【中学生の塾】集団塾についていけないなら辞めるべき理由【3つある】

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集団塾についていけないけれど、このまま通っていてもいいのかなぁ…。どうすれば苦手な教科や単元を克服できるの?おすすめの方法を教えてください。

このような悩み・疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 【中学生の塾】集団塾についていけないなら辞めるべき理由【3つある】
  • 【苦手克服の方法】自分のペースで学習できる個別指導が条件
  • 【個別指導】筆者がおすすめする方法を紹介します

記事の信頼性

この記事を書いている筆者は、塾講師・家庭教師での高校受験の指導歴16年ほど。
これまでに、500人以上の中学生を指導してきました。

この記事では、そんな筆者の経験を踏まえて、集団塾についていけないなら学習塾をやめるべき理由について解説します。
また、苦手な教科や単元を克服する方法についても解説します。

※集団塾についていけない中学生やその保護者の方に参考になる記事です。結論としましては、集団塾についていけないなら、今すぐ辞めるべきです。その理由について詳しく解説しつつ、今後どうすべきなのかについても解説します。

【中学生の塾】集団塾についていけないなら辞めるべき理由【3つある】

集団塾は生徒一人ひとりのペースに合わして授業を進めることはできません。そのため、授業についていけない生徒が必ず出てきます。

実際、集団塾の授業についていけないという中学生も少なくありません。

そんな中学生に伝えたいことは、今すぐ集団塾を辞めるべきだということです。

集団塾を辞めるべき理由【3つある】

  • 理由①:状況が悪化する恐れがある
  • 理由②:苦手な教科や単元を克服できない
  • 理由③:環境を変えれば成績が上がる可能性がある

上記の通り。
それぞれの理由について、詳しく解説します。

理由①:状況が悪化する恐れがある

最も懸念されるのは、今後ますます授業についていけなくなる恐れがあることです。

集団塾についていけない原因のほとんどは、過去に学習した苦手単元が足を引っぱっているからです。

※保護者の中には、授業のペースが早すぎるとか、お子さまの理解力が足りない、と思っている方が多いですがそうとは限りません。ほとんどは、苦手単元が原因です。

中学校の勉強は、ほとんどが中1からの積み上げです。そのため、苦手な単元があるといつまでたっても状況は改善しません。それどころか、学年が上がるにつれて難易度が増していくので、雪だるま式に状況がどんどん悪化していきます。

理由②:苦手な教科や単元を克服できない

次に、集団塾では苦手な教科や単元を克服できません。

理由①でも触れましたが、集団塾についていけない原因の多くは、過去に学習した苦手単元が足を引っ張るためです。そのため、苦手単元を克服しない限り、集団塾についていけるようにはなりません。

しかし、集団塾の授業は、苦手な教科や単元を克服するためのカリキュラムではありません。
※学校の授業に沿って行う、定期テスト対策がほとんどです。

もし、苦手単元があるなら、集団塾に通い続けても克服は難しいかと思います。

理由③:環境を変えれば成績が上がる可能性がある

上記の2つの理由から、集団塾についていけない場合、通い続けることはおすすめできません。

しかし、それ以上に集団塾を辞めるべき理由として重要なことは、環境を変えることで成績が上がる可能性が十分にあるからです。

集団指導から個別指導に切り替え、苦手単元をなくしていけば、少しずつですが状況は好転します。そして、成績が上がる可能性があります。

実際、個別指導に切り替えることで、成績が上がった中学生を数多く見てきました。一方で、集団塾についていけなくなり、そのまま通い続けて成績が上がった中学生を見たことはほとんどありません。

【苦手克服の方法】自分のペースで学習できる個別指導が条件

ここまで読めば、苦手な教科や単元がある中学生には集団塾は向いていないことが分かるかと思います。

では、どうすれば苦手な教科や単元を克服し、成績を上げることができるのでしょうか?

結論は、苦手単元の指導を受けることができる個別指導に切り替えることです。

※個別指導とは、個別指導塾や家庭教師のような、1対1(または1対2)の指導スタイルを言います。

【個別指導】苦手克服の方法【3ステップ】

  • ステップ①:学校の授業に沿った定期テスト対策を受講する
  • ステップ②:理解できない時はその場で質問する
  • ステップ③:過去に学習した単元に戻って指導を受ける

基本的には、ステップ①の学校の授業に沿った定期テスト対策を受講します。
※ここは、集団塾と大きな違いはありません。

ステップ①で理解できない時は、ステップ②のようにその場で質問します。
※ここが集団塾とは異なる個別指導塾の特徴です。授業中にその場で質問できるので、苦手単元を作ることを事前に防ぎます。

ステップ②で理解できないならステップ③です。理解できない原因が過去に学習した苦手単元なら、その場でその単元に戻って指導を受けます。苦手単元を克服した後、ステップ②、そしてステップ①へ戻ります。

この3ステップを繰り返すことで、定期テスト対策を行いながら、徐々に苦手単元を克服していくことができます。

注意点:集団塾にこだわる必要はありません

たまに、集団塾にこだわる保護者がいますが、その必要はありません。

集団塾で周りの刺激を受けながら、強く、たくましく育ってほしい。そんな意見をよく耳にします。

しかし、その役割は学校が既に果たしていると思います。集団授業の中で、周りからの刺激も十分に受けています。だから、そこまで集団塾にこだわる必要はないかと思います。

それよりも、学校では指導できない部分を習い事で補うことの方が重要ではないでしょうか?そして、その役割を果たせるのが個別指導であることが多い気がします。

【個別指導】筆者がおすすめする方法を紹介します

集団塾についていけない中学生に、筆者がおすすめする個別指導は下記の通り。

筆者がおすすめする個別指導

  • おすすめ①:個別指導塾
  • おすすめ②:家庭教師

一般的な方法ですが、やはりおすすめできるのは王道の上記2つの方法です。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。

おすすめ①:個別指導塾

まずは、個別指導塾に通う方法です。
※もちろん、現在通っている集団塾に個別指導クラスがあるなら、そちらに切り替えても構いません。

ただし、個別指導塾によっては1対1だけでなく、1対2や1対3もあるので注意が必要。お子さまの状況に合わせて選ぶのがおすすめです。

また、カリキュラムがある場合があるので、苦手単元の克服に利用するなら、どこまで過去の単元に戻って指導を受けられるのかを事前に確認するようにしましょう。

なお、筆者がおすすめする個別指導塾は、「【中学生向け】高校受験おすすめ個別指導塾6選」の記事にまとめています。

おすすめ②:家庭教師

続いて、家庭教師を利用する方法です。

個別指導塾との最大の違いは、教室に通う必要がない点と、カリキュラムがない点です。

カリキュラムはなく、生徒(家庭)側の要望に沿った授業を行います。個別指導塾よりもこちらの要望に応えてもらうことができる分、効果が期待できるかと思います。

ただし、カリキュラムがない分、指導の効果は家庭教師の指導力に左右されます。そのため、こちらの目的に合った、ピッタリな家庭教師を見つけることがポイントです。

なお、筆者がおすすめする家庭教師派遣会社は、「【中学生】高校受験におすすめな家庭教師5社【費用の相場も比較】」の記事にまとめています。

まとめ

というわけで、今回は以上です。

集団塾についていけないなら学習塾をやめるべき理由について解説しました。また、苦手な教科や単元を克服する方法についても解説しました。

繰り返しになりますが、集団塾についていけないなら、このまま通い続けても成績が上がる可能性は低いと思います。そして、苦手な教科や単元を克服することもできません。

一方で、個別指導塾や家庭教師などの個別指導なら、過去に学習した苦手単元に戻って指導を受けることができます。集団塾についていけないなら、ぜひ個別指導に切り替え、苦手な教科や単元の克服から始めることを強くおすすめします。

この記事が、そのきっかけになれば幸いです。

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