【中学受験】過去問が解けないなら家庭教師を利用すべき4つの理由

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受験生の母親
過去問が解けない受験生の母親

志望校の入試の過去問が解けません…。進学塾では過去問を扱ってもらえないけれど、家庭教師を利用した方がいいのかなぁ?家庭教師を利用するメリットを教えてください。

このような悩み・疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 【中学受験】過去問が解けないなら家庭教師を利用すべき4つの理由

記事の信頼性

この記事を書いている筆者は、塾講師・家庭教師での中学受験の指導歴19年ほど。これまでに、1,000人以上の受験生を指導してきました。

この記事では、そんな筆者の経験を踏まえて、過去問が解けないなら家庭教師を利用すべき理由について解説します。

※志望校の過去問が解けなくて悩んでいる受験生の保護者や、家庭教師を検討している方に役立つ記事です。

【中学受験】過去問が解けないなら家庭教師を利用すべき4つの理由

志望校の入学試験の過去問対策は、受験勉強で最も重要なパートです。

なぜなら、過去問が解けるようにならなければ、合格はあり得ないからです。

ちなみに、筆者が受験生に意識させているのは、「最終的に過去問を9割以上正解できるようになれば、合格圏内」です。

なので、過去問のやり込み具合で受験の合否が決まると言っても過言ではありません。

その意味では、過去問が解けないなら、迷わず家庭教師を利用することを強くおすすめします。

※なお、中学受験では学生講師ではなくプロ講師を利用する方が多いので、ここではプロ講師を想定してお話しします。

家庭教師を利用すべき4つの理由

  • 理由①:過去問をやり込まないと合格できない
  • 理由②:志望校の傾向と対策がわかる
  • 理由③:発破をかけてもらえる
  • 理由④:家庭教師を利用するライバルが多い

主な理由は、上記の4点です。
それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。

理由①:過去問をやり込まないと合格できない

先ほども触れた通り、筆者の経験では、過去問のやり込み具合で合否が決まります。

もちろん、それまでの受験勉強も多少は影響するのですが、受験勉強で最も重要なパートが過去問対策であることは間違いありません。

その証拠に、

  • それまでの判定が良くても、過去問をおろそかにすれば失敗する
  • それまでの判定が悪くても、過去問をやり込めば逆転合格できる

という傾向があります。

少し驚くかもしれませんが、結局は「過去問のやり込み具合」で受験の合否が決まると言っても過言ではありません。

だから、3年間かけて受験勉強をした後、5校や6校も受験して、ことごとく失敗する受験生がいる一方で、たとえ1年間でも1校に絞って過去問をやり込んで合格する受験生がいるのです。

この事実からも、いかに過去問をやり込むことが重要なのかがわかるはずです。

だから、解けない問題は家庭教師に解説してもらい、最終的に過去問を9割以上を正解できるようにならなければいけないのです。

5校や6校もの過去問を中途半端に眺めているようでは、1校に絞って過去問をやり込んでいるライバルに勝てるはずがありません!

理由②:志望校の傾向と対策がわかる

入学試験は、中学校によって出題される問題にかなりの偏りがあります。

なので、入学試験までにその傾向を理解し、出題される単元だけを集中的に対策することが、合格のカギとなります。

ただし、それを受験生や保護者が自分たちで見極めるのは簡単なことではありません。

そこで、過去10年分の過去問を購入し、プロ講師に傾向を調べてもらうことをおすすめします。

  • 10年間で頻出の単元はどれか?
  • 10年間で出題されていない単元はどれか?
  • 10年間で傾向に変化があるか?それともないか?
  • ここ数年の出題傾向はどうか?

こうした傾向と対策がわかれば、かなり的を絞って対策することができます。

例えば、10年間で特定の単元から繰り返し出題されているなら、過去に一度も出題されていない単元が、今年の入学試験でいきなり出題されるとは考えにくいですね。

このように、家庭教師に過去問の傾向を分析してもらえば、今年の入試に向けてどの単元を集中的に対策すべきかが見えてくるというわけです。

当然、何も知らずに対策している受験生よりも、圧倒的に有利です。

理由③:発破をかけてもらえる

失敗する受験生の共通点は、「過去問のやり込み具合があまい」です。

特に、それまでの志望校の判定が良い受験生ほど、過去問をおろそかにして足元をすくわれることがあります。

筆者が日頃、受験生に意識させているのは、「過去問は5年分を最低でも3周解き、最終的に9割以上が正解できるようになる」です。

志望校が1校なら、10年分を解かせることも珍しくありません。繰り返しますが、それだけ過去問のやり込み具合が重要なのです。

しかし、自分でそこまでやり込める受験生はこれまで見たことがありません。

ひどい受験生は、赤本を買って眺めているだけとか、昨年の過去問を1回解く程度です。(←典型的な、失敗する受験生です)

(筆者をはじめ)家庭教師は、そんな「受験生のあまえ」を本気でダメ出しします。

  • このままだと危ない!
  • ここをもっと復習しなさい!
  • ペースが遅い!

など、受験生にどんどん発破をかけます。

実は、こうしたゲキを飛ばすことで受験生本人が焦りを感じ、本気になることがよくあります。

なぜなら、最後まで焦るくらいでなければ合格できないからです。安心しているようではいけません。

理由④:家庭教師を利用するライバルが多い

最後に、過去問対策に家庭教師を利用するライバルが多いことも忘れてはいけません。

と言いますのも、受験生によって志望校が異なるので、進学塾では過去問を扱ってもらえないからです。

実際、毎年夏以降になると、過去問対策の依頼が殺到します。

そして、(筆者もそうですが)秋以降は過去問対策が受験勉強のメインとなり、年明け以降は過去問のみを総復習します。

ただし、受験勉強における過去問対策が占める割合は、受験生によってバラバラです。入試までにしなければいけないことを見極めながら判断します。

このあたりの見極めは、やはりプロ講師の腕の見せどころでして、しなければいけないことを明確に指示してもらえると思います。

いずれにしても、過去問対策に家庭教師を利用することで、ライバルと大きな差がつくことは間違いないと思います。

まとめ

というわけで、今回は以上です。

過去問が解けないなら家庭教師を利用すべき理由について解説しました。

繰り返しになりますが、過去問が解けるようにならなければ、合格はあり得ません。なんなら、過去問のやり込み具合で合否が決まります。

過去問が解けずに悩んでいるなら、迷わず家庭教師に相談してみてください。費用がかかるとはいえ、それだけの価値があることは間違いありません。

それでは、どのライバルよりも過去問をやり込んで、志望校合格をつかみましょう!

この記事が、多少なりとも参考になれば幸いです。

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