【浜学園公開テスト対策】成績を上げる方法まとめ【プロが解説】

※記事内にプロモーションを含む場合があります。

浜学園の公開テスト対策の指導を始めて18年が経過しました。

公開テスト対策に関する知識がたまってきたので、公開テスト対策の方法についてまとめようと思います。

公開テスト対策の必要性

公開テストの成績が上がらず、苦戦する受験生は珍しくありません。

その理由は、公開テストの成績を上げるためには、マスターの授業とは別に公開テスト対策を行う必要があるからです。

公開テストの成績が良い受験生は、公開テストに向けた何かしらの対策を行なっているはずです。

この記事では、そんな公開テストの成績が上がらない理由から、成績を上げるための具体的な方法について解説します。

読んでほしい人

公開テストの成績が上がらない受験生の保護者/公開テスト対策の方法を知りたい方

この記事を読むことで、公開テスト対策の具体的な方法が分かります。

それでは、早速まとめていきます。

もくじ

【1】公開テストの成績が上がらない理由

【2】公開テスト対策の方法(基礎編)

【3】公開テスト対策の方法(発展編)

【4】番外編:よくある質問
【5】まとめ

【1】公開テストの成績が上がらない理由

公開テストの成績を上げるためには、まずは公開テストの成績が上がらない理由から理解しなければいけません。
※理由を理解しなければ、効果的な対策はできません。

主な理由は2つあります。

  • (1)公開テストの難易度が高い
  • (2)公開テストの出題範囲が広い

1-1.公開テストの難易度

浜学園の公開テストは、中学受験の他の学力テストに比べて圧倒的に難易度が高めです。

その理由は、浜学園には偏差値70前後の最難関私立中学を志望校とする受験生が数多く通っているためです。彼らの学力を測るには、必然的に難易度が高い公開テストを実施せざるを得ません。

その結果、偏差値50〜60の中学校を志望校とする受験生にとっては難易度が高く、なかなか成績が上がりません。

なお、公開テストの難易度が高い理由については、「浜学園・公開学力テストの難易度が高い理由【成績を上げる方法も解説】」の記事で詳しく解説しています。

1-2.公開テストの出題範囲

公開テストでは、浜学園のマスターの授業やテキスト、問題集の内容以外からも出題されます。

そのため、マスターの授業の内容を理解し、復習テストで良い成績が取れていても、公開テストで良い成績が取れるとは限りません。

復習テストで9割を取れているのに、公開テストでは良い成績が取れない受験生も珍しくありません。

具体例を見てみましょう。

【問題】次の文章の内容が正しいならAを、誤りならBを答えなさい。
モズはバッタ、ミミズ、カエルなどをとがった木の枝などに突きさす。

出典:2019年度 第554回公開テスト(理科)

この問題の文章の内容は正しいので、正解はAとなります。

ちなみにモズは、スズメ目モズ科モズ属に分類される鳥類です。
» モズの画像はこちら
※Google画像検索が開きます。

ところが、このモズという鳥は浜学園のテキストや問題集には載っていません。

上記はその一例にすぎません。すべての教科において、こうしたテキストや問題集の内容以外から、数多く出題されています。

【2】公開テスト対策の方法(基礎編)

公開テストの成績が上がらない理由が理解できたかと思います。それを踏まえた上で、公開テスト対策の方法を見ていきましょう。

まずは、全教科に共通する公開テスト対策の方法です。

2-1.公開テストのやり直しをする

公開テスト対策のスタートは、受験した公開テストのやり直しから始まります。

やり直しをすることで学力が定着し、今後の公開テストでの偏差値アップに繋がります。反対に、やり直しをしなければ学力は定着せず、いつまで経っても偏差値は上がりません。

※なお、公開テストには難易度が高い超難問も含まれているため、不正解だったすべての問題のやり直しをする必要はありません。

具体的なやり直しの方法を知りたい方は、「【自分でできる!】公開テストの偏差値が上がるやり直しの方法」の記事をご参照ください。

2-2.公開テストの過去問を解く

公開テストのやり直しだけでは、公開テスト対策としては不十分です。やり直しはあくまで復習であり、復習した内容が再び出題されるとは限りません。

そこで有効な方法が、公開テストの過去問を解くことです。

公開テストの過去問を解くことで、出題内容や出題のされ方、さらには難易度などが分かります。また、先ほどご紹介した「モズ」の設問のような、テキストや問題集の内容以外からの出題内容も把握できます。

まずは、昨年度の公開テストを購入し、公開テストを受験する前に解いてみましょう。教科によっては毎年同じような問題が出題されているので、かなり参考になるはずです。

なお、公開テストの過去問の入手方法については、「【浜学園公開テスト】過去問を入手する2つの方法【注意点も解説】」の記事で解説しています。

【3】公開テスト対策の方法(発展編)

続いては、教科別の公開テスト対策の方法です。教科によっては、もう少し踏み込んだ対策が必要です。

実際に家庭教師による公開テスト対策の依頼が多い、国語と理科について、その方法を下記の2つの記事で公開しています。

3-1.国語の対策

他の教科と違い、長期的な対策が必要です。

個人的には解き方のテクニックを鍛えるのではなく、問題文の内容を理解する語彙力を増やすことが重要だと考えています。

ただし、テキストや問題集では限界があるので、小学生新聞などで語彙力を増やし、読解力を鍛えていく方法をおすすめしています。

なお、具体的な対策の方法については、「【浜学園公開テスト】国語の成績が伸びない理由【対策の方法も解説】」の記事で解説しています。

3-2.理科の対策

理科の対策で有効なのが、出題範囲の予想です。

小6の公開テストでは、1年間を通してすべての単元から出題されます。

そのため、一度出題された単元は次回以降に再び出題されることはほとんどありません。つまり、まだ出題されていない単元だけに絞って集中的に復習すれば良いのです。

なお、筆者が実際に行なっている出題範囲を予想する方法は、「【浜学園公開テスト対策】理科の出題範囲を予想する方法を公開します」の記事で完全公開しています。

【4】番外編:よくある質問

ここからは、よくある質問のまとめです。

質問

公開テストの偏差値を最短で上げるには、どうすれば良いですか?

回答

個人的には、公開テスト対策を専門に指導するプロ家庭教師の併用をおすすめします。

その理由は、何十年も浜学園生を指導しているので、公開テストの偏差値アップの方法を熟知しているからです。

なお、プロ家庭教師の併用で公開テストの偏差値がアップする理由については、「【浜学園】公開テストの偏差値を最短でアップさせる方法【プロが解説】」の記事で解説しています。

質問

公開テスト対策に「浜学園個別指導部門ハマックス」の併用を検討しています。効果は期待できますか?

回答

一定の効果は期待できるかと思います。

ただし、浜学園と併用できる個別指導塾はハマックスだけではありません。

なんなら、ハマックスよりも公開テスト対策に強い個別指導塾もあるので、他社と比較して選ぶことをおすすめします。

なお、浜学園と併用できる個別指導塾は、「【中学受験】浜学園と併用できる個別指導塾【おすすめ5選】」の記事にまとめています。

質問

公開テスト対策に日曜特訓の受講を検討しています。効果は期待できますか?

回答

効果はあるかもしれませんが、大きな効果は期待できません。

日曜特訓はあくまでも志望校合格に向けた特訓コースです。公開テスト対策としては、内容が少しずれている印象です。

ちなみに、日曜特訓のおすすめの活用方法については、「【浜学園】日曜特訓は全科目を受講する必要はない理由【受講のポイントも解説】」の記事で解説しています。

質問

公開テストの過去問なら成績が良いのに、本番の公開テストでは良い成績が取れません。どうすればいいですか?

回答

「本番になると良い成績が取れない」という受験生は少なくありません。

自宅とは違う会場の雰囲気や緊張などから、本来の力を発揮できていないのかもしれませんね。

そんな受験生は、公開テストの「解き方」について理解する必要があるかもしれません。

解き方のポイントについて解説した、「【浜学園公開テスト】成績を上げるための解き方のポイント【3つある】」の記事をご参照ください。

【5】まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

筆者自身の18年間にわたる指導経験をもとに、公開テスト対策の方法についてまとめてみました。賛否両論はあるかと思いますが、多少なりとも参考になれば幸いです。

また、公開テスト対策でお悩みの方は、ブログのお問い合わせフォームからご連絡いただければ、可能な限り回答します。

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