【中1・中2】夏休みの過ごし方と勉強法【おすすめ問題集も紹介】

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中学生
塾に行かずに自分で勉強したい中学生

夏休みはどんな風に過ごせば良いんだろう?夏期講習を受講せずに、自宅で復習できないかなぁ…。夏休みに自分でできる勉強法やおすすめの問題集を教えてください。

このような疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 【中1・中2】夏休みの過ごし方と勉強法
  • 【自宅でできる】中1・中2夏休みのおすすめ問題集

記事の信頼性

この記事を書いている筆者は、塾講師・家庭教師での高校受験の指導歴17年ほど。中学生の夏休みの過ごし方について指導してきました。

この記事では、中1と中2の夏休みの過ごし方として、自宅でできる勉強法について解説します。また、夏休みの勉強におすすめな問題集もご紹介します。

※ちなみに、中3受験生の夏休みの過ごし方については、「【中3夏休み】塾に行かない受験生のおすすめ勉強法【問題集も紹介】」の記事で解説しています。

【中1・中2】夏休みの過ごし方と勉強法

夏休みになると、多くの中学生が学習塾の夏期講習を受講します。そんな周りの様子に、焦りを感じる中学生や保護者も少なくないと思います。

もちろん、夏休みにこれまでの復習をしておくことは大切です。
しかし、必ずしも夏期講習に参加しなければいけないことはありません。

その理由は、夏期講習の内容は、問題集を使って自宅ですることができるからです。

ここでは、そんな夏休みに自分でできる勉強法について解説します。

【中1・中2】夏期講習の内容とは?

まずは、中1と中2の夏期講習の内容について解説します。
主な内容は下記の通り。

  • 教科:英数国の3教科
  • 内容:1学期の復習+2学期の予習

ほとんどの学習塾では、英語、数学、国語の主要3教科のみを学習します。
各教科とも、1学期までの復習が中心です。そして、英語と数学のみ、2学期の予習を少し含みます。
※学習塾によっては、前学年の復習を含む場合もあります。

【夏期講習】使用するテキストは?

学習塾の夏期講習では、学習塾の専用教材である「夏期講習テキスト」を使用します。
※書店で購入することはできません。

上記の内容が10単元前後にまとめられている、30ページほどの薄い問題集です。
これを英語、数学、国語の全3冊を使って復習します。
ちなみに、1日3教科ずつ受講すると、10日前後で終了する感じです。

【夏休みの過ごし方】夏期講習の内容を自分で勉強する

結論として、夏期講習を受講しないなら、夏期講習の内容を自分で復習することをおすすめします。

反対に、自分で復習する自信がないなら、夏期講習を受講するのもありかと思います。

ちなみに、2学期の予習は必要ありません。
夏期講習でも冒頭だけを紹介する程度です。2学期が始まってから、学校で学習すれば構いません。

理科・社会の復習は不要です

理科と社会の復習は、特に必要ありません。
学習塾の夏期講習でも、中1と中2ではほとんど扱わないかと思います。

これは、理科と社会の重要性が低いという意味ではなく、理科と社会が暗記教科だからです。中3になってから暗記すれば構わないということです。

反対に、英語、数学、国語の主要3教科は積み上げていく教科です。夏休みに復習しておかなければ、2学期になってから足を引っ張ります。

【自宅でできる】中1・中2夏休みのおすすめ問題集

夏休みに使用する問題集は、学習塾の夏期講習で使用する夏期講習テキストのようなタイプのものがおすすめです。

しかし、こうした問題集は市販ではほとんど販売されていません。

そこでおすすめなのが、通信教育各社が販売している「夏休み用テキスト」です。
※通信教育とは、問題集を毎月購入し、自宅で学習する教育サービスのことです。

その理由は、下記の通り。

  • 理由①:夏期講習テキストよりも分かりやすい
  • 理由②:無料で入手できる

理由①:夏期講習テキストよりも分かりやすい

1つ目の理由は、通信教育の夏休み用テキストは、学習塾の夏期講習テキストよりも分かりやすいからです。

夏期講習テキストをはじめ、一般的な問題集は指導者に教わることを想定して作られています。一方、通信教育の問題集は自宅で1人で勉強することを想定して作られています。

そのため、お子さんが1人でも理解できるような詳しく丁寧な解説が載っています。
また、アニメ風のキャラクターが登場するなど、飽きずに継続できるような工夫が随所に見られます。

仮に、学習塾の夏期講習テキストを入手しても、自宅で1人で勉強することは簡単ではありません。自宅で1人で勉強するなら、むしろ通信教育の夏休み用テキストの方が使いやすいかと思います。

理由②:無料で入手できる

2つ目の理由は、通信教育の夏休み用テキストは、無料で入手できるからです。

ほとんどの通信教育では、資料請求するとお試し教材を無料でもらうことができます。

そして、夏休みにあたる7月〜8月にかけては、お試し教材として夏休み用テキストを配布しています。

お試し教材は、利用者が入会するかどうかの判断に用いる教材です。
そのため、無料とは思えないほど質が高く、満足できる内容です。

【無料】筆者がおすすめする「夏休み用テキスト」

個人的には、Z会の夏休み用テキストがおすすめです。

無料で入手できるテキストは下記の3冊です。

  • 夏の必勝勉強法
  • 公立高校入試の傾向と対策
  • 厳選夏ドリル

夏の必勝勉強法(資料タイプ)

夏期講習を受講しない中学生向けに、夏休みの過ごし方について解説した1冊。

夏休みに取り組むべき学習内容とその方法について、学年別、教科別に解説しています。
また、保護者向けに、新学習指導要領の内容や近年の受験の変化についても詳しく解説しています。

公立高校入試の傾向と対策(資料タイプ)

近年の公立高校入試の傾向と対策をまとめた1冊。

5教科それぞれの出題傾向を知ることで、中1・中2から意識しておきたいポイントが分かります。
夏休みの学習計画にも役立つ資料です。

厳選夏ドリル(問題集タイプ)

夏までの理解度が確認できる問題集。

夏期講習の内容である、英語、数学、国語の主要3教科の1学期の内容を復習することができます。

ただし、前学年の復習や2学期の予習は含みません。
とは言え、中1・中2の夏休みは主要3教科の1学期の復習で十分かと思います。

上記の3冊で、夏期講習を受講した場合と同等の情報量と学習内容はカバーできるはずです。

※入手方法:無料資料請求すると無料でプレゼント
Z会に資料請求すると、上記3冊のテキストがもらえます。無料なので、ぜひ活用してみてはと思います。
»【無料】Z会の資料請求はこちら
※期間限定・数量限定です。

補足:「夏休みだけ」家庭教師を利用する方法も!

自分1人での復習に不安を感じる中学生には、「夏休みだけ」家庭教師を利用する方法もあります。

家庭教師を利用するメリット

  • 分からないところを質問できる。(2学期の予習もできる)
  • 夏休みの学習を管理してもらえる。
  • 夏休みの過ごし方について、アドバイスしてもらえる。
  • モチベーションを維持しやすい。

家庭教師を利用することで、中学生からよく耳にする「夏休みを棒に振ってしまった…」という失敗を避けることができます。

何より、自分1人よりも成果を得られやすくなることが最大のメリットです。

短期間だけ利用できる家庭教師サービス

最近は、オンライン家庭教師を中心に、短期間だけ利用できる家庭教師サービスが増えてきました。

一般的な家庭教師派遣会社とは違い、

  • 入会金・維持費・解約金などの費用が一切不要
  • 1回60分から利用できる
  • 必要な時に必要な回数だけ受講できる
  • 料金は受講分のみ

など、利用しやすい環境が整っています。

お手頃な料金で、必要な時に必要な回数だけ家庭教師を利用できるので、利用しない手はありません。必要に応じて利用してみてはと思います。

なお、家庭教師を短期間だけ利用する方法については、「【入会金なし】家庭教師を短期間だけ利用する方法【おすすめも紹介】」の記事で解説しています。

まとめ

というわけで、今回は以上です。

中1・中2の夏休みの過ごし方と勉強法について解説しました。

繰り返しになりますが、学習塾の夏期講習の内容を自分で勉強するのが、中1・中2の夏休みの過ごし方としておすすめです。また、その際に使用する問題集には、Z会のお試し教材「夏休み用テキスト」がピッタリです。

ただし、中1・中2の夏休みの目的はあくまで1学期の復習です。過度な復習や2学期の予習、そして猛勉強は必要ありません。

だからこそ、Z会の無料のお試し教材で十分なのです。

夏休み用テキストで1学期の内容をしっかりと復習し、自信に胸をふくらませて9月・新学期を迎えてほしいと思います。

参考:3年間使用できる受験用問題集はこちら

学習塾に通わない中学生が受験勉強に使用する受験用問題集は、市販のものですべてそろいます。

筆者が家庭教師で実際に使用している受験用問題集は、「【中3・塾なし受験】高校受験のおすすめ問題集2選【使い方も解説】」の記事で紹介しています。

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