【進学塾公開テスト】偏差値50未満なら五ツ木模試がおすすめな理由

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受験生の母親
大手進学塾の公開テストの成績に悩む受験生の母親

大手進学塾の公開テストで偏差値50未満しか取れません…。難しすぎて本人がやる気を無くしているけれど、このまま公開テストを受験すべきなのかしら?どうすればいいのか教えてください。

このような悩み・疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 【大手進学塾の公開テスト】なぜ、難易度が高いのか?
  • 要注意:公開テストでは正確な学力を測れない場合がある
  • 【公開テストで偏差値50未満】五ツ木の模試がおすすめな理由

記事の信頼性

この記事を書いている筆者は、塾講師・家庭教師での中学受験の指導歴17年ほど。これまでに、100人以上の「大手進学塾に通う」受験生の、公開テスト対策を指導してきました。

この記事では、そんな筆者の経験を踏まえて、大手進学塾の公開テストが難しい理由について解説します。また、大手進学塾の公開テストで偏差値が50未満なら、五ツ木の模試がおすすめな理由についても解説します。

※大手進学塾の公開テストの成績でお悩みの方に参考になる記事です。また、五ツ木の模試を受験するか迷っている方にも参考になるかと思います。

【大手進学塾の公開テスト】なぜ、難易度が高いのか?

大手進学塾では、毎月1回のペースで「公開テスト」と呼ばれる学力テストが行われます。

公開テストの難易度は高く、多くの受験生が目標とする偏差値を取ることに苦労しています。

なぜ、公開テストの難易度は高いのでしょうか?

難易度が高い理由【2つある】

  • 理由①:最難関校を志望する受験生の学力を測るため
  • 理由②:高得点を取らせないため

上記の通り。
それぞれの理由について、詳しく解説します。

理由①:最難関校を志望する受験生の学力を測るため

公開テストは、灘や甲陽、洛南、東大寺など、いわゆる最難関校を志望する「学力が高い」受験生も受験します。

そのため、公開テストの難易度が低いと、高得点を取る受験生が多くなってしまいます。すると、彼らの学力を比較することができなくなってしまうのです。

理由②:高得点を取らせないため

さらに、公開テストでは決して満点を取る受験生が出ないようにする必要があります。

満点を取る受験生が複数人出てしまうと、彼らの学力の差を比較することができなくなり、学力テストとしての意味を成しません。

だから、たとえ「学力が高い」受験生でも、高得点を取れないように意図的に難しくしているのです。

【公開テスト】最難関校を志望する受験生向け

ここまで読めば、公開テストの難易度が高い理由が分かるかと思います。そして、公開テストが最難関校を志望する「学力が高い」受験生向けであることも分かるはずです。

それもそのはず。
そもそも、大手進学塾の目標は「最難関校の合格実績を残すこと」にあるからなのです。

公開テストも最難関校を志望する受験生向けに作られています。偏差値50前後の中学校を志望する受験生向けには作られていません。

要注意:公開テストでは正確な学力を測れない場合がある

公開テストは、偏差値60以上の最難関校を志望する受験生にとっては、ピッタリな学力テストかもしれません。

しかし、そんな最難関校を志望する受験生は、全体のほんの数パーセントに過ぎません。

大半の受験生は、平均的な学力を意味する偏差値50前後の中学校を受験します。そんな受験生の学力を公開テストで正確に測れるのでしょうか?

もちろん、そんなはずがありません。

正確な学力を測れない理由

  • 理由①:志望校の難易度とかけ離れている
  • 理由②:解かなくてよい問題が含まれている

上記の通り。
それぞれの理由について、詳しく解説します。

理由①:志望校の難易度とかけ離れている

志望校合格に必要な偏差値が50前後なら、公開テストの難易度は明らかに高すぎます。

志望校合格に必要な学力よりも、公開テストに必要な学力の方が高いということです。

つまり、学力を測るテストとしては難しすぎるということです。

理由②:解かなくてよい問題が含まれている

先ほども触れたように、公開テストは灘や甲陽、洛南、東大寺などの最難関校を志望する「学力が高い」受験生も受験します。そして、彼らに満点を取らせないために、正答率が10%未満の超難問が含まれています。

こうした超難問は、最難関校を志望する受験生以外は解く必要がありません。しかし、どの問題がそれに該当するのかは受験生本人には見極められません。また、それを見極めるテクニックなど受験に必要ありません。

そんな公開テストでは、やはり正確な学力を測ることは到底できません。

【公開テストで偏差値50未満】五ツ木の模試がおすすめな理由

進学塾の公開テストは、受験生によっては正確な学力を測れない場合があることを解説しました。

では、どのような状況なら、別の模擬テストの受験を検討すれば良いのでしょうか?

別の模擬テストを検討すべき状況

  • 公開テストで、継続的に偏差値50を下回っている
  • 志望校合格に必要な偏差値が、公開テストの偏差値で50未満
  • 公開テストの難易度が高すぎて、受験生本人が学習意欲を失っている

上記の3つのうち、1つでも該当するなら、公開テストよりも難易度の低い、別の模擬テストの受験を検討されることをおすすめします。

【模擬テスト】おすすめは「五ツ木・駸々堂の模擬テスト」

関西なら、五ツ木書房の五ツ木・駸々堂「中学進学学力テスト会」(通称、五ツ木の模試)がおすすめです。

近畿2府4県の対象地域にある私・国公立中の募集人員の約55%が受験した、近畿圏最大規模の模擬テストです。(平成31年度の受験者数で比較)

出典:五ツ木・駸々堂「中学進学学力テスト会」公式サイト

上記の通り、関西における受験生の約半数が受験する模擬テストです。

大手進学塾の公開テストを受験しない受験生のほとんどが、この五ツ木の模試を受験するので、偏差値などのデータの信ぴょう性も高いかと思います。

【五ツ木の模試】おすすめ理由

  • 理由①:大手進学塾の公開テストよりも偏差値が上がる
  • 理由②:受験勉強のモチベーションが上がる
  • 理由③:出題範囲が公表されている

理由①:大手進学塾の公開テストよりも偏差値が上がる

まずは、単純に公開テストよりも試験結果の偏差値が上がるからです。

これまで、公開テストで偏差値50を下回っていても、五ツ木の模試なら偏差値50以上も十分に期待できます。

実際、これまでにそんな受験生を数多く見てきました。

理由②:受験勉強のモチベーションが上がる

理由①と重複しますが、試験結果の偏差値が上がることで、受験生自身のモチベーションも上がります。

特に、公開テストよりも解ける問題が多くなるので、これまでよりも大きな自信に繋がります。

また、受験生本人だけでなく保護者にとっても、諦めかけていた志望校への夢をもう一度持つきっかけになる可能性があります。

理由③:出題範囲が公表されている

大手進学塾の公開テストでは、出題範囲は公表されません。そのため、広範囲にわたるテスト対策が必要です。

※この出題範囲の非公開が原因で、公開テストに苦しんでいる受験生も少なくありません。

一方、五ツ木の模試では、テストの出題範囲が公表されています。出題範囲に絞ってテスト対策を行うことができるので、学力の定着を図りやすいというメリットがあります。

テスト対策の成果が試験結果ですぐに分かるので、テスト対策の成功と失敗をその後の受験勉強に活かすこともできます。

»【五ツ木・駸々堂 中学進学学力テスト会】小5・小6の出題範囲はこちら

というわけで、今回は以上です。

繰り返しになりますが、大手進学塾の公開テストは最難関校を志望する受験生にはピッタリな学力テストだと思います。その一方で、偏差値が50前後の中学校を志望する受験生にとっては、正確な学力を測れない場合があります。

そこで、公開テストの成績などによっては、五ツ木の模試の受験をおすすめします。この記事が、その参考になれば幸いです。

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