【自分でできる!】公開テストの点数が上がる「解き直し」の方法

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受験生の母親
公開テストの解き直しの方法を知りたい浜学園生の母親

公開テストの解き直しをしたいけれど、どうやってすればいいのかしら…。点数アップに繋がるいい方法を知りたいです。受験生本人が自分でできる、具体的な方法を教えてください。

このような疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 【自分でできる!】公開テストの点数が上がる「解き直し」の方法
  • 注意点:解けるようにならないと点数は上がりません

記事の信頼性

この記事を書いている筆者は、家庭教師での公開テスト対策の指導歴18年ほど。これまでに、100人以上の浜学園生に公開テストの解き直しを指導してきました。

この記事では、そんな筆者の経験を踏まえて、受験生本人が自分でできる公開テストの解き直しの方法について解説します。また、解き直しでの注意点についても解説します。

※浜学園の公開テストに限らず、どの公開テストでも同様の方法で解き直しができます。ぜひ参考にしてみてください。

【自分でできる!】公開テストの点数が上がる「解き直し」の方法

早速ですが、公開テストの解き直しの方法について解説していきます。
分かりやすく3ステップにまとめました。

解き直しの方法【3ステップ】

  • ステップ①:不正解だった問題の正答率を確認する
  • ステップ②:不正解だった問題をノートに解き直す
  • ステップ③:正解できるまで繰り返し解く

ステップごとに詳しく解説していきます。

ステップ①:不正解だった問題の正答率を確認する

まずは、不正解だった問題の正答率を確認します。

※ちなみに、正答率は「試験結果の資料」の「科目別・答案結果」に載っています。

その中から、正答率50%以上の問題をピックアップしてください。

正答率50%以上の問題は、受験生の半分以上が正解した難易度がそこまで高くない問題です。もう少し厳しく言えば、正解しなければいけない問題です。

というわけで、不正解だった問題の中でも、正答率50%以上の問題だけを解き直します。

正答率50%未満の問題は後回し

正答率50%未満の問題は、解き直しに慣れてきたり、点数が上がってきてからでOKです。

ただし、永遠にスルーとはいきませんよ。特に、難関校を受験するなら、正答率30%台の問題まで解き直しをしてください。

この辺りは、志望校の難易度に合わせて、解き直しをする問題を決めてください。

ステップ②:不正解だった問題をノートに解き直す

解き直し用のノート(通称、解き直しノート)を1冊作ってください。

※科目ごとにノートを分けても構いません。お好みでどうぞ!

そして、ステップ①でピックアップした問題をノートに解き直します。

ちなみに、自力で解く必要はありません。公開テストの解説やテキストなどを見ながらで構いません。

解き直すというよりも、正解の解き方をノートにまとめるというイメージですね。

できれば問題文も貼っておこう!

自宅にプリンターがあるなら、問題文のコピーを貼っておくことをおすすめします。

※スマホで問題文を撮影して、プリンターで印刷してください。

理由は、後でノートを見直した時に「不正解だった問題」と「正解の解き方」がセットで分かるからです。

こうしておけば、移動中の車内や公開テストの会場などでノートを見直せるので、とっても便利ですよ!

なお、教科別の「解き直しノート」の作り方を知りたい方は「【中学受験】模試・過去問の「解き直しノート」の作り方【簡単です】」の記事をどうぞ。

ステップ③:正解できるまで繰り返し解く

ノートに解き直しただけでは、公開テストの点数はアップしません。

理解できるまでノートを見直して、正解できるまで何度も解きましょう。

不正解だった問題を正解できるようになるまでが解き直しです。

大変な作業ですが、これをすれば点数が一気に上がります。

注意点:解けるようにならないと点数は上がりません

当たり前ですが、不正解だった問題を解けるようにならないと点数は上がりません。

ところが、不正解だった問題の解き直しをして、そのことに満足してしまっている受験生がほとんどです。これではいけません。

大切なことは、今後同じ(または同じような)問題を目にした時に、解けなければいけません。

そのためにも、不正解だった問題を解けるようになるまでが、解き直しだと思ってください。

はじめは模範解答の丸写しでも良い

とはいえ、いきなり完璧な解き直しができるはずがありません。

なので、はじめは模範解答の丸写しでも構いません。解き直しをすることが大切です。

なぜなら、解き直しをする受験生ほど点数が上がっていくからです。反対に、解き直しをしない受験生はなかなか点数が上がりません。

解き直しをする中で、解ける問題を少しずつ増やしていけばいいのです。

先ほども紹介しましたが、具体的な「解き直しノート」の作り方は、「【中学受験】模試・過去問の「解き直しノート」の作り方【簡単です】」の記事が参考になります。

まとめ:「解き直しノート」は受験生のバイブルです

これは、筆者が受験生と解き直しをする時に話していることです。

「解き直しノート」の中には、受験生本人の苦手な問題が詰まっています。

それらをすべて解けるようになれば、もはや鬼に金棒です。恐れるものはありません。

入学試験の前日に、「解き直しノート」を見直しているお子さまの姿を想像してみてください。その時、「あとはこのノートさえ見直せば大丈夫!」と思えるようなノートでなければ意味ありません。

そんな、最強のバイブルを作ってほしいと願っています。

なお、公開テスト対策に関する記事は下記にまとめています。気になる方はそちらもどうぞ。

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