【中学生】集団塾についていけないならやめるべき理由【3つある】

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集団塾についていけない中学生
集団塾についていけないけれど、このまま通っていてもいいのかなぁ…。どうすれば苦手な教科や単元を克服できるの?おすすめの方法を教えてください。

このような悩み・疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 【中学生の塾】集団塾についていけないならやめるべき理由【3つある】
  • 【苦手克服】自分のペースで受講できる個別指導がおすすめ
  • 苦手克服におすすめな個別指導2選

記事の信頼性

この記事を書いている筆者は、塾講師・家庭教師での中学生の指導歴17年ほど。これまでに1,000名近い中学生を指導してきました。

この記事では、そんな筆者の経験を踏まえて、集団塾についていけないなら学習塾をやめるべき理由について解説します。また、集団塾についていけない中学生が、今後どうすべきかについても解説します。

結論としては、集団塾についていけないなら、お子さま自身のペースで受講できる個別指導に切り替えるべきです。その理由と、具体的な方法について詳しく解説します。

【中学生の塾】集団塾についていけないならやめるべき理由【3つある】

集団塾の授業は、生徒一人ひとりのペースに合わすことができません。そのため、授業についていけない生徒が必ず出てきます。

実際、集団塾の授業についていけない、という中学生は珍しくありません。

そして、集団塾についていけないなら、今すぐにその学習塾をやめるべきです。

集団塾をやめるべき理由【3つある】

  • 理由①:状況が悪化する恐れがある
  • 理由②:いつまでたっても苦手単元を克服できない
  • 理由③:環境を変えれば成績が上がる可能性がある

主な理由は上記の3点です。それぞれの理由について、詳しく解説していきます。

理由①:状況が悪化する恐れがある

最も懸念されるのは、今後ますます授業についていけなくなる恐れがあることです。

集団塾についていけない原因のほとんどは、過去に学習した苦手単元が足を引っぱっているからです。

保護者の中には、「授業のペースが早すぎるから」とか、「お子さま本人の理解力が足りないから」と思っている方が多いですがそうとは限りません。ほとんどは、過去に学習した苦手単元が原因です。

中学校の勉強:中1からの積み上げです

中学校の勉強のほとんどは、中1からの積み上げです。

そのため、苦手単元があるといつまでたっても状況は改善しません。それどころか、学年が上がるにつれて難易度が増していくので、雪だるま式に状況がどんどん悪化していきます。

特に、数学と英語は3年間かけて積み上げていくので、この傾向が顕著に出ます。中1でつまずくと、集団塾では改善しないどころか、状況はどんどん悪化していきます。

理由②:いつまで経っても苦手単元を克服できない

理由①とも被りますが、集団塾ではなかなか苦手単元を克服できません。

その理由は、集団塾の授業は過去に学習した苦手単元を補うような内容ではないためです。学校のペースに並行(または先取り)した授業です。

しかも、苦手単元は先生に質問するぐらいでは簡単には克服できません。放っておくと、苦手単元がどんどん増えてしまいます。

その結果、集団塾ではいつまで経っても苦手単元を克服できません。

要注意!短期講習での苦手克服は稀

「(夏期講習などの)短期講習を受講すれば苦手単元を克服できるのでは?」という声をよく耳にしますが、これは大きな誤解です。

もちろん、短期講習で学力がアップする中学生はたくさんいます。

しかし、集団塾についていけない中学生の多くは、短期講習でも授業についていけないことがほとんどです。そして、苦手単元の克服どころか、かえって自信を失うことすらあるのです。

個人的には、集団指導が原因の苦手単元を同じく集団指導の短期講習で克服することはほぼ不可能だと思います。

理由③:環境を変えれば成績が上がる可能性がある

上記の2つの理由から、集団塾についていけないなら、そのまま通い続けることはおすすめできません。

しかし、それ以上に集団塾をやめるべき理由は、環境を変えれば成績が上がる可能性が十分にあるからです。

具体的には、苦手単元に遡って受講できる個別指導塾に切り替えることで、少しずつですが状況は好転します。そして、成績が上がる可能性があります。

実際、個別指導に切り替えることで、成績が上がった中学生を数多く見てきました。反対に、集団塾についていけなくなり、そのまま通い続けて成績が上がった中学生を見たことがありません。

【苦手克服】自分のペースで受講できる個別指導がおすすめ

ここまで読めば、苦手な教科や単元がある中学生には集団塾は向いていないことが分かるかと思います。

では、どうすれば苦手な教科や単元を克服し、成績を上げることができるのでしょうか?

その答えは、苦手単元に遡って受講できる個別指導に切り替えることです。

※個別指導とは、個別指導塾や家庭教師のような、1対1(または1対2など)の少人数制の指導スタイルを言います。

個別指導がおすすめな理由【3つある】

  • 理由①:苦手単元に遡って受講できる
  • 理由②:お子さまのペースで受講できる
  • 理由③:その場で質問できる

主な理由は上記の3点です。それぞれの理由について、詳しく解説していきます。

理由①:苦手単元に遡って受講できる

まずは、過去に学習した苦手単元に遡って受講することができます。

普段の授業の中で、

  • (現在学習中の)定期テスト対策
  • (過去に学習した)苦手単元の復習

の両方を受講できるので、苦手単元の克服が期待できます。

集団塾では絶対にできないことなので、苦手な教科や単元がある中学生にとっては、それだけでも個別指導に切り替える意義は大きいと思います。

理由②:お子さまのペースで受講できる

次に、個別指導ではお子さまのペースで受講できます。

「理解できたら次に進む。理解できなければもう一度解説してもらえる」という感じですね。

これも、苦手な教科や単元がある中学生にとっては大きなメリットです。集団塾では、理解できていなくてもどんどん進んでしまい、あっという間に授業についていけなくなります。

個別指導では「理解できたら次へ」が大前提なので、理解できていないまま授業が進んでいくことはあり得ません。

しかも、理解できない原因が過去に学習した苦手単元ならば、(理由①でも触れたように)その単元に遡って解説してもらえます。

理由③:その場で質問できる

最後に、個別指導ではたとえ授業中であっても、その場で質問することができます。

むしろ、個別指導では生徒と先生のキャッチボールのような授業になるので、生徒の質問と先生の解説が授業の大半を占めることになります。

実際、個別指導では苦手単元ができにくいという特徴があります。その理由こそ、授業中にその場で質問できるからだと思います。

苦手克服におすすめな個別指導2選

ここでは、苦手克服におすすめな個別指導をご紹介します。

苦手克服におすすめな個別指導

  • おすすめ①:個別指導塾
  • おすすめ②:家庭教師

王道ではありますが、やはり上記の2つがおすすめです。それぞれ、詳しく見ていきましょう。

おすすめ①:個別指導塾

まずは、個別指導塾です。
※もちろん、現在通っている集団塾に個別指導クラスがあるなら、そちらに切り替えても構いません。

ただし、個別指導塾によっては1対1だけでなく、1対2や1対3もあるので注意が必要です。お子さまの状況に合わせて選ぶのがおすすめです。

また、カリキュラムがある個別指導塾もあるので、(過去に学習した苦手単元に遡って受講できるかなど)カリキュラム内容を事前に確認することもお忘れなく。

なお、筆者がおすすめする個別指導塾は、「【中学生】プロ講師の筆者がおすすめする高校受験の個別指導塾5選」の記事にまとめています。

おすすめ②:家庭教師

もう1つは、家庭教師です。こちらも個別指導として有名ですね。

個別指導塾との最大の違いは、

  • カリキュラムがない
  • 教室に通う必要がない

の2点です。

カリキュラムがない分、こちらの要望にほぼ100%応えてもらえます。過去に学習した苦手単元に遡って受講したいなら、個別指導塾よりも家庭教師の方がおすすめです。

関連記事を下記にまとめておくので、気になる方はどうぞ。

筆者の指導内容を公開します

筆者おすすめの家庭教師派遣会社

個別指導塾と家庭教師の比較

個別指導塾と家庭教師のどちらを選ぶか迷ってしまう方は、両者の違いをまとめた下記の表をご参照ください。

個別指導塾家庭教師
カリキュラムありなし
料金
※集団塾との比較
やや高い高い
指導スタイル1対1
1対2
1対3
1対1
講師の人数1人、または複数人1人
メリット家庭教師よりも料金が安い
指導スタイルを選べる
自習室を利用できる塾もある
こちらの要望にほぼ100%応えてもらえる
通塾の時間が不要
デメリットカリキュラムが目的に合わないことも
講師が固定されないことがある
個別指導塾よりも料金が高い

どうしても迷ってしまうなら、個人的には家庭教師の方がおすすめです。料金は高いですが、こちらの要望にほぼ100%応えてもらえるので、苦手単元の克服にはピッタリです。

一方で、少しでも料金を安く抑えたい方や、自習室を利用したい方には個別指導塾がおすすめです。ただし、個別指導塾によって多少の違いがあるので、事前の確認が必要です。

まとめ

というわけで、今回は以上です。

集団塾についていけないなら学習塾をやめるべき理由について解説しました。また、集団塾についていけない中学生が、今後どうすべきかについても解説しました。

繰り返しになりますが、集団塾についていけないなら、このまま通い続けても状況が悪化する恐れがあります。また、苦手な教科や単元を克服することもできません。

個別指導に切り替え、過去に学習した苦手単元に遡って受講することをおすすめします。その結果、苦手な教科や単元の克服はもちろん、成績が上がる可能性は十分にあります。

この記事が、そのきっかけになれば幸いです。

最後に、関連記事をまとめつつ、記事を終えたいと思います。

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