【私立中学とは異なる】国立中学に合格するために必要な学力とは?

小学生

国立中学の入試制度は、私立中学のそれとは大きく異なります。そのため、合格するために必要な「学力」も異なります。

受験生の母親
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  • 私立中学の受験と異なる点は?
  • 国立中学に合格するために必要な「学力」は?

このような疑問にお答えします。

この記事の内容
  • 国立中学受験の特徴とは?
  • 国立中学に合格するために必要な「学力」とは?
  • 合格するための「学力」を定着させる方法とは?

【私立中学とは異なる】国立中学受験の特徴

受験生の母親
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私立中学受験と何が異なるの?

国立中学の入試制度は、私立中学のそれとは大きく異なります。国立中学を受験する際、まずこの違いをはっきりと把握することが大切です。

というのも、国立中学の入学試験の仕組みを把握することで、受験勉強で大きくリードすることができるからです。

特に、近年では私立中学と国立中学の両方を受験する受験生も多く、この違いを把握せずに誤った受験勉強を行い、失敗するケースが多発しています。

家庭教師
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国立中学と私立中学の「受験の違い」については、下記の記事で詳しく紹介しています。

「国立中学受験の学習塾」に通う

国立中学の受験勉強に学習塾を利用する場合、大手の進学塾ではなく国立中学受験を専門とする学習塾に通う必要があります。

その理由については、「【中学受験対策】プロの塾講師がおすすめする学習塾の選び方とは?」の記事で詳しく解説しています。

「国立中学受験向きの問題集」を使用する

国立中学の受験勉強で使用する問題集は、私立中学の受験勉強で使用するものと一部異なります。

国立中学の受験勉強で使用する問題集については、「【私立受験とは異なる】国立中学受験のおすすめ参考書と問題集」の記事で具体的に解説しています。

国立中学受験での「調査書」について知る

国立中学受験では、入学試験当日の学力試験の結果だけでなく、願書と共に提出が求められる「調査書」(小学校の通知表の成績)が合否に影響します。

調査書と合否への影響については、「【国立中学受験】出願時提出の調査書と合否への影響について」の記事で詳しく解説しています。

上記の3つの違いからも、私立中学の受験とは大きく異なることがお分かりいただけるはずです。

このような入試制度や受験勉強の違いは、国立中学が受験生に求めている学力が、私立中学のそれとは異なることを意味しています。

家庭教師
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そんな国立中学に合格するためには、どのような「学力」が必要なのでしょうか?

【国立中学受験】合格に必要な「学力」は?

受験生の母親
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合格するために必要な「学力」は?

一般的な私立中学の受験で必要とされる学力は、豊富な「知識量」です。そのため、受験勉強の中心はとにかく問題数をこなし、知識を頭に詰め込む「詰め込み勉強」が主流です。

しかし、国立中学の受験勉強では、このような「詰め込み勉強」はまったく必要ありません。

その理由は、国立中学の受験で必要とされる学力が「知識量」ではないからです。

必要な学力は、主に下記の2点です。

  • 必要な学力①:「応用力」よりも「基礎学力」。
  • 必要な学力②:「知識量」よりも「表現力」。

それぞれの「学力」について詳しく見ていきましょう。

必要な学力①:「応用力」よりも「基礎学力」

私立中学の入学試験では、教科書の内容を逸脱したような難問が当たり前のように出題されます。そのため、学習塾に通い、学校では習わない「受験のための勉強」をする必要があります。

一方、国立中学の入学試験では、教科書の内容とその応用問題を中心に出題されます。そのため、私立中学の受験勉強で使用する問題集を解く必要はなく、教科書の内容を深く理解し、基礎学力の定着を図ることが求められます。

また、先ほどもご紹介したように、国立中学の受験では願書と共に提出する「調査書」も合否に影響します。

家庭教師
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国立中学の入学試験では、知識量ではなく学校での取り組みや学習態度など、総合的な学力を評価して合否を判定していることが分かります。

必要な学力②:「知識量」よりも「表現力」

国立中学の受験勉強では、知識量を増やす「詰め込み勉強」ではなく、表現力を養うことが重要です。

その理由は、国立中学の入学試験では、「知識量を問う問題」よりも、「表現力を問う問題」が多いためです。
※「表現力」とは、自分の考えや意見をまとめたり、感想を表現する力を意味します。

これだけ学習塾が乱立している現代において、幼い頃から学習塾に通えば、ある程度の知識量は習得できます。一方で、表現力というのは、たとえ幼い頃から学習塾に通っても簡単に養える学力ではありません。

このような「表現力」を重視する入学試験の特徴が、学習塾に通っていなくても、小学校での成績が良ければ国立中学に合格できる理由なのです。

なお、「塾なし受験」でも国立中学に合格できる理由とその方法については、「【塾なし受験も可】国立中学受験で合格するおすすめの方法」の記事をご参照ください。

合格に必要な「学力」を定着させる方法は?

受験生の母親
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合格に必要な「学力」を定着させる方法は?

国立中学の入学試験で重視されている「基礎学力」や「表現力」は、どうすれば定着するのでしょうか?

ここでは、塾講師・家庭教師の指導歴15年の筆者が、受験生におすすめしている「合格に必要な学力が定着する方法」をご紹介します。

  • 基礎学力を定着させる方法:家庭環境に「教材」を取り入れる。
  • 表現力を定着させる方法:日常生活に「読書」・「小学生新聞」を取り入れる。

以下、それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

家庭環境に「教材」を取り入れる

まずは、「基礎学力を定着させる方法」です。

最もおすすめな方法は、「家庭環境に『教材』を取り入れる方法」です。

「基礎学力」は、小学校の教科書の内容を深く理解することを意味します。しかし、私立中学の受験勉強でするような「詰め込み勉強」で教科書の知識を暗記する必要はありません。

家庭環境に、ヒントとなる教材を取り入れることで、日常生活の中で自然と定着させることができます。

その例として、下記の教材を子どもが目にする場所に置きます。

  • 地球儀や世界地図、日本地図
  • 年表(日本と世界の両方が載ったもの)

こうした教材を日常生活の中で、子どもが目にする場所に置くことで、自然と興味・関心を持つきっかけとなり、教科書の内容をより深く理解し、「基礎学力の定着」に繋がります。

定着する「基礎学力」の内容は?
  • 世界各国の国名や首都、その位置を覚える。
  • 世界各国の国旗を覚える。
  • 日本の都道府県の場所、その県庁所在地を覚える。
  • 日本と世界の関係性や、時代の流れを覚える。

国立中学の受験勉強は、過酷な受験戦争に耐えられるかではなく、「基礎学力の定着」を深められるかが重要です。

そのためには、日常生活を送る家庭環境に、そのヒントとなる教材を取り入れることが重要なのです。

家庭教師
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そのために購入する教材は、必ず「基礎学力を伸ばせるもの」を選ぶようにしましょう。

日常生活に「読書」を取り入れる

次に、「表現力を定着させる方法」です。

最もおすすめな方法は、「日常生活に『読書』を取り入れる方法」です。

その理由は、自分の考えや意見、感想を書き表す際、知っている言葉や表現が大きく影響するためです。そして、そうした言葉や表現を習得する最善の方法が「読書」なのです。

家庭教師
家庭教師

読書から得られる語彙力や表現力は、教科書の何倍にも及びます。

読書から得た言葉や表現を使った文章と、そうでない文章は、すぐに違いが分かるほど差が出ます。

語彙力と表現力があれば、より具体的で的確な表現ができ、他の受験生と差がつく文章を書くことができます。

日常生活に「小学生新聞」を取り入れる

表現力を定着させるもう1つの方法は、「日常生活に『小学生新聞』を取り入れる方法」です。

「日常生活に『読書』取り入れる方法」は、ハードルが高く感じる受験生が多い気がします。読書が苦手な受験生や、受験勉強と並行して継続することが難しい受験生も少なくありません。

そんな受験生には、受験勉強の教材としても有名な「朝日小学生新聞」がおすすめです。

「朝日小学生新聞」おすすめポイント!
  • 毎日届くので、読む習慣がつく。
  • 時事ニュースを解説しているので、社会や理科に強くなる。
  • 漢字にふりがなが付いているので、漢字を覚えられる。

「朝日小学生新聞」は、まんがや楽しいクイズを取り入れ、小学生でも楽しく読める工夫がされています。

さらに、時事ニュースを詳しく分かりやすく解説しているため、新聞がまるごと受験勉強の教材となります。

表現力だけでなく、読解力や語彙力、漢字、時事ニュースなど、幅広い分野が学べる新聞は、受験生自身も効果を実感しやすく、習慣としても定着しやすいため、読書が苦手な受験生にもおすすめです。
» 「朝日小学生新聞」公式サイトを見る

まとめ

今回の記事では、「国立中学に合格するために必要な『学力』と、それを定着させる方法」について解説しました。

この記事のおさらいです。

  • 私立中学と国立中学では、入試制度が大きく異なる。
  • 国立中学に合格するために必要な学力は、「基礎学力」と「表現力」。

次に、「基礎学力」と「表現力」を定着させるための方法です。

  • 基礎学力を定着させる方法:家庭環境に「教材」を取り入れる。
  • 表現力を定着させる方法:日常生活に「読書」・「小学生新聞」を取り入れる。

    15年にわたって国立中学の受験対策を指導する中で、合否を分けるポイントが私立中学受験とは異なることを痛感しました。

    その経験から、国立中学に合格するための学力として、「基礎学力」と「表現力」が必要であり、それらを定着させることが重要だと考えるようになりました。

    国立中学を受験させる方には、是非参考にして頂けたらと思います。

    参考:【国立中学受験】家庭教師派遣会社まとめ

    国立中学受験では、学習塾よりも志望校別の対策ができる「家庭教師」がおすすめです。

    気になる方は、国立中学受験の「おすすめ家庭教師派遣会社」についてまとめた、下記の記事をご参照ください。

    »【国立中学受験】プロ厳選!おすすめ家庭教師派遣会社6選

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