【中学生】部活と勉強を両立できない理由【両立する方法も解説】

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中学生
部活と勉強を両立できない中学生

部活が忙しくて定期テストで点数が取れないなぁ…どうすれば部活と勉強を両立できるんだろう?部活と勉強を両立する方法を教えてください。

このような悩み・疑問にお答えします。

この記事の内容

記事の信頼性

この記事を書いている筆者は、塾講師・家庭教師での中学生の指導歴18年ほど。これまでに、部活と勉強の両立に悩む中学生を数多く指導してきました。

この記事では、そんな筆者の経験を踏まえて、部活と勉強を両立できない理由について解説します。また、部活と勉強を両立する方法についても解説します。

※近年は学校の部活だけでなく、習い事が忙しい中学生も増えています。そんな中学生にも参考になる記事です。

【中学生】部活と勉強を両立できない理由

早速ですが、部活と勉強を両立できない理由について解説していきます。

これまでに、筆者が目にしてきた部活と勉強を両立できない中学生の、主な理由を3つご紹介します。

それぞれの理由によって解決策も異なります。自分がどの理由に該当するか(どの理由に最も近いか)、診断してみましょう!

部活と勉強を両立できない理由

  • 理由①:部活で疲れて寝てしまう
  • 理由②:テスト勉強の時間を確保できない
  • 理由③:学習塾を休みがち

主な理由は上記の3つです。

それぞれの理由について、解決策も含めて詳しく見ていきましょう。

理由①:部活で疲れて寝てしまう

運動部に所属している中学生に多いのが、「部活で疲れて寝てしまう」です。

「部活で疲れて、宿題だけしたら寝てしまいます。テスト勉強までする体力がありません。」という状況ですね。

「毎日30分だけ」のテスト勉強を習慣化しよう!

理由①の解決策としては、宿題とは別に「毎日30分だけ」のテスト勉強を習慣化することです。

ポイントは、「30分だけ」と決めることです。

長時間のテスト勉強となると、気持ちが乗らず、なかなか始められないものです。「30分だけ」と決めることで、机に向かう気持ちに持っていこうという訳です。

具体的な勉強内容は、

  • 単元別漢字の暗記
  • 英単語の暗記
  • 学校のワーク

など。定期テスト対策に必ずしなければいけない(または提出しなければいけない)内容を毎日少しずつ進めれば良いのです。

ただし、毎日欠かさず勉強しなければいけません。大切なことは、「毎日30分だけ」を習慣化することです。

理由②:テスト勉強の時間を確保できない

続いては、「部活が忙しくて、テスト勉強の時間を確保できない」です。

特に、テスト前やテスト期間中でも部活がある中学生に多い理由です。

学校の部活ではなく、サッカーや水泳などの習い事をしている中学生も、テスト期間中に練習や大会があることも珍しくないですね。

テスト勉強の計画を立てよう!

理由②の解決策としては、テスト勉強の計画を立てることです。

テスト前やテスト期間中の部活(または習い事)の予定を考慮して、テスト勉強の計画を立てましょう。

その際、

  • テスト勉強にどれくらいの時間が必要か?
  • テスト勉強の時間を確保できない日はいつか?
  • いつからテスト勉強を始めるべきか?

などを自分で分析します。

その上で、カレンダーや予定表に具体的な計画を記入していきましょう。

頭でなんとなく考えるだけではなく、毎日見えるところに貼っておくことがポイントです。

理由③:学習塾を休みがち

最後に、「部活が忙しくて、学習塾を休みがち」です。

部活の練習や試合の都合で、学習塾の授業を休まざるを得ない中学生ですね。

「休まなくて良い」習い事に切り替えよう!

理由③の解決策としては、学習塾から「休まなくて良い」習い事に切り替えることです。

学習塾に限らず、どんな習い事でも出席しなければ効果は得られません。休みがちなら、継続したところで今後も効果は期待できません。

そこで、部活があっても休まなくて良い家庭教師や通信教育などに切り替えることをおすすめします。

実際、家庭教師や通信教育は自分の都合に合わせて受講できるので、部活と勉強の両立にピッタリです。

部活と勉強を両立する方法【ポイントは3つ】

ここからは、上記の3つの理由とそれぞれの解決策を踏まえた上で、部活と勉強を両立する方法について解説していきます。

ポイントは下記の3点です。

部活と勉強を両立する方法

  • ポイント①:「毎日30分だけ」のテスト勉強を習慣化する
  • ポイント②:テスト勉強の計画を立てる
  • ポイント③:「休まなくて良い」習い事に切り替える

それぞれのポイントについて、詳しく解説します。

ポイント①:「毎日30分だけ」のテスト勉強を習慣化する

まずは、「毎日30分だけ」のテスト勉強を習慣化しましょう。

1日たった30分でも、毎日継続すればかなりの勉強時間が確保できるはずです。

習ったことをすぐに復習する方が、時間が経ってから復習するよりもずっと定着しやすいですよ。

ポイント②:テスト勉強の計画を立てる

続いて、テスト勉強の計画を立ててみましょう。

最初は失敗しても構いません。それを次回以降のテスト勉強の計画の参考にすれば良いのです。

大切なことは、無計画にテスト勉強をしていてはいけないということです。それでは、いつまで経っても状況は改善しません。

テスト勉強の計画をカレンダーや予定表に書いて毎日見てください。計画に沿って勉強するだけで、状況は大きく改善しますよ。

なお、テスト勉強の計画の立て方については、「【中学生】塾なしでの定期テストの勉強法【おすすめ問題集も紹介】」の記事で解説しています。

ポイント③:「休まなくて良い」習い事に切り替える

最後に、部活の都合で学習塾を休みがちなら、一度見直してみると良いでしょう。

個人的には、部活のスケジュールに合わせて受講できる個別指導に切り替えることをおすすめします。

集団塾は、どうしても全体を優先するので、休んだ人のフォローがほとんどありません。一方、個別指導は休んだ授業を無料で振り替えられるので、お金が無駄になることもありません。

部活の都合で学習塾を休みがちなら、迷わず個別指導に切り替えるべきです。

ちなみに、部活と勉強を両立しやすい学習サービス3選をまとめてみたので、気になる方は次の章をどうぞ!

補足:部活と勉強の両立におすすめな学習サービス3選

  • おすすめ①:個別指導塾
  • おすすめ②:家庭教師
  • おすすめ③:通信教育

上記の3つなら、部活のスケジュールに合わせて受講できるので、忙しい中学生でも無理なく受講できます。

あとは、それぞれに特徴があるので、ご自身にピッタリなものをどうぞ。

おすすめ①:個別指導塾

おすすめポイント

  • 比較的料金が安い
  • 受講する教科や日時を選べる
  • 目標や志望校に合わせたカリキュラムを提案してもらえる
  • 授業がない日でも自習スペースで勉強できる

個別指導塾は集団塾とは異なり、受講する教科や日時を選べるなど、オーダーメイドができるというのが大きな特徴です。

その一方で、授業がない日でも自習スペースを利用できるなど、集団塾と同じようなメリットが多いのも特徴です。

注意点としては、個別指導塾によっては先生が固定されない(毎回違う先生に教わる)ことがある点ぐらいです。

「教室に通いたい」という中学生におすすめです。

なお、筆者がおすすめする個別指導塾は「【中学生】プロ講師の筆者がおすすめする高校受験の個別指導塾5選」の記事にまとめています。

おすすめ②:家庭教師

おすすめポイント

  • 1対1のマンツーマン指導なので、いつでも質問できる
  • 日々の学習計画を立ててもらえる
  • 宿題や提出物の管理をしてもらえる
  • 「塾の送り迎え」が不要

家庭教師の最大の特徴は、日々の学習計画を一緒に立ててもらえる点です。

そのため、お子さま自身が「今日何をすべきか」を考える必要もなければ、親が「自分で考えなさい」と言う必要もありません。

おすすめ①の個別指導塾に比べると、勉強だけでなく日々の過ごし方から指導してもらえるので、自分で勉強できない中学生には家庭教師が一番です。

気になる点は、学習塾よりも料金が高いことです。ただし、季節講習会や教材費が不要なので、年間費用ではそこまで大差はないと思います。

宿題や提出物の管理ができない中学生におすすめです。

なお、筆者がおすすめする家庭教師派遣会社は「【中学生】プロがおすすめする高校受験の家庭教師5社【選び方も解説】」の記事にまとめています。

おすすめ③:通信教育

おすすめポイント

  • 好きな時に受講できる
  • 料金が圧倒的に安い
  • 自分のペースで勉強できる
  • (通信教育によっては)副教科も学習できる

通信教育の特徴は、好きな時に受講できる点です。

自宅に送られてくる紙の教材や、タブレットやスマホなどを使って受講するので、部活が休みの日にまとめて勉強することもできます。

ただし、本人にやる気がなければ勉強しない恐れがあるので注意が必要です。その心配さえなければ、料金が安く、自分のペースで勉強できるコスパ最強の学習サービスです。

自分で計画的・意欲的に勉強できる中学生におすすめです。

なお、筆者がおすすめする通信教育は「【無料お試しあり!】中学生におすすめな通信教育5社【プロが比較】」の記事にまとめています。

まとめ:行動しなければ改善しません

というわけで、今回は以上です。

中学生が部活と勉強を両立できない理由について解説しました。また、部活と勉強を両立する方法についても解説しました。

行動しなければ改善しません。

この記事で紹介した3つのポイントをヒントに、あなたなりの方法で部活と勉強の両立を目指してみてください。

この記事が、その参考になれば幸いです。

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