【中学受験・関西の模試】五ツ木・駸々堂模試がおすすめな3つの理由

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受験生の母親
中学受験におすすめな模試を知りたい受験生の母親

中学受験におすすめな関西の模試を知りたいなぁ…。五ツ木・駸々堂模試がいいって聞いたけれど、どうなんだろう?五ツ木・駸々堂模試について詳しく教えてください。

このような疑問にお答えします。

この記事の内容

記事の信頼性

この記事を書いている筆者は、家庭教師・塾講師での中学受験の指導歴18年ほど。これまでに、1,000人以上の受験生を指導してきました。

この記事では、そんな筆者の経験を踏まえて、関西の中学受験の模試なら五ツ木・駸々堂模試がおすすめな理由について解説します。

※関西の中学受験におすすめな模試を知りたい方に参考になる記事です。また、五ツ木・駸々堂模試をいつ受けるか、何回受けるか、詳しく知りたい方にも参考になる内容です。

【中学受験・関西の模試】五ツ木・駸々堂模試がおすすめな3つの理由

小6以降の受験勉強において、模試の受験は必須です。模試を受験することで、自身の学力や志望校の判定がわかるからです。

そんな模試を受験するタイミングで、「どの模試を受験すればいいの?」という疑問をお持ちの受験生の保護者も少なくないはず。

そんな方におすすめな模試が、五ツ木書房が主催する「(小5・小6生対象)五ツ木・駸々堂模試」です。

筆者が指導を担当している受験生には、五ツ木・駸々堂模試を受験させています。

五ツ木・駸々堂模試がおすすめな理由

  • 理由①:受験者数が多いので判定の信ぴょう性が高い
  • 理由②:模試の難易度が適当
  • 理由③:出題範囲が公表されているので、受験勉強にも役立つ

主な理由は上記の3点です。
それぞれの理由について、詳しく解説していきます。

理由①:受験者数が多いので判定の信ぴょう性が高い

関西の大手進学塾に通う受験生は、それぞれの進学塾の公開模試を受験します。

※浜学園や馬渕教室、能開センターといった進学塾は毎月のように公開模試を開催しています。

一方、それ以外の(公開模試を開催していない)学習塾に通う受験生のほとんどが、五ツ木・駸々堂模試を受験します。

近畿2府4県の対象地域にある私・国公立中の募集人員の約55%が受験した、近畿圏最大規模の模擬テストです。(平成31年度の受験者数で比較)
引用:「五ツ木・駸々堂模試」公式サイト

受験者数が多いので、

  • 判定の信ぴょう性が高い
  • ライバルの学力がより正確にわかる

といったメリットがあります。

やはり、受験者数が多い模試を受験しなければ、正確な順位や志望校の判定は得られません。

そいういう意味では、「塾なし受験」や家庭教師を利用している受験生は、五ツ木・駸々堂模試の一択ですね。

理由②:模試の難易度が適当

浜学園や馬渕教室の公開模試は、灘や東大寺、洛南などの超難関校を志望する受験生も受験します。そのため、彼らの学力を判定するために(満点を取らせないために)正答率数パーセントの超難問が含まれます。

こうした超難問は、(関関同立の附属校などの)中堅校を志望する受験生にとっては解く必要がないどころか、問題に含まれていることでかえって正確な学力を測れなくしています。
※解かなくてよい超難問に時間を割いてしまい、解くべき問題を解かずに試験時間が終わることがあるからです。

その点、五ツ木・駸々堂模試の難易度はグッと下がるので、こうした中堅校を志望する受験生にとっては難易度が適当です。そして、より正確な学力や判定がわかります。

なので、たとえ浜学園や馬渕教室に通っていても、偏差値50を下回るなら五ツ木・駸々堂模試を受験することをおすすめします。

※関連記事:【進学塾の公開模試】偏差値50未満なら、五ツ木・駸々堂模試がおすすめな理由

理由③:出題範囲が公表されているので、受験勉強にも役立つ

大手進学塾の公開模試は出題範囲が公表されない、または出題範囲が「これまでの学習範囲」など、実質的には出題範囲が知らされないことがほとんどです。

しかし、これでは公開模試に向けた対策が難しく、受験勉強にも活用しにくいと思います。

その点、五ツ木・駸々堂模試は出題範囲が公表されているので、模試に向けた準備がそのまま受験勉強になります。なんなら、出題範囲に合わせて受験勉強を進めていけば良いのです。

出題範囲が公表されていることには賛否両論あるかと思いますが、個人的には受験生本人のモチベーションにも繋がるので、むしろ受験勉強に役立つような気がします。

なお、出題範囲は下記の通りです。(※公式サイトから確認できます)

「五ツ木・駸々堂模試」はいつ受ける?何回受ける?

ここからは、五ツ木・駸々堂模試の受験方法について解説していきます。特に、学習塾に通っていない(通称、「塾なし受験」に挑戦する)受験生は参考にしてみてください。

※学習塾に通っている受験生は、塾の先生の指示に従って受験すれば構いません。

結論からお話しすると、小6になってから(できれば)毎回受験するのがおすすめです。
»「五ツ木・駸々堂模試」年間実施日程はこちら

小5は受験者数が少ない

五ツ木・駸々堂模試は小5から受験できます。

しかし、小5の間はまだまだ受験生が少ないというのが実態です。

もちろん受験しても構いませんが、受験者数が少ないので、他の受験生との学力を比較した信ぴょう性の高いデータを得ることができません。

なので、受験者数が増えはじめる小6になってからでも、決して遅くはありません。

【第1回〜第3回】苦手・弱点を克服しよう!

まずは、

  • 第1回(3月)
  • 第2回(5月)
  • 第3回(6月)

の3回を受験してみましょう。

この3回を受験する目的は、「苦手や弱点の克服」です。

テストが返却されたら、不正解だった問題を解き直し、苦手な単元をテキストや問題集を使って復習してください。

ちなみに、第3回までに志望校判定Cを取ることを目標にすると良いでしょう。

よくある質問:模試の結果が悪い時の対処法は?

結論として、模試の解き直しをして、苦手や弱点を復習するしか方法はありません。

なんなら、解き直しをすれば点数は伸びるし、しなければいつまで経っても点数は伸びません。

それにも関わらず、多くの受験生が模試の解き直しをしないので、いつまで経っても点が取れずに悩んでいます。

というわけで、過去に受験した模試の解き直しから始めてみることをおすすめします。

なお、模試の解き直しの具体的な方法については、「【中学受験】模試の結果が悪い時の対処法【結論:解き直し必須です】」の記事で解説しています。

【9月・第4回】多くの学習塾が参加する

9月の第4回は、夏休みの受験勉強の成果を確認するために、多くの学習塾が参加します。
※参加するとは、塾単位の団体で申し込み、学習塾に通うの生徒たちに受験させるという意味です。

そのため、9月の第4回は必然的に受験者数が多くなる傾向にあり、判定の信ぴょう性も高くなります。

なので、第4回は必ず受験して、夏休みの受験勉強の成果を確認してください。

【10月・特別回】志望校で受験しよう!

必ず受験したいのが10月の特別回です。

その理由は、志望校(私立中学)で受験できるからです。

入学試験と同じ会場で受験できるので、入学試験当日に近い雰囲気を経験できます。また、試験会場までの所要時間などを確認できる絶好の機会です。

志望校で受験できるのは五ツ木・駸々堂模試ならではのメリットなので、無駄にしてほしくないと思います。
»【2023年度】特別回の実施会場一覧はこちら

【第6回】最終回でB判定以上を取れ!

あくまでも筆者の経験談にはなりますが、五ツ木・駸々堂模試で志望校判定Bが取れれば合格できるという印象です。

なので、最終回の第6回では志望校判定B以上を目指して頑張りましょう!

というわけで、受験すべき回をまとめておきます。

おすすめ受験回のまとめ

  • 第1回(3月):苦手・弱点を克服する
  • 第2回(5月):苦手・弱点を克服する
  • 第3回(6月):苦手・弱点を克服する
  • 第4回(9月):夏休みの成果を確認する(受験生が多い)
  • 第5回(9月):志望校判定C以下なら受験したい
  • 特別回(10月):志望校(私立中学)で受験できる
  • 第6回(11月):最終回で志望校判定B以上を取る

上記の通り。

第5回を除いて、すべての回を受験するのがおすすめです。
年間で6回、または7回ですね。
»「五ツ木・駸々堂模試」年間実施日程はこちら

まとめ


というわけで、今回は以上です。

関西の中学受験の模試なら五ツ木・駸々堂模試がおすすめな理由について解説しました。

繰り返しになりますが、関西の中学受験の模試には五ツ木・駸々堂模試がおすすめです。

特に、「塾なし受験」で中学受験を目指している受験生や、進学塾の公開模試で偏差値50を下回っている受験生にはピッタリな模試です。

五ツ木・駸々堂模試を小6の受験勉強に上手に活用しつつ、志望校合格を目指してほしいと思います。

この記事が、その参考になれば幸いです。

最後に、この記事で紹介した関連記事をまとめつつ、記事を終えたいと思います。

公開模試で偏差値50未満の方向け

模試の結果が悪い時の対処法

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