
公開テスト対策をしているのに、なかなか公開テストの成績が上がらない…。復習テストでは満点近く取れているのに、公開テストになると実力を発揮できません。公開テストの解き方のポイントを教えてください。
このような悩みにお答えします。
この記事の内容
- 【浜学園公開テスト】成績を上げるための解き方のポイント
- 公開テストの成績が上がらない理由と対策
この記事を書いている筆者は、家庭教師での公開テスト対策の指導歴16年ほど。
現在は、プロの家庭教師として公開テスト対策を指導しています。
普段の授業や復習テスト、公開テスト対策では成績が良いにも関わらず、公開テスト本番になると実力を発揮できない、そんな受験生に向けて「公開テストの解き方のポイント」について解説します。
【浜学園公開テスト】成績を上げるための解き方のポイント
浜学園の公開テストは、偏差値70前後の受験生の学力を測る必要もあり、中学受験の学力テストとしては最も難易度が高い学力テストの1つです。
そんな公開テストにおいて、他の学力テストと同じような解き方をしていてはなかなか良い成績は取れません。解き方のポイントを押さえる必要があります。
なお、公開テストの特徴や難易度については、「浜学園・公開学力テストの難易度が高い理由【成績を上げる方法も解説】」の記事で詳しく解説しています。
成績を上げるための解き方のポイント
- ポイント①:試験開始からの30秒間で全体を把握する
- ポイント②:簡単な設問と得意な設問から解く
- ポイント③:正答率が低い超難問は解かない
上記の通り。
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
ポイント①:試験開始からの30秒間で全体を把握する
まずは、試験開始からの30秒間で試験問題の全体を把握します。
ほとんどの受験生が、試験開始と同時に試験問題を解き始めます。
しかし、これでは試験問題のどこに簡単な設問や得意な設問があるのか分かりません。何も考えずに頭から解いていては、解く必要のない超難問に捕まってしまいます。
落ち着いて試験問題全体に目を通し、下記の内容について確認します。
- 予想していた問題が出題されているか?
- 正解できそうな簡単な設問や得意な設問はどれか?
- 解いてはいけない超難問はどれか?
そして、大体で構わないので、解く順番を決めます。
解ける問題は必ず解き、解けない問題は解かない。
シンプルですね。
ポイント②:簡単な設問と得意な設問から解く
1つ目のポイントとも重複しますが、重要なポイントなので詳しく解説します。
公開テストは時間との勝負です。
そのため、難しい設問に時間を割いてはいけません。
それ以上に大切なことは、簡単な問題と得意な設問から解くことです。
その理由は下記の通り。
- (1) 確実に加点が期待できる
- (2) 時間ロスを回避できる
- (3) 試験中にパニックになりにくい
当然のことながら、簡単な設問と得意な設問から解けば、確実に加点が期待できます。また、難しい設問に手を出して時間ロスをするリスクも回避できます。そして何より、試験中にパニックに陥ることを防ぎます。
簡単な設問と得意な設問から解くことは、間違いなく試験結果に大きく影響します。
ポイント③:正答率が低い超難問は解かない
こちらもポイント②と重複しますが、公開テストは簡単な問題と得意な問題から解くことがポイントです。難しい問題は後回しが鉄則です。
そして、正答率が低い超難問は解いてはいけません。
公開テストの算数や理科の設問の中には、正答率が一桁台の超難問が含まれます。このような設問を正解するにはものすごい時間が必要であり、かつ正解することは容易ではありません。
したがって、偏差値70前後の最難関校を志望する場合を除いて、このような超難問を解く必要はありません。
余った時間で見直しをすることをおすすめします。
公開テストの成績が上がらない理由と対策
- 公開テストの解き方を誤っている
- 公開テストの特徴を理解できていない
- 公開テスト対策の方法を誤っている
などなど…様々な原因が考えられます。
そのため、公開テストの成績が上がらない理由を1つに断言することは難しく、色々な方法で原因を探っていくことが重要かと思います。
その中の1つの方法として、この記事では公開テストの解き方について解説しました。公開テストの特徴と対策については、それぞれ別の記事で解説していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
公開テストの特徴について
≫ 浜学園・公開学力テストの難易度が高い理由【成績を上げる方法も解説】
公開テスト対策について
≫【浜学園公開テスト対策】成績を上げる方法まとめ【プロが解説】
というわけで、今回は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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