
わが子が学校の授業・勉強についていけません…。どうすれば、授業・勉強についていけるようになるんだろう?具体的な対処法を教えてください。
このような悩み・疑問にお答えします。
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記事の信頼性
この記事を書いている筆者は、塾講師・家庭教師での中学受験の指導歴20年ほど。これまでに、1,000人以上の“私立の小学生”を指導してきました。
この記事では、そんな筆者の経験を踏まえて、学校の授業についていけなくなる原因から対処法まで、まとめて解説します。
なぜ?学校の授業・勉強についていけなくなる原因【3つある】

“私立の小学校”では、学校の授業についていけなくなる小学生は珍しくありません。
授業についていけなくなる3つの原因
- 原因①:オリジナル教材の難易度が高い
- 原因②:授業のペースが早い
- 原因③:通っている塾と学習範囲がずれている
主な原因は上記の3つで、ほとんどの小学生がいずれかに該当します。
それぞれの原因について解説しますので、お子さまがどの原因に該当するか確認してください。
原因①:オリジナル教材の難易度が高い
“公立の小学校”は、教科書を使って学習します。
一方、“私立の小学校”は、教科によっては教科書を使わずに、学校の先生が作成したオリジナル教材を使って学習します。
こうしたオリジナル教材は、教科書に比べて難易度が高いことがほとんどです。しかも、“1学年上の内容”が含まれることも珍しくありません。
その結果、オリジナル教材の内容が理解できず、授業についていけなくなることがあります。
原因②:授業のペースが早い
原因①とも被りますが、オリジナル教材は学年を無視した内容であることがほとんどです。
つまり、実際には“1学年上の内容”を学習していることになります。
当然ながら、授業のペースは“公立の小学校”よりも早く、そのペースについていけなくなることがあります。
小3や小4からついていけなくなる
小1や小2の頃は、授業のペースはそこまで早くはありません。
しかし、小3や小4の頃になると明らかに授業のペースが早くなり、小3で小4の内容を小4で小5の内容をという風に授業のペースが早くなります。
この頃になると、小1や小2の頃と比べて、授業のペースについていけなくなる小学生が増えてきます。
高学年になると授業の難易度がさらに高くなるので、この機会にきちんと対処しておかなければいけません。
原因③:通っている塾と学習範囲がずれている
“私立の小学校”の中には、中学受験の進学塾に通っている小学生も少なくないでしょう。お子さまが該当するなら、「通っている塾と学習範囲がずれている」ことを疑ってください。
と言いますのも、通っている進学塾と学校の学習単元がずれていることがほとんどだからです。
そうすると、お子さまが勉強しなければいけない量が単純に2倍になってしまいます。もちろん、それをこなせる小学生もいますが、必ずしも全員がこなせるわけではありません。
ただし、裏を返せば片方(学校の勉強)に集中すれば、状況は一気に改善します。そこまで心配する必要はありません。
【私立の小学校】学校の授業・勉強についていけない時の3つの対処法

上記の3つの原因を踏まえて、今すぐできる対処法を3つご紹介します。
- 対処法①:学校の授業だけに勉強を一本化する
- 対処法②:苦手単元を復習する
- 対処法③:“公立の小学校”に転校する
効果的な対処法は上記の3つです。
それぞれの対処法について、詳しく見ていきましょう。
対処法①:学校の授業だけに勉強を一本化する
まずは、学校の授業だけに勉強を一本化してください。
といっても、「他の習い事をやめてください」という意味ではありません。「学校の授業に沿った勉強をしてください」という意味です。
進学塾に通っているなら、一時的でも構わないのでストップし、学校の授業に沿って勉強できる個別指導塾や家庭教師に切り替えることをおすすめします。
1対1のマンツーマン指導に切り替えて、
- 授業の復習に力を入れる
- 宿題のフォローをしてもらう
- 単元テストや定期テストの対策をする
など、学校の授業に沿った勉強に絞ることで、お子さまの負担が一気に軽減され、授業についていけるようになります。
もちろん、学校の授業についていけるようになったら、進学塾に復帰すれば良いのです。
対処法②:苦手単元を復習する
対処法①とセットで取り組まなければいけないのが、“過去に学習した”苦手単元の復習です。
そこで、
- “前の学年”の問題集を解き直す
- 過去の単元テストや定期テストを復習する
など、前の学年にさかのぼって復習してください。
確かに面倒な作業ですが、苦手単元を克服しない限り、明るい未来は待っていません。
勉強は小学校だけでなく、中学受験、中学校、高校と続いていきます。そして、苦手単元を克服しない限り、雪だるま式に「わからない」が増えていきます。
この機会に、思い切って親子で苦手単元を克服しましょう!
参考:苦手単元を“最短で”克服する方法
個人的には、夏休みや冬休みだけ家庭教師をつけて、一気に克服する方法がおすすめです。
その理由は、(学習塾とは違い)家庭教師はカリキュラムがないので、苦手単元だけに絞って指導してもらえるからです。
しかも、最近は(必要な回数だけなど)短期間だけ安く利用できるサービスも多いので、コスパを考えても利用する価値は大きいと思います。
- どこから手をつければ良いのかわからない
- 苦手単元の克服に時間をかけたくない
- 親子だけでは不安…
このような家庭は、短期間だけ家庭教師を利用して、一気に決着をつけましょう!
» 参考:【1ヶ月だけOK!】家庭教師を短期間だけ利用する2つの方法
対処法③:“公立の小学校”に転校する
対処法①と対処法②のどちらも試したけれど、それでも授業についていけないなら、思い切って“公立の小学校”に転校することも検討しましょう。
そんな小学生の保護者の方が、口をそろえて言われるのが、
- 学校に相談しても解決しなかった
- 学校のペースや難易度がわが子には合わなかった
- “公立の中学校”から高校受験に挑戦する方が、わが子には向いている気がする
といった声でした。
そして、個人的にもその決断を全面的に支持します。
なぜなら、子どもによって学力が伸びるタイミングが異なるからです。小学校で学力が伸びる子どももいれば、中学校で学力が伸びる子どももいます。
そして、お子さまが後者であるなら、小学校で無理をさせる必要はありません。中学校での成長に期待して、高校受験に挑戦すれば良いのです。
要注意!小学受験という選択は失敗ではない
たまに、“私立の小学校”の授業についていけなくなったわが子を見て、「小学受験が失敗だった…」と後悔している親を見かけますが、それは誤った認識です。
なぜなら、小学受験の時点ではどのタイミングで学力が伸びるかなど、誰にも予測できないからです。
だから、小学受験をして“私立の小学校”に入学したことは失敗ではありません。
大切なことは、
- このまま“私立の小学校”に通い続ける
- “公立の小学校”に転校し、高校受験を目指す
どちらの選択がお子さまにとってベストなのかを見極めることです。
まとめ:まずは、学校の授業に沿った勉強を!

というわけで、今回は以上です。
私立の小学校の授業・勉強についていけない原因とその対処法について解説しました。
この記事のおさらいです。
授業についていけなくなる3つの原因
- 原因①:オリジナル教材の難易度が高い
- 原因②:授業のペースが早い
- 原因③:通っている塾と学習範囲がずれている
公立の小学校とは異なる、私立の小学校のオリジナル教材の難易度や授業のペースが大きな原因でした。また、中学受験の進学塾に通っているなら、学習範囲のズレも疑う必要がありました。
授業についていけない時の対処法
- 対処法①:学校の授業だけに勉強を一本化する
- 対処法②:苦手単元を復習する
- 対処法③:“公立の小学校”に転校する
まずは、対処法①と②を参考に、学校の授業に沿った勉強に切り替えることをおすすめします。必要なら、短期間だけ家庭教師を利用する方法もあります。
それでも難しい時は、対処法③の公立の小学校への転校も検討されてみてはと思います。
あくまでも、筆者の経験に基づく個人的な意見ですが、多少なりとも参考になれば幸いです。



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