ウクライナ侵攻から1年
  • 止まらない物価上昇
  • G7広島サミットの開催
  • 米中対立(台湾有事)
  • フィンランドのNATO加盟
  • 新型コロナウイルス5類へ移行
  • 福島原発の処理水の海洋放出

などの出題が予想されます。

こうした最新の時事ニュースは、「受験用の問題集」には載っていません。

そこで、時事ニュースばかりをまとめた問題集を使って対策します。

おすすめ:学研出版の「時事問題に強くなる本」

時事問題の対策におすすめな問題集は、学研出版の「時事問題に強くなる本」です。

17年に渡って受験対策を指導していますが、毎年この問題集を使っています。

個人的には、時事問題の対策ならこの問題集の一択です。この1冊さえあれば、必要な対策がすべてできます。

なお、「時事問題に強くなる本」について公式サイトでは下記のように紹介されています。

中学入試・高校入試用の時事問題の対策本。重大ニュースをわかりやすく解説,予想問題も充実。解答は使いやすい切り取り式。時事問題を用語や地図・年表・統計などでまとめた「時事問題パワーアップ講座」では,社会科の総合力も身につく。
引用:学研出版「公式サイト」

【時事問題に強くなる本】おすすめする3つの理由

ここからは、筆者が「時事問題に強くなる本」をおすすめする理由について解説していきます。

おすすめする3つの理由

  • 理由①:今年の出題予想ランキングが分かる
  • 理由②:入試での「出題のされ方」が分かる
  • 理由③:「総合予想テスト」で入試対策ができる

ざっと、上記の3点です。

それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。

理由①:今年の出題予想ランキングが分かる

ますは、今年の入学試験で出題されそうな問題がランキング形式で分かります。

この出題予想ランキングは、首都圏の私立中学の入試担当の先生に、「今年の注目ニュース」のアンケートをとって作成しているそうです。

ちなみに、2024年度の予想ランキングの上位は、

  • 1位:ウクライナ侵攻から1年
  • 2位:止まらない物価上昇
  • 3位:G7広島サミットの開催

だそうです。

4位以降は、実際に購入して確かめてみましょう!

理由②:入試での「出題のされ方」が分かる

「時事問題に強くなる本」では、ニュースの解説だけでなく、実際にどのように出題されるのかを予想した問題がついています。

そのため、問題を解くことで、入試でどのように出題されるのかが分かります。

なお、それぞれのニュースが、「解説ページ」→「問題ページ」という作りなので、内容が頭にしっかり入ります。

▼参考までに、「解説ページ」は下の画像の通り。カラーで見やすいですね。

▼続いて、「問題ページ」です。豊富な問題数で、学力が定着しそうですね。

理由③:「総合予想テスト」で入試対策ができる

最後に、「時事問題に強くなる本」には、巻末に社会と理科の総合予想テストが含まれています。

この総合予想テストには、時事問題に関連する社会や理科の問題が含まれ、これが実際の入学試験に極めて似ています。

そのため、毎年この総合予想テストを解く度に、まるで今年度の入学試験を一足先に解いているかのように感じます。

理由②と理由③でも触れたように、時事ニュースの解説だけでなく、実際の入学試験でどのように出題されるのかが分かる点が最大のおすすめ理由です。

普段からニュースを見たり、新聞を読んでいる受験生であっても、「時事問題に強くなる本」は解いておくべきです。

「時事問題に強くなる本」を使った、時事問題のおすすめ勉強法

ここからは、「時事問題に強くなる本」を使った、時事問題のおすすめ勉強法について解説します。

【時事問題に強くなる本】全問を解く必要はない

「時事問題に強くなる本」は、内容が充実している反面、全問を解こうとすると膨大な時間がかかってしまいます。

しかし、時事問題の対策は「志望校の過去問」を解くタイミングと重なってしまうため、そこまで時間をかけていられません。

なんなら、「志望校の過去問」を解き始めてから、時事問題の対策をしなければいけないことに気づいた受験生も少なくないはず。想定外の事態に、そこまで時間は割けません。

おすすめ勉強法:志望校の出題傾向を調べよう!

そこでおすすめなのが、「志望校の出題傾向を調べる」という勉強法です。

まずは、「志望校の過去問」を5〜6年分解いて、出題傾向を調べます。そして、出題傾向に合わせて時事問題の対策をするのです。

例えば、

  • 社会の経済や消費に関する出題が多いなら→物価上昇について勉強する
  • 理科のノーベル賞に関する出題が多いなら→ノーベル賞の今年の受賞者をチェックする

といった具合です。

すべてを網羅しようとするとかえって非効率な勉強になってしまいます。過去問の出題傾向を調べて、出題されそうな時事ニュースに絞って勉強するのがおすすめです。

まとめ

というわけで、今回は以上です。

入学試験の時事問題の対策におすすめな問題集を紹介しました。また、時事問題のおすすめ勉強法についても解説しました。

繰り返しになりますが、中学受験と高校受験の時事問題の対策におすすめな問題集は、学研出版の「時事問題に強くなる本」の一択です。

この問題集をザッと眺めるだけでも、一通りの時事問題の対策にはなるはずです。

あとは、入学試験までの残り時間や過去問の出題傾向などを踏まえて、ご自身で上手に活用してみてください。

この記事の内容が、その参考になれば幸いです。

最後に、入学試験前に役立つ記事をまとめつつ、記事を終えたいと思います。

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