【公立高校受験】調査書の内申点は副教科で狙う理由とその方法

よくある質問

公立高校受験の場合、出願時の提出書類の中に「調査書」が含まれます。入学試験の合否は、この「調査書」の9教科による内申点と入試当日の筆記試験の合計点数で決まります。

中学生
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  • 志望校合格に必要な内申点が足りない…
  • 調査書の内申点を上げる方法は?
  • 副教科の成績を上げる方法は?

このような悩み・疑問にお答えします。

この記事の内容
  • 公立高校受験で、調査書の内申点が重要な理由とは?
  • 志望校合格に必要な調査書の内申点は、副教科で狙う理由とは?
  • 副教科の成績を上げる、おすすめ勉強法とは?
家庭教師
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家庭教師と塾講師として、15年にわたって高校受験を指導している、筆者が解説します。

【公立高校受験】調査書の内申点が重要

【公立高校受験】調査書の内申点が重要

私立高校と公立高校の入試制度の大きな違いに、「調査書の内申点の有無」があります。

私立高校の一般入試では、ほとんどの学校が試験当日の筆記試験の結果のみで合否を競います。

一方、公立高校の一般入試では、出願時に提出した調査書の内申点と入試当日の筆記試験の合計で合否を競います。

したがって、志望校が公立高校の場合、入試当日の筆記試験だけでなく、調査書の内申点についても対策を行う必要があります。

内申点はどう決まる?都道府県で異なる内申点の仕組み

高校受験の調査書の内申点は、都道府県によって仕組みが異なります。

調査書には、内申点を記載する欄があります。この欄に、主要5教科と副教科の評定を各教科の先生が記入し、出願する高校へ提出します。

家庭教師
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この評定のことを一般的に「内申点」と呼びますが、内申点の扱いは各都道府県によって様々です。

都道府県で異なる内申点の扱い

中学3年間の通知表の評定のうち、内申点として「調査書」に記入する内容は、都道府県によって異なります。

家庭教師
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具体的な例として、2つの都道府県をご紹介します。

  • 都道府県Aの場合:1年生から3年生までの各学年の平均を記入。
  • 都道府県Bの場合:2年生の1年間の平均と、3年生の1学期、3年生の2学期の評定を記入。

上記の他に、1年生と2年生までの評定に対し、3年生の評定が2倍又または3倍の扱いをする都道府県もあり、都道府県によって調査書の内申点の扱いは大きく異なります。

自身が通う都道府県の「調査書の内申点の扱い」を理解することは、高校受験で志望校に合格するための重要なポイントになります。

この評定の扱いは、都道府県によって異なるため、中学校へ入学次第、各都道府県のホームページで早めに確認することをおすすめします。

家庭教師
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学校や学習塾の面談の際に確認することもできます。

【副教科が重要な理由】副教科の評定が重視されることがある

通知表の評定は、一般的に各教科5点~15点満点で評価されます。
※評定が15点の場合は、9教科で合計135点分が調査書の内申点として、入試当日の筆記試験の結果に加点されることになります。

しかし、都道府県の中には、主要5教科と副教科とで調査書における通知表の評定の扱いが異なる場合があります。

副教科の評定は5教科の2倍として扱う

都立高校などでは、入学試験の当日に筆記試験を行わない副教科のみ、通知表の評定を2倍として扱います。

家庭教師
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通知表の評定のうち、副教科だけ2倍します。

例えば、保健体育の通知表の評定が4なら、調査書の内申点が4×2=8になります。

こうすることで、副教科である美術や音楽、保健体育、技術家庭科が得意な中学生にも入試で不利にならないように配慮していると考えられます。

このような副教科の扱いも都道府県によって異なります。5教科と副教科とで、評定の扱いにまったくの違いがない都道府県もあります。

【調査書の内申点】入学試験の点数の全体に占める割合は?

都道府県によってその扱いが異なる「調査書の内申点」。

入学試験の合否にどれくらい影響があるのでしょうか?

先ほどもお話しした通り、公立高校の入学試験の合否は、下記の2点の合計点数で決まります。

  • 入学試験当日の筆記試験の点数
  • 調査書の内申点の点数

都道府県や学科によっては、面接を実施するケースもありますが、基本的にはこの2つだと考えましょう。

「調査書の内申点」全体に占める割合も都道府県で異なる

中学生
中学生

「調査書の内申点」が、入学試験の点数の全体に占める割合は?

結論からお話しすると、調査書の内申点が入学試験の点数の全体に占める割合も、都道府県によって異なります。

例えば、東京都の場合、当日の筆記試験と調査書の内申点の割合は7:3で、入試当日の筆記試験重視であることが分かります。

しかし、奈良県の場合は、当日の筆記試験が250点満点に対して調査書の内申点は135点満点であり、おおよそですが5:3の割合です。

このように、都道府県によっては調査書の内申点が重視される場合もあり、普段からの通知表の評定を意識した入試対策が必要なケースもあります。

【調査書の内申点】副教科の方が簡単に上がる

【調査書の内申点】副教科の方が簡単に上がる

中学生
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調査書の内申点を上げるには、どうすればいいの?

公立高校の志望校に合格するためには、入試当日の筆記試験だけでなく、調査書の内申点が重要であることが分かりました。

特に、都道府県によっては、調査書の内申点が入学試験の点数全体に占める割合が大きい場合があり、そのような場合には調査書の内申点が合否を大きく左右します。

ここでは、そんな調査書の内申点を上げる方法について詳しく解説します。

通知表の評定を上げる

調査書は元来、通知表の評定を基に作成されます。

そのため、調査書の内申点を上げるためには通知表の評定を上げる以外に方法はありません。

ただし、入学試験では調査書の内申点の合計点数だけが合否に影響します。どの教科の内申点であろうと1点には変わりはありません。

5教科よりも副教科で通知表の評定を上げる

中学生
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通知表の評定を上げる、最も簡単な方法は?

こんなことを考える中学生も少ないでしょう。

結論は、主要5教科ではなく副教科なら、通知表の評定は簡単に上がります。

美術、音楽、保健体育、技術家庭科の副教科は、主要5教科とは異なり実技における評価が成績に大きく影響します。そのため、得意不得意や好き嫌いで通知表の評定がある程度決まってしまう、と勘違いしている中学生がたくさんいます。

しかし、成績は実技点だけで決まるわけではありません。

毎学期の期末テストでは、必ず副教科の筆記テストが実施されます。この筆記試験で高得点を取れば、5教科同様に通知表で高い評定が期待できるのです。

【副教科の評定】簡単に上がる理由

数学、国語、英語、理科、社会の5教科の通知表の評定で、5段階評価の4や5を取るためには、周りよりも相当な努力が必要です。

なぜなら、周りのほとんどがあなたと同じように、4や5の評定を取るために一生懸命勉強しているからです。

家庭教師
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では、副教科の評定で4や5を目指す場合はどうでしょう?

期末テストの副教科のテスト勉強は、ほとんどの中学生がテストの前日にしか勉強しません。

いわゆる「一夜漬け」でテストにのぞんでいます。

そんな副教科のテスト勉強を1週間前からみっちりすれば、平均点よりもはるかに高得点を取ることは容易です。

しかも、ほとんどの中学生が「一夜漬け」で勉強する、比較的難易度が低い副教科のテスト勉強を1週間も前からすれば、90点以上を取ることはそこまで難しくはありません。

家庭教師
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ほとんどの中学生がおろそかにしがちな副教科が、主要5教科よりも通知表の評定で4や5を取ることが簡単なのは、このためです。

【副教科のテスト勉強】おすすめ勉強法は?

受験生
受験生

どんな風にテスト勉強すればいいの?

副教科のテスト勉強は、5教科のそれとは少し異なります。

ここでは、そんな副教科のおすすめ勉強法をご紹介します。

  • おすすめ勉強法①:問題集を買う必要はない。
  • おすすめ勉強法②:一夜漬けは厳禁。

以下、それぞれの勉強法について詳しく見ていきましょう。

おすすめ勉強法①:問題集を買う必要はない

副教科の勉強法の特徴は、「5教科と異なり、問題集を購入する必要がないこと」です。

もともと、学習塾でも副教科の問題集を購入させることはありませんし、市販の問題集でも副教科を扱うものはほとんどありません。

また、担当の先生によって、テストの内容が大きく異なるため、問題集を解くことよりも、授業の内容をしっかり復習することが大切です。

そのため、副教科のテスト勉強では、下記の3点の復習で十分です。

副教科のテスト勉強
  • 教科書の見直し
  • 授業ノートの復習
  • 学校で配布されるワーク ※教科によって有無が異なる。
家庭教師
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万全を期すために問題集を解きたい人は、下記の問題集がおすすめです。

補足:おすすめ問題集「教科書ワーク」

副教科のテスト勉強のために、問題集を購入したい方におすすめなのが、文理の「教科書ワーク」です。
※市販の有名な問題集です。

そもそも、副教科の問題集は購入する人が少ないため、ほとんど出版されていません。

選択肢が少ない中、「教科書ワーク」は3年間使用でき、全教科書に対応しているため、授業や教科書の復習にピッタリです。

  • 「教科書ワーク」技術・家庭 1~3年 全教科書対応
  • 「教科書ワーク」音楽 1~3年 全教科書対応
  • 「教科書ワーク」体育 1~3年 全教科書対応
  • 「教科書ワーク」美術 1~3年 全教科書対応
家庭教師
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ちなみに、「教科書ワーク」は、筆者が最もおすすめしている市販の問題集です。

5教科の「教科書ワーク」もおすすめです。気になる方は、下記の記事をご参照ください。

» 中学生のテスト対策に!成績が上がるおすすめ「市販の問題集」2選

おすすめ勉強法②:「一夜漬け」は厳禁!

先ほども触れたとおり、ほとんどの中学生が、副教科のテスト勉強をおろそかにしがちです。

学習塾のテスト対策も5教科が中心のため、副教科のテスト勉強は後回しになることが多いでしょう。その結果、多くの中学生がテストの前日に、いわゆる「一夜漬け」のテスト勉強をしています。

「一夜漬け」で平均点を上回る中学生もいますが、前日に付け焼刃で行ったテスト勉強では、よくて平均点、下手をすればとんでもない大火傷を負うこともあり得ます。

副教科で通知表の評定を上げたいなら、「一夜漬け」をしているようではいけません。

家庭教師
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裏を返せば、皆が「一夜漬け」でのぞむ副教科だからこそ、ライバルと差をつけるチャンスがあるのです。

まとめ

今回の記事では、「【公立高校受験】調査書の内申点は副教科で狙う理由とその方法」について解説しました。

この記事のおさらいです。

  • 公立高校受験では、調査書の内申点が重要。
  • 志望校合格に必要な調査書の内申点は、副教科で目指すことがおすすめ。
  • 副教科のテスト勉強では、「一夜漬け」をしないことが重要。

公立高校の受験対策では、入学試験当日だけでなく調査書の内申点が重要です。

また、都道府県によって調査書の内申点の仕組みが異なるため、早期に把握し受験対策に備えることも大切です。

そして、5教科の成績だけに捉われることなく、副教科の重要性にも配慮した公立高校の受験対策を目指してほしいと思います。

最後に、高校受験に役立つおすすめ情報をまとめておきます。

【中間・期末テスト】おすすめ勉強法

中間・期末テストでは、「学校のワーク」から出題されることが多々あります。そんな、学校のワークを用いたテスト勉強法については、下記の記事をご参照ください。

»【中学生が見落としがち】テストは学校のワークから出題される

プロ家庭教師がおすすめする、中間・期末テストのおすすめ勉強法については、下記の記事をご参照ください。

»【プロ家庭教師おすすめ】成績を上げるためのテスト勉強とは?

社会の中間・期末テストのおすすめ勉強法については、下記の記事をご参照ください。

»【中間・期末テスト対策】点数が上がる社会おすすめ勉強法とは?

英語の中間・期末テストのおすすめ勉強法については、下記の記事をご参照ください。

»【中間・期末テスト対策】点数が上がる英語のおすすめ勉強法とは?

【高校受験】おすすめ勉強法

中3受験生におすすめの冬休みの過ごし方については、下記の記事をご参照ください。

»【中3受験生におすすめ】合格するための冬休みの過ごし方とは?

志望校の過去問のおすすめ勉強法については、下記の記事をご参照ください。

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