【塾と家庭教師どっちがいい?】家庭教師向きな中学生の4つの特徴

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中学生の母親
学習塾と家庭教師とで迷っている中学生の母親

学習塾に通っても成績が上がらない…家庭教師に変えるべきかしら?家庭教師向きな中学生の特徴を教えてください。

このような悩み・疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 【塾と家庭教師どっちがいい?】学習塾と比較した家庭教師の特徴は?
  • 学習塾よりも家庭教師向きな中学生の4つの特徴

記事の信頼性

この記事を書いている筆者は塾講師・家庭教師での指導歴16年ほど。
学習塾と家庭教師、それぞれの特徴を知り尽くしています。

この記事では、そんな筆者の経験を踏まえて、学習塾と比較した家庭教師の特徴について解説します。
また、学習塾よりも家庭教師向きな中学生の特徴についても解説します。

【塾と家庭教師どっちがいい?】学習塾と比較した家庭教師の特徴は?

まずは、学習塾と比較した家庭教師の特徴について確認しましょう。

大きな違いである、7つの項目について比較してみました。

学習塾 家庭教師
授業の内容 カリキュラムに沿った内容 生徒に合わせた内容
宿題の内容 全員が同じ内容 生徒に合わせた内容
使用するテキスト 選べない 選べる
質問のしやすさ 質問しにくい 質問しやすい
周りの影響・刺激 受けやすい 受けにくい
料金 安い 高い
送迎の手間 あり なし

上記の通り。
学習塾では、ある程度のカリキュラムがあり、生徒一人ひとりの要望に応えることはできません。

一方、家庭教師なら授業や宿題の内容だけでなく、使用するテキストまで、生徒の要望にほぼ100%応えることができます。

まとめると、「家庭教師は学習塾よりも料金は高いが、より細かな要望に応えてもらえる」といった感じですね。

家庭教師のメリット・デメリットは?

家庭教師のメリットとデメリットについても確認しておきましょう。

メリット

  • 授業と宿題の内容を生徒に合わせてくれる
  • 講師に質問しやすい
  • 使用するテキストを選べる
  • 苦手な教科や単元の復習もできる

上記の通り。
1対1の個別指導スタイルなので、生徒の要望にほぼ100%応えてもらえます。

学習塾に通っていたけれど、授業のペースが合わなかったり、質問しにくかった、という中学生には大きなメリットですね。

また、定期テスト対策だけでなく、学年を遡って復習もできるので、苦手な教科や単元の克服にも最適かと思います。

デメリット

  • 学習塾に比べて、料金が高い
  • 周りからの影響・刺激を受けにくい

上記の通り。
学習塾よりも料金は高いですが、たった1人の生徒のためだけの授業なので、学習塾よりもはるかに質の高いものです。

費用対効果では学習塾よりも上なので、個人的には大きなデメリットとは思いません。

一方で、定期テスト前や入学試験前の学習塾の雰囲気を経験できないことが最大のデメリットかと。周りからの影響や刺激を受けないため、なかなか受験モードにスイッチが入らない中学生も少なくありません。

家庭教師向きな中学生の4つの特徴

  • 特徴①:苦手な教科や単元が多い ※前学年の内容が分からない
  • 特徴②:学習塾の授業のペースが合わない
  • 特徴③:学習塾の宿題の答えを写している
  • 特徴④:なかなか勉強が手に付かない

上記の通り。
それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。

特徴①:苦手な教科や単元が多い

まずは、苦手な教科や単元が多い中学生です。

中学校の勉強は、数学と英語を筆頭に中1からの積み重ねが重要です。そのため、既に学習した単元を理解できていない場合、現在の学習内容の理解を妨げる原因となります。

学習塾ではカリキュラムが決まっているため、前学年の復習はできません。前学年の内容が足を引っ張り、なかなか成績が上がらない中学生も少なくありません。

その点、家庭教師なら苦手な単元があれば、たとえ前学年であってもその単元の復習をします。そして、その単元を理解してから次へ進むため、着実に学力が定着します。

特徴②:学習塾の授業のペースが合わない

続いて、学習塾の授業のペースが合わない中学生です。

既にお話ししたように、学習塾の授業はカリキュラムに沿って行われます。そのため、授業のペースが合わないことが懸念されます。

授業のペースが早すぎるなら、授業の内容を十分に理解できないかもしれません。反対に、授業のペースが遅すぎるなら、環境を変えればもっと成績が上がる可能性があります。

家庭教師なら、授業の内容やペースに過不足は生じません。

特徴③:学習塾の答えを写している

次に、学習塾の答えを写している中学生です。

このような状況なら、今すぐ通っている学習塾をやめるべきです。多くの学習塾のデメリットとして挙げられるのが、「宿題の確認を行わないこと」です。その結果、宿題を真剣に取り組まない中学生が多いのです。

学習塾に通っても成績が上がらない、代表的な原因の1つですね。

実際のところ、宿題の内容と取り組み方は成績に大きく影響します。

家庭教師なら、宿題の内容や量をお子さまと一緒に決めます。そして、宿題の確認と解説が授業の大半を占めるため、宿題への取り組み方が大きく改善します。

特徴④:なかなか勉強が手につかない

最後に、なかなか勉強が手につかない中学生です。

勉強に対する意欲がわかない、やる気が出ない、そんな中学生には家庭教師とのタッグが効果的ですね。

定期テストに向けた学習計画を立てることから始まり、テスト勉強の状況を報告・確認をしてもらうことで、テスト勉強への意欲にも繋がります。

思春期の中学生にとって、家族からのアドバイスは鬱陶しく感じるものです。その一方で、家庭教師には勉強の悩みはもちろん、家族や友達にはできないような相談をしてくれる中学生が多いですね。

まとめ

というわけで、今回は以上です。

学習塾と比較した家庭教師の特徴と、家庭教師向きな中学生の特徴について解説しました。

塾講師をしていると、家庭教師にすれば成績が上がるだろうに、という中学生を数多く見かけます。読者の皆さんも、この記事でご紹介した「家庭教師向きな中学生の4つの特徴」に当てはまるなら、ぜひ家庭教師を検討してみてはと思います。

最後に、家庭教師選びに役立つ記事をまとめておきます。

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