【家庭教師バイト】実際にあったトラブル事例とは?【対処法も解説】

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大学生
家庭教師バイトのトラブルが心配な大学生

家庭教師バイトではどんなトラブルがあるんだろう…。トラブルが起こったら、どのように対処すればいいのかな?トラブルを避けるための注意点も教えてください。

このような悩み・疑問にお答えします。

この記事の内容

  • 【家庭教師バイト】実際にあったトラブル事例とは?
  • 家庭教師バイトでのトラブル対処法
  • トラブルを避けるための注意点とは?

記事の信頼性

この記事を書いている筆者は、家庭教師歴16年ほど。
大学生の頃に家庭教師バイトをはじめ、現在はプロ家庭教師として指導しています。

この記事では、そんな筆者が実際に経験した、家庭教師バイトでのトラブル事例をご紹介します。
また、家庭教師バイトでのトラブル対処法と、トラブルを避けるための注意点についても解説します。

※家庭教師バイトをされている方向けの、家庭教師バイトでのトラブルを解決するための記事です。筆者自身が経験したトラブルと、どのように対処したのかを紹介します。現在、家庭教師バイトでトラブルを抱えている方や悩んでいる方の解決に繋がる記事を執筆します。

【家庭教師バイト】実際にあったトラブル事例とは?

家庭教師バイトをしていると、家庭との間でトラブルが発生することがあります。
そして、トラブルは決して珍しいことではありません。

補足:トラブルは珍しくありません

本題に入る前にお話ししておきたいことは、家庭教師バイトでのトラブルは決して珍しいことではない、ということです。

筆者も大学生の頃から家庭教師バイトをしていましたが、何度か家庭との間でトラブルを経験しました。また、前任の家庭教師との間でトラブルがあった家庭の、後任の家庭教師として指導を担当したことも一度や二度ではありません。

実際、プロの家庭教師でも家庭とのトラブルは珍しくないので、トラブルが起こったこと自体については、あまり自分自身を責めすぎないように注意してください。

※ただし、その後の対処法は重要です。この記事で正しい対処法を学んでくださいね。

それでは本題に入っていきましょう!

実際にあったトラブル事例【3つを紹介】

  • トラブル①:生徒が頻繁に当日ドタキャンする
  • トラブル②:勤務態度について苦情が入る
  • トラブル③:学校の提出物の管理を頼まれる

上記の通り。
トラブルだけでなく、家庭教師バイトで経験した悩みも含みます。

※今後、家庭教師バイトをする中で同じような悩みを経験するかもしれません。それぞれのトラブルの結末と、筆者がどのように対処したのかを公開しておきますので、この機会に目を通しておくことをおすすめします。

トラブル①:生徒が頻繁に当日ドタキャンする

家庭教師バイトで最も悩まされたのが、度重なる生徒の当日ドタキャンでした。

指導日の当日になって、下記のような理由で授業をキャンセルしたい、という連絡が入りました。

  • 当日になって、子どもの体調が悪くなった
  • 学校から帰宅すると熱が出た
  • 他の習い事の振替が急遽入った

振替授業をさせてもらえない

指導日の当日であっても、生徒の体調が優れない場合には、当日のドタキャンは仕方ありません。
その場合、キャンセルになった授業の振替授業を別日に行うのが一般的です。

ところが、他の習い事が忙しいため、振替授業をできる曜日がなく、振替授業をさせてもらえなかったのです。

こんなことが頻繁にあり、毎月4回の契約にも関わらず、1回か2回しか授業を行えませんでした。
当然、給料は減るわけでして、相当悩まされました。

家庭教師派遣会社に相談しても未解決

まずは、家庭教師派遣会社に相談しました。

家庭教師派遣会社の担当者から、なるべく振替授業を行うように生徒の保護者に働きかけてくれましたが、最後まで状況が改善することはありませんでした。

さすがに話にならないので、年度末に適当な理由を作って辞めました。

要注意:特殊な契約形態の家庭教師派遣会社がある

ほとんどの家庭教師派遣会社では、授業の実施回数に関わらず、契約時の規定の回数分の授業料が毎月引き落とされます。

ところが、この家庭教師派遣会社の場合、「実施回数分の授業料を翌月に銀行口座から引き落とす」という特殊な契約形態だったのです。

その結果、生徒は必要な時だけ授業を受講し、必要でない時は授業をキャンセルしていたのだと思います。(キャンセルすれば授業料を払わなくて済むわけですから…)

※このような契約形態の家庭教師派遣会社で家庭教師バイトをされて、筆者と同じような悩みを抱えているなら、他社で働くことをおすすめします。ほとんどの家庭教師派遣会社の場合、当日キャンセルは給料が保証されたり、キャンセルした授業の振替授業を実施できるはずです。

トラブル②:勤務態度について苦情が入る

家庭教師派遣会社を巻き込んで、講師交代にまで追い込まれた経験が一度だけあります。
それは、筆者の勤務態度について、生徒の保護者から家庭教師派遣会社に苦情が入った時でした。

苦情の内容は、「規定の指導時間よりも、実際の指導時間が短い」でした。

※当時、大学生だった筆者は、規定の時間がきたらすぐに授業を終了していました。今思うと、そんな筆者の勤務態度が、保護者からすると熱心さや誠実さが欠けると映ったのではないかと思います。

担当から外され、干されました

生意気だった筆者は、家庭教師派遣会社の担当者による事情聴取に反論したことを覚えています。

「成績が悪い原因を家庭教師である筆者に押し付けているだけだ!」と…

家庭教師派遣会社の担当者からは、特に責められることはありませんでしたが、担当から外れ講師交代となりました。その後、その家庭教師派遣会社からは一度も生徒を紹介されなくなりました。

※今となれば、我が子の成績が悪いだけで家庭教師派遣会社に苦情を入れる保護者はいないと思います。恥ずかしながら、生徒や保護者の気持ちを考えるきっかけになった、苦い経験です。

なお、大学生の頃の筆者に読ませたい、家庭教師バイトの心得については、「【確認しないと危険!】家庭教師バイトを始める際の注意点【3つある】」の記事で解説しています。

トラブル③:学校の提出物の管理を頼まれる

家庭教師バイトをしていると、自分がしたくない業務を生徒の保護者から依頼されることがあります。
筆者がよく経験したのは、学校の提出物の管理でした。

※学校の提出物を期限までに提出できない生徒だったので、提出物の準備から提出のチェックまでを頼まれました。

その時は、「それって、家庭教師の業務内容なの?」と思いながら、渋々ながら学校の提出物の管理を行いました。

ところが、その後、「学校の提出物を期限までに提出できるようになりました!先生のお陰です!」と保護者に大変感謝されたのです。筆者としては、そんなことで喜んでもらえるのか!と拍子抜けました。

生徒・保護者の要望を最優先しよう!

家庭教師の指導内容は、生徒や保護者の要望を最優先に考えなければいけません。
※家庭教師がしたい内容ではなく、生徒や保護者がしてほしい内容でなければいけません。

そして、上記の「学校の提出物の管理」のように、その内容は生徒や保護者によってそれぞれ異なります。

筆者の場合はトラブルにまでは発展しませんでしたが、自分本位な授業を行ったり、生徒や保護者の要望を無視すれば、トラブルにも発展しかねないと思います。嫌々だったり、渋々するのも要注意です。

家庭教師17年目の現在では、進んで学校の提出物の管理をしています。そして、生徒や保護者からも好評です。

家庭教師バイトでのトラブル対処法

ここからは、家庭教師バイトでのトラブル対処法について解説します。

結論:家庭教師派遣会社に相談する

結論として、家庭との間でトラブルが起こったら、家庭教師派遣会社に相談するしか方法はありません。

と言うより、家庭教師派遣会社はそのためにあり、トラブル解決は彼らの仕事です。家庭教師本人の出る幕ではありません。

すぐに、家庭教師派遣会社に連絡しましょう。

※報告を怠ると、なぜ報告しなかったのかと、家庭教師派遣会社から追求を受けることになります。下手に自分で解決しようとすると、かえって問題が大きくなる恐れがあります。

トラブルを避けるために相談しよう

たとえトラブルが起こっていなくても、今後トラブルに発展しそうなら、早めに家庭教師派遣会社に相談しましょう。

また、悩み事があるなら、自分一人で抱え込んだり、自分で判断するのではなく、家庭教師派遣会社に相談する方が懸命です。

同じような悩みを抱えた大学生はあなただけではありません。過去の事例をヒントに、家庭教師派遣会社の担当者が解決策を教えてくれるはずです。

トラブルを避けるための注意点とは?

ここでは、トラブルを避けるために筆者が普段気をつけていることを公開します。

※上記でご紹介した、筆者自身の家庭教師バイトでの悩みやトラブル、失敗はどうすれば避けられたのか、当時の筆者に向けたアドバイスとして書きます。

結論:保護者とのコミュニケーションを大切に!

家庭教師バイトでのトラブルの多くは、保護者とのコミュニケーション不足が原因です。

普段から時間を割いてコミュニケーションを取っていれば、保護者が何に満足しているのか、何に不満を感じているのか、気づけるチャンスがあります。

また、家庭教師自身の意見や考えを普段から保護者に伝えておくことも大切です。普段から意見交換できる関係を築けていれば、トラブルには発展しにくくなります。

指導報告に時間を割こう

保護者との十分なコミュニケーションのためにも、授業後の指導報告に時間を割きましょう。

その日の指導内容の報告だけでなく、理解度や宿題の取り組みなど、生徒の現状をできるだけ詳しく保護者に伝えます。
※参考までに、筆者が普段行なっている、指導報告の内容は下記の通り。

  • (1)指導内容と理解度
  • (2)宿題の取り組み状況
  • (3)次回までの宿題の内容
  • (4)現状を踏まえた、今後の指導方針

特に、何を理解できていて、何を理解できていないのか、生徒の現状を保護者と共有することが大切です。

理解できている内容だけを報告すると、保護者は生徒の理解度を誤解する恐れがあります。生徒の現状を正確に伝えるようにしましょう。

指導報告の目的は、生徒・保護者・家庭教師の三者での正確な情報共有です。

まとめ

というわけで、今回は以上です。

筆者が実際に経験した、家庭教師バイトでのトラブル事例をご紹介しました。また、家庭教師バイトでのトラブル対処法と、トラブルを避けるための注意点についても解説しました。

繰り返しになりますが、家庭教師バイトでのトラブル対処法は、家庭教師派遣会社に相談することです。また、トラブルを避けるためには、保護者とのコミュニケーションが大切です。

この記事が、家庭教師バイトでのトラブルにお困りの方の参考になれば幸いです。

最後に、家庭教師バイトに役立つ記事をまとめておきます。

【家庭教師バイト】始める際の注意点

【家庭教師バイト】時給の相場は?

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