【中学受験】家庭教師だけで合格できる3つの理由【方法も解説】

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受験生の母親
家庭教師だけで中学受験をしたい受験生の母親

家庭教師だけで中学受験は乗り切れるの?進学塾に通わずに志望校に合格できるのか不安です…。家庭教師だけで志望校に合格する方法を教えてください。

このような悩み・疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 【中学受験】家庭教師だけで合格できる3つの理由
  • 【現役プロ講師が解説】家庭教師だけで志望校に合格する方法

記事の信頼性

この記事を書いている筆者は、塾講師・家庭教師での中学受験の指導歴16年ほど。
現在は、プロ家庭教師として中学受験を指導しています。

この記事では、家庭教師だけで志望校に合格できる理由について解説します。また、そのための具体的な方法についても解説します。

筆者の経験を交えながら、読者の皆さんの疑問・不安を解消できるような記事を執筆します。

【中学受験】家庭教師だけで合格できる3つの理由

中学受験と言えば、「進学塾に通う」というイメージが強いかもしれません。
そのため、家庭教師だけで志望校に合格できるのか、不安に感じている方も少なくないと思います。

しかし、結論からお話しすると、家庭教師だけで志望校に合格することは十分に可能です。

その証拠に、筆者自身が毎年のように、家庭教師のみで中学受験にのぞむ受験生を指導し、志望校合格に導いています。そして、このような受験生は以前よりも増えているように感じます。
ここからは、もう少し具体的に、家庭教師だけで志望校に合格できる理由について解説します。

家庭教師だけで志望校に合格できる理由

  • 理由①:必ずしも進学塾に通う必要はないから
  • 理由②:必要な教材は全て市販でそろうから
  • 理由③:お子様に合った指導を受けられるから

上記の通り。
それぞれの理由について、詳しくみていきましょう。

理由①:必ずしも進学塾に通う必要はないから

家庭教師だけで中学受験をする受験生のほとんどが、進学塾を辞めた受験生です。
そして、進学塾を辞めた理由は主に下記の3点。

  • 授業のペースについていけない
  • 宿題が多すぎる
  • 成績が上がらない

ただ授業に出席しているだけだとか、宿題を終わらせるので精一杯、そんな状況では成績が上がるはずがありません。進学塾がお子様に合っていないことは明らかです。

もしこのような状況なら、このまま進学塾に通い続ける必要はないと思います。

進学塾に通わなくても学力テストは受験できます

進学塾が開催している学力テストは、進学塾に通っていなくても受験できます。
そのため、学力テストを受験するために進学塾に通う必要はありません。

また、五ツ木書房が主催する「五ツ木・駸々堂中学進学学力テスト会」などの模擬テストを受験する方法もあります。

理由②:必要な教材は全て市販でそろうから

中学受験に必要な教材は全て市販のものでそろいます。
参考書や問題集、志望校の過去問題集など、全てが進学塾の教材と同レベルかそれ以上です。

筆者自身も全て市販の教材を使用して指導していますが、これと言って困ることは何もありません。むしろ、市販の教材は安くて良質なものが多いですね。

理由③:お子様に合った指導を受けられるから

進学塾の塾講師は、数十名の生徒を指導します。
そのため、全ての生徒に目が行き届く訳ではありません。

一方、家庭教師は数名の生徒しか担当しません。
そのため、生徒1人1人の状況を細かく把握することができます。また、十分な時間をかけて入念に授業の準備を行うことができます。

その結果、授業の内容や宿題の量に過不足がない、お子様に合った効果的な指導が行えるのです。進学塾のような全体主義的な授業や膨大な量の宿題などあり得ません。

個人的には、進学塾か家庭教師だけなら、家庭教師だけの方が志望校に合格できる可能性は高いかと思います。進学塾に通っても、結果的に家庭教師を併用する方も多いですし…

【現役プロ講師が解説】家庭教師だけで志望校に合格する方法

家庭教師だけで志望校に合格できる理由がお分かり頂けたかと思います。
ここからは、家庭教師だけでどうやって志望校合格を目指すのか、その具体的な方法について解説します。

読者の皆さんに、イメージを膨らませてもらえたらと思います。

家庭教師だけで志望校に合格する方法【ポイントは5つ】

  • ポイント①:どんな家庭教師を選ぶべきか?
  • ポイント②:授業時間と指導回数は?
  • ポイント③:受験勉強を始めるタイミングは?
  • ポイント④:使用する教材は?
  • ポイント⑤:指導内容は?

上記の通り。
それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。

ポイント①:どんな家庭教師を選ぶべきか?

結論は、1人で4教科を指導できる、経験豊富なプロ講師です。
アルバイト感覚の学生講師では、少し頼りないと言うのが筆者の率直な意見です。

実際、筆者の場合で言えば、指導を担当している生徒を中心に日々の生活が動いています。志望校合格のために、どの時期に何をするか?そればかりを考えて過ごしていると言っても過言ではありません。

そして、4教科を1人で指導できることが大前提。
その理由は下記の通り。

  • 的確な量の宿題を適切なタイミングで与えるため
  • 苦手教科を把握し、正しく指導時間を分配するため

つまりは、指導者が生徒の状況を全て把握しておく必要があるということです。
教科ごとの宿題の量は、過不足があってはいけません。また、指導時間は無駄なく必要な教科や単元に充てるべきです。

たまに、講師2人体制を提案する家庭教師派遣会社がありますが、個人的にはおすすめしません。単純に効率が悪いですし、1人で4教科を指導できるプロ講師もいる訳ですから…

なお、プロ講師を選ぶべき理由については、「【中学受験】家庭教師はプロ講師にしないと後悔します【理由は3つ】」の記事で解説しています。

ポイント②:授業時間と指導回数は?

1回2時間の授業が、最低でも週2回は必要です。
そして、志望校の難易度によっては週3回が理想です。ちなみに、週4回は必要ありません。

基本的な指導内容は、授業で学習した内容から宿題を与え、次回の授業でその確認を行うというものです。
※これを4教科分するので、1回あたり2時間の授業時間が理想です。90分では足りません…

指導回数が週2回であれば、次回の授業までに2日または3日空きます。この日数が、宿題を取り組むのに最適な期間なのです。

週1回だと、宿題に取り組む期間が長すぎます。そして、月曜と木曜、火曜と金曜のように、授業日は2日か3日の間隔を空けることをおすすめします。

ポイント③:受験勉強を始めるタイミングは?

志望校の難易度にもよりますが、早くても小5からで良いと思います。
小6からだと、志望校によっては期間が足りないかもしれません。

ちなみに、進学塾を辞めて家庭教師のみに切り替える受験生は、平均的に小5の後半頃が多いですね。

この場合は、家庭教師に現在の学習状況を報告すればOK!進学塾での学習内容を踏まえて入学試験までのプランを立てるので、進学塾での受験勉強が無駄になることはありません。

ポイント④:使用する教材は?

受験勉強に使用する教材は、市販のもので全てそろいます。
たまに、進学塾に通わないと必要な教材がそろわないとお考えの保護者がいますが、そんなことはありません。

ただし、進学塾を辞めて家庭教師のみに切り替える場合は、これまで使用していた進学塾の教材をそのまま使用します。足りない教材のみを市販のものでそろえます。

家庭教師派遣会社によっては専用教材を販売している会社もありますが、高額なので個人的には購入の必要はないかと。お子様の学力と志望校に合った市販の問題集を家庭教師にそろえてもらえば十分です。

ポイント⑤:指導内容は?

ポイント②でも少し触れましたが、もう少し具体的な指導内容について解説します。
進学塾と違ってカリキュラムがないため、指導内容は全て家庭教師自身が考えます。

参考までに、筆者が実際に行なっている指導内容をご紹介します。
まずは、授業内容から。

授業内容

  • (1) 前回の宿題の確認と解説
  • (2) 暗記確認テスト
  • (3) 新しい単元の解説
  • (4) 問題演習
  • (5) 次回までの宿題決め

この内容を4教科それぞれ行います。

ただし、暗記確認テストは国語、理科、社会のみ。算数は、計算が苦手な受験生のみ計算確認テストを実施しています。
暗記確認テストと宿題の範囲は、次回までの日数や生活を踏まえて生徒と一緒に決めています。

指導方針

続いて、指導方針です。

  • 小5まで:受験用問題集を使った単元別学習
  • 小5後半〜小6冬:模擬テストに沿った対策
  • 小6夏休み〜入学試験:志望校の入学試験過去問対策
  • 小6秋〜入学試験:苦手克服と暗記学習

小5までは中学受験に必要な基礎学力を定着させ、その後は模擬テストを受験しながら応用力を鍛えていくイメージです。志望校の入学試験過去問で、9割正解できるようになることが最終目標です。

あくまでザックリとした指導方針ですが、お子様の学力や理解度、志望校などによって臨機応変に対応していく感じです。

補足:「家庭教師完全指導コース」も増えている!

※画像:代々木進学会の「家庭教師完全指導コース」

ここからは補足情報です。
最近は、プロ家庭教師だけで志望校合格を目指す「家庭教師完全指導コース」を設けている家庭教師派遣会社も増えてきましたね。

それだけ需要があるということですし、進学塾に通わなくても志望校に合格できる、という考え方が浸透してきたのではないでしょうか?個人的にも、家庭教師のみでの中学受験に一票を投じたいと思います。

最後に、中学受験の家庭教師選びに役立つ記事をまとめておきます。

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